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2010 · 01 · 04 (Mon) 19:17

Law&Order SVU S5-#13 「Hate」

夜火だるまの女性が路上に飛び出てきて、やがて焼死した。女性は下着を脱がされ、パイプでレイプされていた。ブーツを履いていた足にへナタトゥーが残っていた。持っていた財布に一部残っていたブランド名から彼女はブルックリンの住民と思われ、ブルックリンのタトゥーショップで、焼死したのはミラ・エルビシだと確認された。ミラは夫と息子、それに義母のジャズリンと住んでいて、ジャズリンはアラブ系の新聞を発行していた。夫はミラに暴力をふるっており、隣人が911通報したこともあった、ミラは自由を求めていて、ユダヤ人のジョシュア・フェルドマンが主催する異教徒親睦会に参加していた。そしてジョシュアはミラの愛人となり、ミラは離婚したがったが家族が許さなかった。ミラの夫は燃料油を持ち運んでいたが、ジェズリンはボイラーの燃料が切れたからだと説明する。
そのころモスクのそばでタりク・アサドという男が焼き殺されているのが発見される。現場には血のついたパイプが落ちており、ミラの事件と類似していた。二人は中東系だから殺されたのかもしれない。タリクの弟に話を聞くと、タリクは異教徒親睦会で他教徒にイスラム教を教えていたことがわかる。二人とも親睦会の討論会に出ていた。会場の監視カメラ映像を調べたところ、ミラrとタリクに近づいた男が「ドナヒュー暖房」と書かれたユニフォームを着ていた。男の身元を調べると、彼は運転手のショーン・ウェブスターで逃げようとしたところをSVUに逮捕される。
ショーンは二人を焼いたのは別の人間だとしながらも、奴らは期限人物で、自由と民主主義にはそぐわなく、テロ活動を行いかねないと激しく非難する。燃焼促進剤にベンジンが使われた形跡があったのでショーンの自宅を調べると、ベンジンが含まれたシミ抜きが見つかった。あとはショーンの自白を引き出すだけだが、ステーブラーに対しショーンはなかなか口を割らない。そこでフィンがストレートに脅しをかけると、ショーンは犯行を認める。
ショーンは父を湾岸戦争で失い、神経症の母と二人暮らしだった。16歳のときパキスタン人の青年を殺害し、保護観察処分になっていた。ショーンの弁護士ゲイツは憎悪犯罪を扱うプロなので、ケイシーは殺人罪で攻めていきたい考えだったが、クレイゲンは犯罪の誘発を規制するためにも憎悪犯罪として裁いてもらいたいと思っていた。すると拘留されたショーンは同房のアラブ系収監者を殺害してしまう。ゲイツはショーンの犯罪は遺伝子に因るものだと精神疾患を訴えることにして、精神生物学のソーファー教授に証言してもらうつもりでいた。
Drファンはソーファー教授の説に真っ向から対立するが、だからショーンの犯行が遺伝子によるものではないとは断定できなかった。その後ショーンが証言台に立ち、父の死の話をしたころからイスラム教徒に敵意をむき出しにして興奮し始めた。ショーンは湾岸戦争で死んだ父の仇討ちをしようとしているのかもしれない。ところが父の死の経緯を詳しく調べはじめたら、父は戦死していないことが明らかになる。
ライカーズに収監されているショーンのところに、父親が会いに来る。ショーンは父の死を母から聞かされていたが、その後父がクウエートで愛人を作り母と別れたこと、それを母は隠していたことを知ってしまい、イスラム教徒に憎しみを持つようになっていたのだった。ショーンの殺意は遺伝子によるものではないと明らかになったが、ショーンは拘留所でショーンが殺したアラブ系の男の友人に殺された。

アラブ系の女性がレイプされ焼き殺される事件。最初は家庭内のトラブルによる夫の犯行かと思われましたが、すぐに類似した事件が起こり今度は男性の焼死死体fが見つかります。911以降アラブ系人種=テロリストとみなされる傾向はなかなか少なくなりません。しかし殺されたアラブ系の二人は自分たちの宗教を大切にしながら、他の宗教の人たちとも関わりあっていこうと異教徒親睦会に参加し、自分が懸け橋になろうと努力してきました。
二人を殺したショーンは、親睦会で二人が近づいてきて友達扱いしたことに腹を立てたと述べています。ショーンのイスラム教徒への怒りに対し、弁護士のゲイツは生まれ持った遺伝子のせいでどうにもらないと精神疾患を主張。ソーファー教授に裏付けまで依頼していました。ソーファー教授はショーンの頭の前頭前皮質が小さく、それは凶暴な人間の特徴であること、またショーンの皮質下部が「アラブ人」という言葉に反応することなどを資料をもとに説明します。一方ファンは行動は経験に左右されるとその実例を否定します。だがショーンの証言から、ショーンの怒りは父の死に関係しているのではないかと疑われ、さらに父が生きていることまで明らかになってきました。ショーンは家族を捨ててアラブ人と一緒になった父が許せず、それがアラブ人に対する怒りとして爆発、殺害にまで至ったのでした。事件は解決と思われたところで、ショーンは意外な形で制裁を受けることになります。
ステーブラーがショーンを尋問中、逆にショーンがステーブラーに細かく質問してきました。ステーブラーはアイリッシュで教区はシスターズ・オブ・マーシー。そして海兵隊に入り除隊後夜学で資格を取っています。なぜ海兵隊に入隊したかとショーンが尋ねると、父は警官で、6人兄弟で家計が苦しかったからとステーブラーは答えています。これはNYの警官の履歴の典型かもしれません。
自分にアフリカ系の血が流れていることで、ショーンにはステーブラーとは違って見えるだろうと考え尋問に臨んだフィンは、痛烈にショーンを非難し自白を引き出しました。その様子を見ていたベンソンは、自分の父親の人種も肌の色も知らないとふと洩らします。
ショーンの弁護人としてケイシーに真正面からぶつかってきたゲイツを演じているのはBarry Bostwick。Spin CityでNY市長のランドール・ウィンストンを演じていました。ゲイツはこの先も何度か登場するようです。

911以降さまざまなドラマで
アラブ系の人がテロリスト扱いを受けるというシーンを観てきました。
The UNITのように本当にテロリストである場合が多いときもありましたが
大抵はイスラム教を信じているもののごく一般的な市民で
外見だけで判断すべきではないという教訓が残されました。
アメリカではあまりアラブ系やイスラム教徒の人が
ドラマの主人公にはなっていないように思われますが
GSG-9のデミアはトルコ系のイスラム教徒で
微妙な立場から対テロ組織に関わっているのが印象的でした。
ヨーロッパではイスラム教徒はもっと身近な存在です。

今回も結局はアラブ系が排他されるのではなく
単に父親がアラブ系女性に奪われたその恨みがアラブ系の人達に向けられた
個人的な問題だったのでほっとしました。
しかも法の裁きを受ける前に
ショーンは自ら犯した罪の制裁を受けることになります。
いかにもOZな展開でした。

ステーブラーの家は父が警官で子沢山。
それをステーブラーも踏襲してるんですね。
ってことは双子の坊やも将来は警官ですか?
ステーブラーに典型的なNYの警官の姿を見た気がしました。
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最終更新日 : -0001-11-30

Comments







非公開コメント

No title

アラブ系の人がテロリストと間違えられる…印象的なのはWATのエピでした。

今回の犯人は結局、憎しみを母親に植え付けられてしまったんですね。犯人のしたことは許せないけれど、極端な人種差別主義者になってしまったのは可哀想なことでもありました。
最後の展開も、憎しみは憎しみを生むだけと感じてしまいました。
2010-01-06-22:13
ぽっこ [ 返信 * 編集 ]

No title

911の弊害はいろいろなところに現れていますが、こんな形でも・・・
ショーンの母が事実をきちんと伝えていれば、多少は悲劇を防ぐことができたのかな?でも犠牲になった人たちが気の毒すぎでした。
一般市民は何もしていないのに、根強い人種差別。なんとか減らしていってもらいたいものです。
2010-01-07-19:48
Garoto [ 返信 * 編集 ]

あの人がゲスト出演!

遅ればせながらあけましておめでとうございます。

相変わらずFOX Crimeが入らなくてL&O:SVUを見られずにおります。が、リー・ターゲセンがゲスト出演するというニュースを見かけたのでご注進!

http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/2849.html

「OZ」以来7年ぶりにメローニと共演だそうです。
2010-01-08-14:49
bluegene [ 返信 * 編集 ]

No title

今年もよろしくお願いします。

bluegeneさん、新年早々素晴らしいニュースをありがとうございますv-238
ついに念願が叶いますね。
この日を待ち望んでいました。
しかも気が狂った宗教信者ですって?
それは見応えありそう。
是非ステーブラーを思い切り痛めつけてやってください。
そしていつしか二人の間に…っていうのはもうないでしょうが、妄想部分はたっぷり残してもらえると嬉しいです♪
2010-01-08-20:21
Garoto [ 返信 * 編集 ]