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A Swedish Love Story

ロイ・アンダーソン監督作品 1969年 スウェーデン映画

この映画は71年に「純愛日記」という名前で「小さな恋のメロディ」と一緒に公開されたそうですが
存在を全然知りませんでした。
メロディは何回観たかわからないのに。
(ついでに「フレンズ」なんて映画もありましたね。)
どうしてこちらがお蔵入りしてしまったのかもよくわかりませんが
メロディのスウェーデン版なんだろうなと思いつつ
今回のリマスター完全版にトライしたんですけど
全然違いました。
主人公は15歳のペールと14歳のアニカ。
二人の純愛と同時進行で
疲れた大人たちの日常も描かれていきます。
これは青春じゃないよね。
今観るとすごく納得できる部分が多いんですが(苦笑)

ペールの家は自動車塗装業を営み
ペールもたまに仕事を手伝います。
ペールが家族みんなで、療養所にいる祖父を訪ねに行くと
そこで犬を連れた女の子に出会い一目惚れ
それがやはり家族で見舞いに来ていたアニカでした。
二人はお互いが気になりだし
カフェやライブハウスですれ違うんだけど声を掛けることができず
友達を通してやっと知り合いになります。
しかしアニカの男友達がペールは生意気だと袋叩きにしたので
ペールは腹を立て、アニカと付き合うことも諦めます。
でもアニカには納得できず、無視するペールを追いかけると
ペールはアニカを受け入れ
あとは恋愛まっしぐら!

大人たちはなんだかみんなお疲れなんですけど
子供たちは青春してて可愛いんだな。
ペールは3人の仲間と一緒に原付(モペット)を乗り回してるんですが
なかなかのイケメンぞろいで
そのうち一人が「ベニスに死す」のビヨルン・アンドレセンなんです。
ビヨルンはこれがデビュー作だそうで
すでに美少年のオーラ出まくり。
タバコをふかす姿とか見事に絵になってます。
ペール役のロルフ・ソールマンはビヨルンに比べると
口がでかいしちょっと崩れてますが(苦笑)
笑った顔がキュート!
彫刻のようなビヨルンより自然体ロルフの方が
やっぱり主人公なんだなと納得。
そしてアニカ役のアン・ソフィ・シリーン。
青い目が大きくて足がすらっとして
子供なんだけどセクシー。
スウェーデン人は別の生き物のように思えました。
なんてことないロングTとか着た姿がなまめかしいから恐れ入ります。
しかしこの子達、14.5歳でタバコ吸いまくりで
肺の中真っ黒だよね。心配です・・・

ラブラブの二人はアニカの家族が留守の間に
ペールがギターとテープレコーダー(オープンリール!)を持ってきて
二人で歌って録音。
親の酒を飲んだ後はベットに。
なかなか大胆なお二人です。
夏の終わりにはペールの家の別荘にアニタをご招待。
二人の仲睦まじい様子を見守る両親の温かいまなざしが素敵でしたが
そのあとザリガニ祭りを行うためにアニタの家族御一行様も別荘を訪ねてきます。
冷蔵庫(エレクトロニクス社ですか?)の営業を行っているアニタの父は
田舎物のペールの家族が気に入りません。
それでも冷蔵庫のプロモーションをしようとしてペール父に断られると
すっかりすねてしまいます。
子供たちは幸せの真っ只中なのに、大人たちの動きは不穏に・・・

北欧の夏の美しい景色と共に感動的なのが音楽。
Swedish Rock、かっこいいです。
サントラないのかなぁ?
40年近く前の映画をこんなに綺麗な映像で観られてよかった♪

美少年ビヨルン君の観られるYouTube映像
URLを貼っておきますのでよろしければ是非!
ほんの一瞬しか映りませんが。
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コメント 5件

コメントはまだありません
SIREN  
純愛日記

実は私、この映画公開時に見てます。
当時住んでた田舎にも2本立てで来たんですよね~、今から見ると天国みたいな時代だな。
小学生だった私のまわりには「メロディ」に嵌った人がいっぱいいたんですが、「純愛日記」はねーー。10歳そこそこには刺激強すぎますよ。当時子供は親と一緒じゃないと、映画館にいっちゃいけないと言われていたので、(今も?)一緒に見た親は絶句してましたよ。途中で出るわけにもいかないしねー
今、見るとまた違った感想になるんでしょうか?
あまりに昔の記憶なんで、今はもうはるかかなたです。

2008/06/03 (Tue) 19:42 | 編集 | 返信 |   
atsumi  
No title

え!最近こちらでは予告編が流れていて、どうしようかなーと迷っていたところです。ビョルン・アンドレセン出てるんですか!おーそれは見たい。同じ監督の最新作上映のおまけ(記念?)みたいですね、正直その最新作は予告編見て「パス!」でしたが、こちらは見る事にします♪Garotoさん、いつもありがとうございます。

2008/06/03 (Tue) 19:45 | 編集 | 返信 |   
Garoto  
お薦めします!

今観て正解だと思いました♪

>SIRENさん
二本立てをご覧になってるんですね。
素晴らしい!
でも当時は20分近くカットしての上映だったそうです。どこをカットしたのかはわかりませんが。
でもメロディとの二本立てはどう考えても無茶。メロディは純朴な小学生の健康的なお付き合いですが、こっちは出会ってからの進行状況が子供とは思えない!
スウェーデンってそういう国なんですかね。
でも今観ると周りの大人たちのそれぞれの思いがよくわかるし、映画としての素晴らしさも伝わってくるし、感慨を新たにすると思います。

>astumiさん
最近北欧にハマってるので、実は監督の最新作を観るのが目的だったんですが・・・これはかなり不思議な映画でした。
ギタリストのお兄ちゃんはかっこよかったけど。
おまけのこっちの方がずっとわかりやすいです。
ビヨルン君は前半しか出てきません。それも男の子たちがつるんでるときしかいませんが、あのルックスなのですぐにわかりますよ。
ベニス以外に彼を観る機会もないので、是非お薦めします。

2008/06/04 (Wed) 17:16 | 編集 | 返信 |   
Tommy  
僕は5回見たんですよ!

いまだにこれ以上のラブストーリーに出会ったことはないです。そのくらいに感動した映画でした。
相当にこの映画の影響を受けています。
アニカがシェリーを持ってきて。。。
アニカのパジャマを二人で分け合って着て。。。
アニカのベッドでまだエッチの仕方も分からないぺーのぎこちない愛撫に感じるアニカ。僕(たち)は黙ってじっと見ていたのですけど、後ろの席のOLさんたち(はるかにおトシ上でした)が小声で「見て!あのコ、感じちゃってる」って小声ではなかったですね、うるさかったですから。。。
テープの音楽なんかどうでもよくなって。。。
別荘へ一両のディーゼルで出かけてって、なんてペーのご家族は暖かい家族なんだろうって思って。。。
きっと本物の恋人たちになった二人。アニカの大人の女性のアンニュイさが絶品。
新学期がはじまるのでしょう、この別荘でのその後がとても気になる映画でした。
僕の記憶、あっていますか?
当時、スウェーデン大使館にはこの映画に出てくるのと同じ電話がありました。大阪万博でも見ています。
欧州線に乗るときはSASを第一選択にしています。
僕のチャンネルはメリーホプキン専用(家のシーズーも)ですが、時間がお許しの際に覗いてください。日本語のコメント大歓迎です。フレンドリストにはメリーの会社、メリーのお嬢様、トップファンの方々が含まれています。本人公認ですから削除されることはありません;D
最近、Mamma Mir! (映画はイギリスです)もそうですけどスウェーデンばやりですね。

2009/05/10 (Sun) 20:23 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

Tommyさん、コメントありがとうございます。
おととし初めてストックホルムへ行って、ますますスウェーデンが気に入ってしまいました。そこにこの映画です。全く知らない作品だったので本当に感動しました。
5回も観られたとはすごい!私も一応DVDを買いましたけど・・・
メリー・ホプキンも懐かしいです。これもまたBeatlesに夢中になってたときに一緒に聞いてた追体験ですが。
是非またいろいろ教えてくださいませ。

2009/05/10 (Sun) 20:56 | 編集 | 返信 |   

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