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Law&Order SVU S5-#17 「いじめの連鎖」

車違反の車をレッカー移動しようとしていたら、トランクに女性の死体が入っていた。被害者はタナー高校の16歳、エミリー・サリバンで、死後5時間ほどたっていた。エミリーは刃物で切られた細かい傷が100箇所近く残り、たばこの火を押しつけられ殴られた跡もあった。手をロープで縛られ、エミリーは無抵抗のまま痛めつけられたようだ。エミリーは前の晩、友達のアンドレアの家で勉強すると言って車で出て行ったが、アンドレアの家には来ていなかった。アンドレアはブリトニー、ペイジと親しく、エミリーも仲間だった。3人は事情聴取に対し、エミリーは23歳の人とデートしてたと説明する。相手は駆け出しの俳優のルーカスだったが、ルーカスはエミリーと別れたし、昨夜は会っていないと話す。
エミリーの携帯がコミック専門店で使われたことがわかりSVUが捜索に行くと、店員が拾ったと言ってエミリーの携帯を持っていた。携帯をチェックするとエミリーはしばしば嫌がらせメールを送っていたことがわかる。メールを送った相手はアグネスで、アグネスの父はエミリーに腹を立てていた。ベンソンはアグネスに会い、アグネスがエミリーから執拗に嫌がらせを受けていた実態をつかむ。エミリーとアグネスはかつては友達だったが、7年生の時エミリーがアグネスの憧れの子を装ってアグネスにメールを送り、アグネスがその子に話をしたら激怒されたということがあった。エミリーたちはアグネスを笑い物にし、いじめの標的となったアグネスにメールで悪口を送り続けていた。
ブリトニーが校内で襲われけがをする。暴力を振るったのはアグネスの弟のトロイだった。トロイはブリトニーから自分のところに送られてきたアグネスの着替えの写メを見て報復を考えたのだった。ベンソンはブリタニーを尋問するが反省の色は見られない。
エミリーの検視結果が出て、エミリーはネイル用のはさみで何度も繰り返し刺されていることがわかった。傷にはマニキュアが残っており、エミリーを縛ったテープにはブロンドの髪が残っていた。タナー高校の生活相談員の話によると、ブリトニー、アンドレア、ペイジの3人の防衛手段はいじめだった。またエミリーの友人テリーは、エミリーは3人と距離を置こうとしていたこと、エミリーはブリトニーのBFのルーカスと浮気していたことなどをSVUに話した。
再度ルーカスに事情聴取すると、ルーカスはブリトニーと付き合っていた時、友情を試すからと言われエミリーの相手をさせられた。ブリトニーには猫に毒を盛られたため逆らえなかった。事件のあった晩もブリトニーから呼び出されエミリーの車に近づこうとしたが、アンドレアとペイジに止められたと白状する。SVUは3人を逮捕する。
アンドレアもペイジも尋問に対し、事件のことは知らないと答える。ブロンドの髪のDNAがブリトニーと一致したのでブリトニーを問い詰めると、エミリーはルールを破り恋人を奪ったからお仕置きするために縛ってトランクに閉じ込めたと証言、たばこの火を押し付けたりハサミで刺したことも認める。
ケイシーはアンドレアとペイジも有罪にするためにはブリトニーの証言が必要だと考えるが、弁護士は二人は洗脳状態で殺意はなかったとして分離裁判を要求し認められる。
法廷でブリトニーは二人はエミリーが痛めつけられるのを楽しんでいたと証言。アンドレアは証言台に立ち、ブリトニーには逆らえず後悔していると話すが、ケイシーはアンドレアがエミリーの指輪をはめているのを見抜き、二人も共犯だったことを主張する。
タナー高校でまた殺人事件が起きる。容疑者はアグネスだった。

いじめがエスカレートして起きた殺人事件。ブリトニー、アンドレア、ペイジとエミリーの結束は固く、弱者のアグネスをいじめることで自分たちの関係をより高めていました。学校はいじめの実態をつかんでいても見て見ぬふり。アグネスは一人苦しんでいました。ベンソンは自分も学生時代友達がいなかったとアグネスに話します。ベンソンの場合は母の飲酒癖を知られたくなくて、自ら殻に閉じこもっていたのですが、ベンソンの話でアグネスも辛い思いを口にすることができました。
4人の友情はやがて亀裂が入ってきます。エミリーはグループから抜けたがりますが、それをブリトニーは許しません。ファンの説明によると少年は怒りを表に出すけれど、少女は本音を隠したがる。だから表向きには不和が見えないものの、じわじわといじめが進んでいきます。
ブリトニーがエミリーにルーカスを差し出したのも、エミリーを痛めつける口実を作るためだったのでしょうか。16歳の子供たちと付き合い、しかも脅されている23歳のルーカスにも問題があると思います。未然に何らかの形で手を打っておけば、悲劇は食い止めrたれたのではないでしょうか。
ブリトニーの悪知恵にうまく乗せられてしまったエミリー。ルーカスはエミリーにとって憧れの人だったのでデートが実現して嬉しかった。だがこれがブリトニーが仕組んだことで、恋人を奪った罰だと言われたエミリーは縛られさんざん痛めつけられ、殺されてしまいます。アンドレアとペイジは最初は事件への関与を否定、しかしルーカスの証言があったために、今度はブリトニーに脅されて仕方なく関わったと証言します、だがケイシーはアンドレアが1月生まれなのに、サファイアの指輪をはめているのを見逃しませんでした。サファイアはエミリーの誕生石です。ケイシーが指摘したとたん、突然人が変ったようにアンドレアはペイジを責め始めます。エミリーの指輪をアンドレアが奪い、が財布をペイジが奪い、二人も立派な共犯でした。
事件は解決したかと思われましたが、また高校で殺人事件。学校で人気者だった最上級生が殺されます。ロッカールームにはアグネスを中傷する言葉が大きく書かれていました。容疑者はアグネス。連行されるアグネスはベンソンに「あの3人がつかまっても何も変わらない。」と言い捨てます。
決してなくならないいじめの問題。いじめられる側のアグネスの父や弟もアグネスとともに痛みを感じていますが、エミリーも含めていじめる側の両親は娘たちの実態を全く知りません。自分の娘は優秀で何も問題ないくらいに思っているのでしょう。でもまだ彼女たちは未成年ですから、親は子供を正しく理解し育てていく義務があると思うのですが。ステーブラーはエミリーのメールを読んで娘のメールのようだと話していましたが、娘のメールを見せてもらえるというところで親子関係は良好に感じられます。
ブリトニーに報復したアグネスの弟トロイを演じていたのは、The Sopranosでソプラノ家の息子A.J.を演じていたRobert Ilerでした。

腹立たしい話だよね。
いじめの実態があるのに学校もどうにもできないし。
生活相談員はまずアグネスの相談に乗ってやらなきゃならないのに。
アグネスが辛すぎます。

被害者エミリーもアグネスに執拗にいじめを繰り返していたのだから
自業自得だと同情できない部分もあるんですが
女の子の友情とやらは本当にややこしい。
裏切るとこんなに恐ろしい制裁が。
男の子たちのように怒りをそのままぶつけて
すっきりおしまいってなった方が分かりやすくていいね。
(でもいじめ問題は別ですけど)

子供たちの実態を全く知らない親も問題。
まだ未成年なんですから、親が子供のメールをチェックしてもいいと思います。
親のすねをかじって生きてるんだもん。
ステーブラーが暗に示唆してくれていました。
さらに気になるのがキレやすい子。
アンドレアとペイジに裏切られたと思った途端
ブチ切れて叫んだブリトニーも
法廷で指輪の件を暴露された途端
お互いを激しく罵ったアンドレアとペイジも
まさにこのキレやすい子たちの典型でした。
現代社会が生み出してしまった様々な問題点。
そして最後に大きな落とし穴が残されていました。
いじめはなくならず、ついに自ら報復措置を取ってしまったアグネス。
事件の真っ最中なのに調子に乗った被害者がバカですが
なんらかの形でアグネスを救えなかったのかな。
いかにもSVUらしい、重たすぎる幕切れでした。
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