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愛の神、エロス

本当は「インファナル・アフェアⅢ」を観に行くべきだったのかもしれないが、成り行きで「愛の神、エロス」を観る事に。ル・シネマ初日は厳しいかなと思ったらそれほど混んでなくて意外でした。


オムニバス3話のうちお目当てはウォン・カーウァイ作品「The Hand」うらびれた売春宿の雰囲気は「花様年華」からまるで変わっていないんじゃないのって、最近のウォン・カーウァイの世界のお約束に感じられました。花様年華では、マギーが何回チャイナドレスを着替えるか、本当に指折り数えて観ていましたが、こちらではチャン・チェンがコン・リーのためにチャイナドレスを仕立てます。かつてはパトロンを持ち優雅に暮らしていたコン・リーは、そのうち落ちぶれて病気になってしまいます。しかし彼女の事を思い続けるチャン・チェンは、黙ってドレスを縫い彼女に届けに行きます。「あなたのサイズは手が知っている。」お互いの手が体を探り合い、愛を確かめる。手の動きが物語を創り出していきます。
「2046」ではかなり地味だった二人のおまけのお話かもなんて思っていましたが、コン・リーはいつもながらセクシーに、そしてチャン・チェンもすっかり大人の風格が感じられました。もっとじっくり観ていたかったな。


アラン・アーキンとロバート・ダウニーJrのソダーバーグ作品は会話のやり取りや精神分析医の行動が面白かったけど、どこがエロスかよくわからず。
ミケランジェロ・アントニオーニ作品はさすがにイタリア!って感じの大胆なエロスの世界でしたが、あの終わり方は続きが気になってしまいます。浮気オヤジを演じていたのが「荒野の七人」のクリストファー・ブッフホルツと知ってショックでした。あの坊やがこんなにオッサンになってしまったとは。
3本続けて観ると、結局なんだったの?ってかなり頭の中が混乱してるかな。ウォン・カーウァイファンにはそれなりに楽しめると思います。
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