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Kommissar Rex S4-#8 「魅惑の被写体」

一体誰が悪いんだ??

事件が起きる前に
チーム・ブラントナーは警察本部で表彰を受けることになりました。
そんなに活躍してたっけ?
ウィーン警察はボスの名前でチーム名を言うんですね。
性犯罪を追うのはチーム・クレイゲンとか
失踪者を探すのはチーム・マローンとか
マイアミで証拠を分析してるのはチーム・ホレイショとか(笑)
それでチーム・ブラントナーはチーム・モーザーより結果を出したってことですか?
モーザーだってそれなりに頑張っていたと思うんですけど。
とにかくこのチームの古株はレックスだったので
レックスだけがメダルをいただきました。
ベックはそれが気に入らない。
レックスをソーセージパンで釣ってメダルをくすねようとしたけど
レックスはメダルのコピーしかくれませんでした。
自らコピー機を操るレックスはさすがでしたが
コピーのふたをしないと真っ黒になっちゃうと思うんですけど。

rex4-8-1.jpg
メダルをいただき自慢げなレックス

今回の困った事件。
妻が若い男と浮気したのを知った夫が
出張先からさっさと戻ってきて妻を絞殺。
それを見ていたのが向かいのアパートの管理人。
上に住んでる住民に魚とオウムの世話を頼まれ
餌をやるついでにカメラを持って行って
向かいのセクシー妻をせっせと隠し撮りしていたのでした。
そうしたら絞殺シーンまで写してしまった。

さっさと警察に通報すればよかったんだけど
自分も覗きの張本人だから、証拠品は提出しにくいし
そこで管理人が考えたのが写真を夫に見せてゆすりを行うこと。
この計画はそれなりに効果がありました。
だけど馬鹿じゃない夫はゆすってる相手が隣のアパートの住民だと思って
ちょうど写真を撮った場所だと考えられる部屋からオウムの声がすることを確認。
管理人が上で電話して脅したことが間違いでしたね。
旅先から帰ってきた住民が脅した相手だと思われ
同じように絞殺されてしまいました。
だけど彼が写真を撮ったのではないことがわかり
夫は管理人を襲おうとするけれどタイミングが悪く
管理人が家具店で警備員をやってることを知って
店に忍び込んで閉店後管理人を追い詰め、
絨毯を吊るす機械?に管理人を縛って吊るします。
夫はどうしても絞殺しなければ気が済まないらしい。
何故でしょう。

警察はなかなか真相に近づけず。
最初は妻を殺したのは愛人だと思い
アレックスは愛人を必死で追いかけます。
得意の廃屋倉庫らしきところで
(ウィーンには一体廃屋倉庫がいくつあるのでしょう)
アレックスは愛人を追いかけますが
建物の梁に上ったアレックスを見て
一足先に降りた愛人ははしごを外してしまいます。
アレックス大ピンチ!と思ったらすかさずロープにつかまって
ターザンのように降りてきてそのまま愛人を確保。
その前にレックスさながらに塀を飛び越えて
ベックに運動神経を見せつけたいのかと嫌味を言われてましたが
アレックスのスタントなしアクションの数々は
将来はケルンの高速警察で働くぞという意欲が見え見えに
思えてしまいます(笑)
こんな相棒が育つのをゼミルは待っていたんだね。
そしてアレックスが運動神経をアピールすると
レックスはさらにその上を行くスーパージャンプを披露していました。

rex4-8-2.jpg
自慢げにほくそ笑むアレックス

夫の出張アリバイを崩すために
ミュンヘンへの往復の交通経路を考えたり
頭を使った推理も多少あり。
レックスのフォーチュンクッキー好きが
証拠写真の発見につながりました。
管理人の隠し撮りコレクションから
上の住民は間違えて殺されたこともわかって
家具店に急行したチーム・ブラントナーは
最後は機械に強いレックスが
絨毯吊り上げ機?のスイッチを切って
管理人を救ったのでした。

rex4-8-3.jpg
さらに自慢げなレックス

当然夫は悪いけど、浮気してた妻だって悪いし
覗いてた管理人も問題ありだけど
覗きたくなるように見せまくってた妻もやっぱり問題?
不幸なのは間違えて殺されてしまったオウムの飼い主です。
怪しい管理人に留守を任せたのが命取りとなりました。
そしてこれまたいつもながら
ウィーンのアパートが立派ですね。
そのまま文化遺産になってしまいそう…
でも水回りとか大丈夫なのかなと
ついつい気になってしまいます。
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Comments

みんながちょっとずつどうかしちゃっている感じで、
結構好きなエピソードかも(笑)。
ウィーンの建物、立派ですよね。
俗にいう「安アパート」なんてないのでしょうね(笑)。

>最後は機械に強いレックス
ああ、メダルのコピーはココの伏線でしたか!
蓋をせずにくっきりとれるコピー機のほうに注目してしまいましたよ。
失敗しました。
2011-07-03-10:00 カクテキ
[ 返信 * 編集 ]

相変わらず変な人だらけのウィーンで、変な事件でした。
メダルレックスがかっこよかったのでよしとします。
蓋しなくてもくっきりなコピー機は、是非オフィスに欲しいですね。
仕事がはかどります(笑)
そして文化遺産だらけのウィーンに恐れ入ってますが、家賃はどれくらいなんでしょうね?
ついでにウィーン警察の建物の全容がよくわからず。
表彰式をしてたのも警察内だったのかな?
2011-07-03-12:17 Garoto
[ 返信 ]

こんにちは。
絨毯を吊るす機械は初めて見ました。蓋をしなくてもいいコピー機などウィーンはいろいろ進んでいますね。レックスも取り扱いに慣れているようでしたし。

アレックスが登場してから、ヒト刑事のアクションも見られるようになりましたね。
レックスは喘息が完治したようで、華麗なジャンプを何度も見せてくれかっこよかったです。

今回も変なヒトいっぱいで楽しいエピでした。
2011-07-04-20:45 さとうさんた
[ 返信 * 編集 ]

前回の電動鍵開け機に続いて、電動絨毯釣り機でした。
オーストリアは画期的な電化製品があるってことなんですね(笑)
蓋をしないでいいコピー機は是非日本にも導入を!

ヒト刑事のアクション。
モーザー時代にはありえなかったですからね。
モーザーもそれなりに頑張っていたけど、どっこいしょって感じだったから。
アレックスが頑張ればレックスも負けずに頑張って、相乗効果です。

ウィーンの変な人たち、まだまだいろいろいるのでしょう…
2011-07-05-20:45 Garoto
[ 返信 ]






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