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Law&Order UK S5-#8 「37年の誇り」

ついに英国の最終話。
本家オリジナルはS10-#6 「疑いの目」です。
やっぱり本家はナイフではなく、銃が登場します。

ファーマーズ・マーケットで女性が刺されて倒れており
ブルックスとホーキンスが現場に向かいますが
まもなく女性は死亡します。
現場は大勢人がいたのに、目撃情報は一致せず
唯一犯人が逃走に使ったスクーターの情報が確かで
スクーターは盗まれて乗り捨てられ
ヘルメットの部分指紋から容疑者が特定できます。
それが近くの団地に住む15歳の少年ボビーで、
ブルックスたちは必死で追いかけますが
取り逃がしてしまいます。

ウェスの荷物を片付けたら
次の警部補フリンが赴任してきます。
フリンは捜査には密接に関わりたいようで
経過報告を要求。
少年を取り逃がしたことも不満です。

その後ボビーを逮捕しますが、ボビーは刺していないと主張。
だがボビーの姉の恋人がボビーを車に乗せたとき
途中で下ろしたことを証言
その場所のゴミ箱からナイフが発見されます。
証拠品が出てきて
ブルックスはボビーが「白人女が悪い。」とつぶやいたのも聞いていましたが
ボビーが犯人だとは特定できず。
さらにナイフにはギャングが刻んだマークが入っていて
ボビーの母のDNAが検出されました。

母のションダはアルコール依存性で
取り調べの時も手の震えが止まりません。
法廷でションダは
息子にナイフをご信用に持たせたと証言します。
でもやはり証拠としては不十分。
ボビーの弁護士は上手く立ち回り
ブルックスの弱みまで突いてきました。
結局ボビーを有罪にできず
被害者の父は怒ります。

そしてついにブルックスに異動の話が。
現場から離れなければならない辛さに直面しながら
ブルックスはもう一度事件を洗い直し
ボビーのシャツに注目。
事件のとき着ていたシャツは
殺害された父の思い出として処分できなかったのでした。
ようやくブルックスは任務を果たします。

英国版を振り返ると
全エピソードに出演していたのはブルックスだけで
ブルックスのためのドラマだったのかなと感じます。
ブルックスのモデルはブリスコーで
家族との関係や依存性を抱えている設定も共通しています。
そしてラストエピでは、オリジナルでブリスコーがブチ切れた部分を
もう少し穏やかに、見せ場を増やしてもらえたように思います。
新警部補フリン(Mistressesのトルーディでした)とブルックスが
この先一緒に仕事してもぶつかりそうな感じだし
37年働いてきた現場を離れるのは寂しいかもしれないけれど
これでよかったのかな。
ブルックスとともにドラマが幕を下ろすという設定は納得できます。
そのためにちょっと早くレイトンが消されたのはお気の毒でしたが。

本家ではギャングでちらっとデルコが出ていたりして
なかなかゲストも豪華なんですけれど
今回見返して犯人役のイケメンなヒスパニック系青年が
実はScandalのハックだったとわかってビックリしました。
ここまで変化してしまうとショックです。

UKが終わってしまい、SVUの復活を待つばかり。
22日スタートを楽しみにしています♪
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Law&Order UK S5-#6 「責任の所在」

本家オリジナルはS8-#2 「否認」
本家もあまりに後味の悪い話だったので感想をまとめてありました。

娼婦も使うような怪しげなホテルで
メイドがベッドの上の血痕を発見。
遺体は見つからず
支払いに使われたクレジットカードはC.P.ハットン名義でしたが
部屋を使ったのは若い男性でした。
ハットン本人はその時間クラブで飲んでいたと証言。
でもクレジットカードをしばらく使っていなくて
なくしたようです。
カードの使用履歴を調べていくと
女性の矯正下着をネット注文していました。
ハットンの妻と娘の高校生のジョージアに話を聞きますが
二人は何も知らない様子です。
だがカードを使ったのはジョージアのBFのルーファスでした。
生徒たちはジョージアが太っていたことをほのめかします。
一方現場検証でマットから羊水が確認され
妊娠していたジョージアがその場で出産したことが判明します。

本家の流れもほぼ同じ。
ただ二人はハドソン大の学生で
矯正下着ではなく哲学書を買っていたので
そちらから娘がカードを盗み出したことがわかります。
英国では高校生ですが
でもセックスしてたら出血して
流産だと分かって流してしまったという嘘も大胆というか
バレないとわかっていたのでしょうか。
ジョージアが妊娠後期だったことも確認され
ジョージアは新生児殺害の罪
ルーファスは殺害の幇助で逮捕されます。
でも肝心の赤ん坊が見つかりません。

さらに詳しく調べていくと
ジョージアは分娩誘発剤を使って出産しており
父のハットンがホテルに来て
死んでいた赤ん坊の遺体を引き取って
庭に埋めてしまっていました。

というわけで本家同様に
赤ん坊は生まれていたとき既に死んでいたということで
二人は無罪になります。
でも無罪を言い渡されてもエリートのお子様たちは
自分のしたことを明るみにされて
この先生きづらいでしょうね。
そして子供のことを本気で気にかけているのかわからない両親。
もっと親子の関係がよければ
ジョージアもほかの救いの道を見つけられていたのかもしれません。

Law&Order UK S5-#5 「慣習」

本家オリジナルはS8-#10 「儀式」

ランヤ・ハビブという女性が高架橋から飛び降り自殺をしたとの連絡を受け
ブルックスとホーキンスは捜査を始めますが
ハビブの自宅を調べても自殺を考えるにはスケジュール帳がびっしりだし
アパートの階段は漂白剤で掃除をした形跡が残っていました。
検視の結果からも階段から落ちたのが死因と判明します。
では誰かがハビブの死体を運んで高架橋から捨てたはず。
ハビブは友人を空港に迎えに行っていました。
エジプトから来たその男は医者を装っているけどテロリストかも。
ホテルに置かれた男のカバンの中の薬から
爆弾が作れることが判明。
ブルックスたちはロンドンブリッジを観光しているエルサイドを追い捕らえますが
彼はテロとは無縁でした。
しかしあの観光地で人騒がせな!
レイトンがお怒りなのは当然です。

ハビブはエルサイドに6000ポンドも支払っていました。
ハビブの息子タリクと妻のサフィアに事情を聞きますが
失業中のタリクはハビブに金を無心していました。
ふたりの娘ライラはこっそり両親が喧嘩していたこと
父が自分をエジプトに行かせたがっていたことなどをホーキンスらに打ち明けます。
そしてハビブを殺害したのはサフィアだとわかりますが
サフィァには切実な事情がありました。

どうしても娘を守りたかったサフィア。
だがハビブが大金を払ってまでエジプトから医者を呼んでいたのは
FGMを行いたかったら。
FGM=女性器切除はアフリカを中心に行われている風習で
女子割礼とも言われています。
女子が大人になるための風習とはいえリスクは大きく
女性虐待だと世界的には廃絶させようとする動きが大きくなっています。
ハビブは孫にエジプトでFGMを施したかったけれどサフィアは断固反対。
すると医者の方がやってきたわけですが
FGMの被害者の証言を取ろうとしても皆口をつぐんでしまうし
実態はつかめません。

裁判に入るとバーカーが力を発揮。
サフィアの弁護士と組んで話をしている様子に
ソーンは腹を立てます。
だがバーカーには、エルサイドを有罪に持ち込みたいという思いがありました。
法廷でサフィサは娘を守りたかった理由として
自分もFGMを受けて辛い思いをしたことを白状します。
それを聞いてタリクの妹がいきなり怒鳴りだし
慣習を否定するのはなかなか難しいのかも。

サフィアの判決は故殺で4年。
多分2年の服役で出られるでしょう。
バーカーの計らいで娘にしばしの別れを伝えられました。
そしてエルサイドも逮捕されます。

本家で持ち込んだ問題を
英国でさらにわかりやすく伝えていましたが
FGMの悪習は廃絶してもらいたいと強く願います。

Law&Order UK S5-#4 「プライドの代償」

本家オリジナルはS14-#6 「誇り高き人生」

ニール・レスターの妻が帰宅して、夫が殺害されているのを発見します。
凶器はペーパーウェイト。レスターのPCがなくなっていた。
ブルックスとホーキンスがレスターの会社に聞き取りに行くと、
レスターは9か月前にリストラされていました。
だが彼の預金口座には16万ポンドが入金されていて
その口座は半年前に開き、24時間で解約されていました。
金を振り込んだのはエドワード・スチュワートという人物。
自宅を担保にして融資を受けていたようです。
スチュワートの自宅に行くと、家は改装中。
本人は姿を消していました。
スチュワートの戦友のフェリックスは、スチュワートはオーストラリアに移住したと説明します。
だがれスターについては知らず。
しかし調べていくとフェリックスがレスターのPCを中古ショップへ売りに行っているのが判明。
フェリックスの自宅に行くと、スチュワートが隠れていました。

ここまではオリジナルとほぼ一緒。
ただいつも通りオリジナルは銃で撃たれています。
それだけイギリスでは銃撃による事件は起きていないということですよね。
しつこいようですが、アメリカの銃問題をなんとかすべきです。
さらにまだPCがさほど浸透していなかった時代だし
金の流れも小切手でダイヤを買ってまたすぐに売ってと
複雑になっていました。

でも大きく違うのはやたらと身内を絡ませたくなる英国流。
スチュワートは元警部補チャンドラーの父親でした。
いつのまにかいなくいなっていたチャンドラーですが
実は母親の介護のために退職していたようです。
父の負担を減らすために母を引き取って介護していましたが
父はそれが不満だったようで
母の死後、スチュワートとチャンドラーも疎遠になっていました。

身内が絡むと話がややこしくなる。
身内とはいえ今は部外者だし、
レイトンもホーキンスもチャンドラーのことを知らないから
普通に事件捜査できるんですけど
ブルックスにとっては元上司ですからどうしても気遣ってしまうし
チャンドラーの要求を飲んでしまいます。
さらには捜査のアドバイスを求めることまで。
当然レイトンはチャンドラーに会うなと命じますが
ブルックスはついチャンドラーを同行させてしまいます。

スチュワートの証言は曖昧でしが記憶は確かなようで。
罪状認否では謀殺罪に問われます。
フェリックスは二人で移住するつもりだったし
スチュワートは何もしていないと殺害を否定。
だがレスターの家からは大量のスチュワートの指紋が検出されていました。

ブルックは再度レスター妻に話を聞きに行きますが
同行したチャンドラーは警部補を名乗り妻を非難さえします。
どうしてバッジ持っていたんでしょう?
これがバレてブルックスはまたレイトンにお叱りを受けます。
だがレスターのPCがもう一台あることが判明し
調べていたらレスターがスチュワートになりすましていたことが明らかになります。
レスターはスチュワートの個人情報を盗み
スチュワートの家を担保にして金を借りていたのでした。

状況がわかり拘留されているスチュワートを尋問しますが
彼は自暴自棄になって話そうとしません。
ブルックスはまたしてもチャンドラーに頼まれ
こっそりチャンドラーをスチュワートと面会させます。
するとようやく父は娘に真実を話します。
レスターが「無料のオーストラリア旅行を当てよう」と勧誘に来て
スチュワートは個人情報をあれこれ伝えてしまいました。
その結果執行官が自宅に現れ、家を奪われてしまったスチュワートは
騙されていたことに気づきます。
スチュワートはレスターのPCを盗みますが、データは入っていませんでした。
スチュワートは怒りのあまりレスターを殴ってしまいます。
彼を殺害する気はなかった。
子供の父親を殺してしまったとスチュワートは嘆きます。
母を娘に取られ、残っていたのは自宅だけだったのに
その自宅も奪われてしまったのでした。
レスターは故殺で取引をすることにします。

スチュワートは相当悪質なあるある詐欺にかかってしまったってことですね。
もう少しチャンドラーが父を気遣っていたら
スチュワートが娘に相談していたら
殺人は防げていたのかもしれません。
頑固オヤジの意地が裏目に出てしまいました。
しかしレスターもとんでもない悪党です。
殺されたのは想定外ですが
しっかり罪を償ってもらいたかった。
ところでチャンドラーはこのまま引退ですか??

Law&Order UK S5-#3 「重い秘密」

本家オリジナルはS9-#11 「消えた学生運動家」

ブルックスとホーキンスは麻薬捜査班の応援で張り込み
売人が現れるのを待っていました。
売人の怪しい動きをキャッチしてホーキンスが追いかけ
売人は逮捕されるものの、ブツの入ったリュックは投げ込まれて川の中。
仕方なくクレーンで川底を漁っていたら
かなり古い車の中に白骨死体が入ったまま見つかります。

車は80年代のもので、遺体は白人ではない若者。
頭部を殴られ、以前足を骨折した跡がありました。
車の所有者を探していくと、別の人に売っていたことが判明。
当時の車の持ち主は、遺体の姉で
弟に車を貸していたのでした。
母と姉は弟が戻ってくるのを信じて必死に捜索
待ち続けていたのですが、母も他界してしまいました。
ここで姉は、弟のケインが警官で潜入捜査に加わっていたことを明かします。

ケインはマンチェスター警察から潜入捜査官として送られていましたが
捜査は終了となり、その後の記録は残っていません。
一体何があったのか。
ブルックスたちは空白部分を探り
関係者に話を聞きますが真相が掴めません。
しかしパブでの目撃証言などから
ケインが暴動に加わっていて
警察による鎮圧で殴り殺されていたことが判明。
警察は潜入捜査官を殺害してしまったことをもみ消し
ここまで来てしまっていたのでした。
関係者にはブルックスの尊敬する先輩もおり
ブルックスはショックを受けます。

本家では15年前にさかのぼっての放映となるので
白骨死体が乗っていた車は60年代のワーゲンのバン。
車が見つかったきっかけは川に投げ込んだ銃を探すためで
白骨死体にも銃弾が当たっていました。
やっぱりアメリカでは銃が関わってきちゃうんだね。

そして遺体の男性は68年にケンジントン大で
派手に学生運動をやっていて
それなりに有名だったようでした。
そういう時代だし、ここでは活動家だったのかなと思ったら
実は彼も潜入捜査官。
リアルに見せるよう相当頑張っちゃったんでしょうね。
だから警察に射殺され、葬り去られてしまいました。

潜入捜査官だとバレないようにするには
本当に慎重に組織に潜り込まなければならないけれど
警察機関に全く情報を伝えていないと
誤って殺害される可能性も出てきます。
だからすぐに犯人射殺(英国では殴り殺しだけど)をしないように
十分留意して欲しいですが
万が一起きてしまったら、やはり正直に明かすべき。
相手は身内なんだもん。
ともあれくれぐれも
上手に潜入していただきたいものです。