FC2ブログ
Top Page › Law&Order SVU › Law&Order SVU S4-#8 「Waste」

2009 · 03 · 16 (Mon) 20:11

Law&Order SVU S4-#8 「Waste」

1年前に交通事故に遭い植物人間状態のステファニーが、肺炎を起こしてリハビリセンターから病院へ運ばれ、担当医が所定の検査をしたところ妊娠6週目だとわかり、SVUにレイプではないかとの連絡が入る。
ステファニーは6年間デビッドと同棲していたが、デヴィッドはステファニーへの接近禁止命令が出ていた。デヴィッドはステファニーの生命維持装置の電源を抜き、彼女を死なせようとしたからだった。ベンソンとステーブラーがデヴィッドを尋問したところ、実直そうで彼女をレイプしそうには思えなかった。
レイプは病院内の職員の犯行と考えられるので、ステファニーの治療やリハビリに関わる神経科医のマンデルや理学療法士にDNA提供を求めると、皆快く応じてくれる。その頃、急にステファニーがリハビリセンターに戻されていた。
ステファニーの母親は驚き慌てていたが、父親の許可を得てステファニーは中絶手術を受けるところだった。手術はマンデルと同僚のギャリソンが行う予定で、SVUはマンデルがレイプを隠蔽工作するものだと非難した。
結局父親は誰かのDNA鑑定は2~3ヵ月後にできることになった。SVUがさらに病院関係者を調べていくと、院内には外からも多くの人間が出入りしていた。そのうち遺体処理をしているウェズリーが、かつて葬儀社に勤めていたが、そこで遺体とセックスをしていてクビになっていたことが明らかになる。彼は娼婦を買ったときも、彼女を氷漬けにして体温を下げさせようとしていた。ファンはウェズリーを屍姦症患者とみなし、彼を違法性行為の罪で告訴するが、すぐに釈放される。
最新技術でステファニーの胎児の血液型がAB型と判明。ステファニーがA型なので,父親はB型のはずだ。デビッドも、ウェズリーもB型ではなく、ステファニーに関わる男性でB型はマンデルだけだった。そしてマンデルは、過去にもオードリーという女性にも同じような処置を施していた。
マンデルはパーキンソン病患者のラングレーから助成金をもらっていた。マンデルは父がパーキンソン病を患い、なんとかこの病気の治療法を解明しようと、脳に移植するための肝細胞を植物人間状態の女性の胎児から取得する事を思いつき、実験に移していたのだった。法廷では、意思を持たない植物人間状態の女性が、まさに同意できずにいるのに実験材料にされていいのかどうかで争われ、マンデルは患者を救うためにこの研究は必要だと主張する。しかも症状の重いラングレーが出廷し、政府の許可が出ないので、自ら実験台になった。植物状態の女性を使うことも自分で考えた。今の苦しみに比べたら刑務所の方がマシだと言い切った。検察側はマンデルをレイプで裁くことができなかった。

1年も植物人間状態のステファニーが突然妊娠していた事がわかり、レイプの疑いが掛かります。第一容疑者は接近禁止令を出されていた元恋人ですが、彼がステファニーの生命維持装置を止めようとしたのは、生前の彼女の意志を尊重したから。そして彼は接近禁止令を破って月に一度病院に姿を現し、震えるステファニーを抱きしめていました。
捜査の途中で突然マンデルがステファニーに中絶手術を施そうとしたために、マンデルがレイプの隠蔽をしていると疑われます。マンデルは妊婦は危険な状態だからと主張。父親のロバートに許可を取ったと説明します。するとここで父親に因るレイプの線が浮かび上がり、ステーブラーはロバートにDNAの提供を申し出ると殴られてしまいます。捜査上避けられないことですが、ステーブラーには堪えました。
ステファニーと関わる可能性のある者がどれだけいるのか、ステファニーの看護に当たるスタッフのほとんどは女性でしたが、病棟には自動販売機の回収に来る者や、モルグの遺体を取りに来る者など、外部から多くの人が入ってきます。そのうち元葬儀社に勤務していたウェズリーが屍姦症患者だと判明。これは羞恥心から現れる症状で、ウェズリーは生きている女性は信用できないと白状します。しかしウェズリーもステファニーには触れていませんでした。
ステファニーと同様な事例がもう一つ発見され、やはりマンデルが中絶手術を行っていました。ようやくマンデルが真実を告白し始めます。ステファニーの妊娠はレイプではなく人工授精に因るもの。ステファニーの体を借りて胎児を育て、その幹細胞をパーキンソン病患者の脳に移植するのが目的でした。マンデルは父がパーキンソン病を患っており、なんとか治療法を解明したいと思っていたところに、富豪のパーキンソン病患者ラングレーが協力を申し出、実験台となってくれます。実験に使う胎児を代理母ではなく、植物状態の女性を使うのは、代理母では目的にそぐわないとラングレーは説明していました。
医学の進歩向上のためには死に掛けている女性を利用するのも致し方ないと考えるマンデル側に対し、ステファニーの両親は生きている娘を利用された事に強く怒りを覚えていますが、結局レイプでの訴えは退けられてしまいました。しかもラングレーはステファニーの子供の親権を要求してきています。なぜなら幹細胞の充実したへその緒を得られるから。どこまでラングレーは狡猾なのでしょう。
マンデル役を演じるのはベテラン俳優Bruce Davison。ドラマではKingdom HospitalやリメイクされたKnight Riderなどに出演しています。またステファニーの恋人だったデヴィッドをBullのマーティ役のIan Kahnが演じていました。

ラングレーやマンデルの言いたいこともわかるけど
なんで無断でやるのかな?というところに引っ掛かりました。
今までのパーキンソン病治療の研究の経緯を述べ、
幹細胞の必要性を訴えれば
死後に臓器提供を登録していたステファニーですから
研究のために体を提供してもいいと思ってくれるかもしれません。
もっとも本人の意思を確認できませんから
家族の同意を得るためには
やはり真摯な態度でお願いをすることが大事だと思います。

たとえ意識が戻らなくても、ステファニーは生きているんだもん。
彼女を一人の人格として扱わなければ。
医療の研究も大切ですが、倫理的な問題をないがしろにしないように。
スポンサーサイト



最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント

NO TITLE

私も、何故勝手にやっちゃうのかなって思いました。本人に対する尊厳はどうなのかって。
妊娠なんて、女性としたら大変なことなのに
なんでも医療の進歩の名で片付けちゃおうとする医師に反感を覚えました。
2009-03-21-23:53
ぽっこ [ 返信 * 編集 ]

NO TITLE

病気の治療も大切だけど、それ以上に命の大切さや倫理観が問われる話でした。
最初からきちんと説明していたら、もしかしたら受け入れてくれたかもしれないのに。
無断でやってしまうのは間違いです。
TBありがとうございます。
2009-03-22-09:51
Garoto [ 返信 * 編集 ]