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コールドケース #9 「約束」

事件当時から時間が経っている方が面白いコールドケース。
今h会は1970年、大阪万博の開かれた年
高度経済成長期、こんなこともあったのかと驚き考えさせられるエピソードでした。

県内で起きた少年少女連続箱詰死体遺棄事件。
それに類似した事件が46年前にも起きていたということで
コールドケースの扉が開かれます。
さらに事件の手がかりとなる捜索のビラや写真が入っていたトランクが署に届けられたことから
身元不明の少年は児童保護施設「聖母・子供の家」に預けられていた
あきら君だとわかります。
あきら君は死の直前に小田原に住む里親に引き取られていたはずでした。
だが里親だという人物は戦後すぐに死亡しており
あきら君の姉は健在でしたが、遺体の写真は見た目が違い弟だとは思わず
実際DNA鑑定したところ姉弟ではないことが判明。
またあきら君と一緒に写真に写っていた男の子達は
みな心臓を患って死んでいたり、今も心臓疾患を抱えて生活していました。

どんどん謎が深まる事件。
当時子供の家で子供たちを世話していたシスターの一人は亡くなっていましたが
もうひとりのシスターは当時のことを語ろうとしません。
あきら君は虐待されていたのかもしれません。

科学クラブのメンバーだった一人が当時
亡くなったシスターに連れられて
病院で実験を受けていたことを思い出します。
病院では新薬の人体実験に子供たちを利用。
公害病の喘息が治るからと試したようですが
その副作用で子供たちは心臓を患うことになってしまいます。
さらにシスターは病院の医師と恋仲で
あきら君はシスターの子供でした。

シスターが結婚、出産は許されず
あきら君は身寄りのない少女と姉弟ということにされ
子供の家に連れてくることになりましたが
落ち着きのない子で里子に出してもすぐに戻されてしまいます。
今なら彼の持っている障害が診断でわかると思いますが
シスターは彼を引き取ってもらうために
なんとか大人しくさせなきゃとこっそり病院へ運び込んで
ショック療法を行ってもらいます。
人体実験も恐ろしいけれど、ショック療法も普通に行われていたんですかね。
ぞっとすることばかりですが
その失敗であきら君は死亡。
もうひとりのシスターが死体遺棄を提案し
シスターは我が子を箱に詰め山に置くと
その後も遺棄した場所に祈りに行っていました。

あきら君が万博に夢中で
将来お姉ちゃんと太陽の塔の下で再会しようと約束していたようです。
でもお姉ちゃんは再会できず、約束は果たせませんでした。

今回も当時を伝える楽曲が使われていましたが
ラストシーンにLet It Beが流れ
時代的にもストーリー的にもベストだなと感激。
この曲のために作った話のようにさえ感じてしまいました。
日本版コールドケース、よく頑張ってるなと思っているうちに
次回が最終話です。
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コールドケース #8 「ミレニアム」

今回の事件は横浜を飛び出して鎌倉、七里ガ浜で
1999年12月31日、ミレニアムのカウントダウンを楽しむために
海岸のレストランで妻や友人夫婦と飲んでいた柏原隆介が
気分が悪くなって先に帰ったときにひき逃げされ
死亡したという事件。
当時は目撃情報もなく、そのまま事故として処理されていたようです。

ミレニウム、懐かしいです!
でもそのころ日本に住んでいなかったので、
日本の盛り上がりは知りませんが
海岸でカウントダウンの花火とか上がってたんですね。
その割に事故当時、目撃者がいないのは不自然な気もしますが・・・

ところが16年後、その時間にひき逃げしたかもしれないと自白を始めた女性がいて
担当刑事から県警捜査一課に話が来て
コールドケースの扉が開かれることになりました。
自白をした人が茅ヶ崎署に来たから、茅ヶ崎で始まったのかな?
鎌倉と茅ヶ崎がごっちゃになってる気がするけど、まあそれはいいとして。

死亡した隆介と妻の真由美が学生時代からの付き合いで
さらに友人の三浦武司は真由美の幼馴染。
その後武司は妻と別れ、最近になって真由美と再婚していました。
真由美は息子と共に、隆介の夢だったサーフショップを営んでいます。

調べていくうちに当時の目撃者が現れますが
彼は引きこもり状態でした。
その情報によると轢いた車は自白した女性のものではなく
箱型セダンだそうで
持ち主も判明します。
その男はトラブルメーカーで、隆介たちをよく知っていて
その日も小競り合いがあったけど彼が轢いてはおらず。
実は車が盗まれたように見せかけて運転させた男が轢いてしまったんですが
隆介はすでに道路に倒れていたんだそうで。
きちんと検視してれば死因が特定できたはずなのに
正月で面倒だったのかな。

毒による殺人路線が出てきたとき
犯人は読めちゃいましたが
真由美のことをずっと好きだった武司の気持ちも分からないでもないけど
隆介を殺害して夫の座を奪ったところで、幸せになれていたのかな。
少なくとも真実が発覚するまでは、幸せなふりをしていたのかもしれないけれど
自ら命を絶つことを選んだとき、ずっと良心の呵責と戦い続けてきたのかなと感じました。
何も知らない真由美にはどうすることもできなかったし。
結局彼女と息子が悲しく切ない思いを背負っていくのでしょうか。
よくありがちの展開だったけど、この重苦しさが心に残ります。
ところで自白した女性は、いったい誰を轢いてしまったのでしょうか。

WOWOWのHPによると、日本版の刑事たちは
一応オリジナルとリンクしているんですね。
だから石川百合(リリーだし・・・笑)の妹はトラブルメーカーで
高木と付き合い始める。
つまり高木がヴァレンズなんですが
ということはそのうち性犯罪捜査に携わるのかもしれません(笑)
立川とヴェラは体型が違いすぎます!
金子とジェフリーズの渋さは共通するかも。
そして本木とスティルマンは信頼のおけるボスで安心感あります。
コールドケースは10話で終了。あっという間ですね。

コールドケース #6 恋文

日本版コールドケース
よくできているなと思いながら毎週観ていましたが
あまり現在と変わらず、過去と現在のキャストが一緒なのも
やや不満でした。

ここでようやく1950年に封印された事件が登場。
これぞコールドケースを楽しむことができました。
1950年の本牧。
韓国人のスジョンは米軍兵相手の売春宿で働いていましたが
何者かに殺害。
当時は行きずりの客に殺されたと考えられ
そのまま事件は封印されていました。
ところがスジョンの孫が母親が死んで遺品を整理していたとき
祖母の手紙を発見し
文面の中の「ミルクマン」に関心を持ち
再捜査を依頼してきます。

オリジナルはS1-#13 「手紙」ですね。
放映時に観たきりで記憶がほとんどないんですけど
エピガイなどチェックすると1939年に黒人の娼婦が殺害され
孫娘が再捜査を依頼していたようで、
上手く日本の戦後の混乱期にエピソードを組み込んできています。

女性が米兵相手に体を売っていることを許せない
自警団を名乗る若者たちの中に
牛乳配達員の二人組がいるのですが
その片方の青年が無理やりスジョンの前で悪態をつかされ
それが本心ではないことを手紙を通して伝えることになります。
スジョンは日本語が書けず、娼館にいた日本人の女の子が代筆するのですが
メモのやりとりの中にお互いの思いが伝わってきます。
スジョンはマリアを名乗り、素性を明かしていなかったのですが
自警団がスジョンを攻撃しようという話になり
青年はスジョンにこっそり、自分が住んでいた館山に逃げようと
切符を渡しに来ます。
そのときスジョンが自分がマリアではなく韓国人のスジョンだと名乗ったため
青年はショックを起こします。
ちょうど自警団が到着し、スジョンを暴行
青年は抵抗するスジョンの口を塞いでいました。

人種の壁をこういう形で描いた
いかにも横浜らしいストーリー。
青年はすっかり年老いていましたが健在で
(仲代達矢さんが演じてたんですね・・・びっくり)
何が起きたのかを語ります。
なんともやるせない話でした。
キャストも過去と現在、結構似てる感じの人を使ってたし
見ごたえありました。
オリジナルもどこかに録画残ってるはずなんだけど・・・
チェックしたくなってきました。

さよならコールドケース

本編は終了しましたが、今までの振り返りをオンエア。
番宣では今までの名シーン、名場面をお届けしますとなっていましたが
実際にはインタビューが中心。
それも今までにオンエアされたものが中心で
目新しさに欠けたかな。
でも今までは番組のラストに分けてオンエアされていたのを
まとめてくれたのは親切と言うべきか
しつこいようですがDVD化されるわけないので
特典映像なんてものも後から観ることはできず…
そう考えると役に立つ保存版だったのかもしれません。

でももっと名場面が観たかったな。
ファイナルシーズンだけじゃなくて。
S1プレミアのKathrynのインタビューが初々しくてよかったけど
各シーズンごとのハイライトをちらっと見せてくれたら嬉しかったな。
他にはオンライン投票が簡単にできるんだから
人気エピソードをいくつかピックアップして
視聴者の投票でランキングを決定して紹介
なんていう企画も面白かったかも。

音楽が素晴らしかったCold Case。
特番の選曲もナイスでした。
そして懐かしのKathryn来日イベント。
あのときCold Case書類箱ミニチュアをもらったんですが
どこへしまったかな。

特番は30分で終了し
その後は年明けのWOWOW新作ドラマ&新シーズンのご紹介。
来週25日に第一話プレミア放送が楽しめます。
予告をチェックしたところでは
Harry's Lawは
David E Kellyの作品は絶対挫折しちゃうのでパス。
Shamelessだけトライしてみようと思います。
でもあまりにおバカなコメディは苦手なんだよね。
とにかく1話観てから決めましょう。
Nurse Jackieは楽しみにしていました。
これからハードな展開になりそう。
そして定番のクリマイ本家とCSI:NY。
どうしても分家にのめり込めなかったので
本家復活が嬉しいです。
でもマーティンが痛い思いをしてたっけ。
Nyの方はボナセーラに変わって
Sela Ward登場ですね。
ドラマのイメージも変わっていくのかな。
今シーズンのマイアミを冷ややかに観ているだけに
NYは気合を入れて楽しみたいな♪

Cold Case S7-#22 「絆」

Cold Case終了。
警察の仕事だから大袈裟に終わるのではないけれど
しかし一つ幕を下ろしたという感じでしょうか。
いい終わり方だったと思います。

前回から続いていたリリーの妹クリスティーナが事件に巻き込まれる話。
妹に振り回されることにうんざりしても
姉だから妹を助けなければならないリリーと
やはりクリスティーナに振り回されていた過去のあるヴァレンズ。
最後は自分たちでしっかり片をつけていました。
リリーとヴァレンズ、最高のコンビですね。
そして一番最後に用意されていたサプライズは
クリスティーナに子供がいたこと。
リリーはおばさんになっちゃったんだ。
こうして家族の絆が深まっていくといいけれど。

もうひとつはワンダという娘が殺害され未解決になったままの事件。
新たに目撃情報が入り
ジェフリーズは今度こそ事件解決に向けて気合を入れていきます。
ところが当時の捜査資料の
事件にかかわったとされる車の情報が削除されていることを
ジェフリーズは発見してしまいます。
よくよく調べていくとそれは副本部長ドーティーの車だったとわかり
ジェルフリーズとスティルマンは自分がクビになるのを覚悟で
真実を追求していきます。
事件に絡んでいたのはドーティーの息子と友人で
ワンダの死は銃の暴発が原因でした。
事故だったら隠さず認めていればよかったのに…
こちらは正しいCold Caseな事件だったかも。

グランドファイナルを飾る音楽はThe Rolling Stones。
なんと贅沢な特集なんでしょう。
ラストのWinterにしみじみし
また「山羊の頭のスープ」が聞きたくなって
CDを引っ張り出してきました。

これで本当におしまいなのは寂しいです。
ドラマそのものも面白かったけど
毎週どんな音楽に出会えるかが楽しみでした。
その時代を象徴する楽曲の数々に感動し
今シーズンは他にもPink FloydやThe Doorsなど
すっかり音楽に聞き入りながら楽しませてもらいました。

来週は特番をオンエアするようですが
どんな企画なのかな。
数多くあるエピソードからお気に入りを選ぶのは大変だけど
一番衝撃を受けたのはS4-$10 「相棒」でした。
あまりに切なくて吹替版と字幕版で2回観て
ブログでの感想も2度書きしてましたから。

そういえばシーズン3のプレミアイベントに招待してもらい
生リリーを拝んできたんだっけ。
懐かしい思い出です。

ついでに記念すべき第1話「テニスラケット」は
元ネタが「グリニッチ殺人事件」だったんだ。
最初はヴァレンズもいなかったんだよね。
なんて思い付きで書いていたブログを振り返って読んでいましたが
7年間ずいぶんツッコミ文句を言わせてもらったけど
でも様々な未解決事件を音楽つきで楽しませてくれたことに感謝します。