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Law&Order SVUS6-#12 「Identity」

ギャング団SCAに属すルイス・ベガがビルの屋上から滑り落ちて死亡する。ルイスの性器には歯形が付けられ、2000ドルを所持したままだった。ルイスは18歳のクラウディアをレイプした罪で訴えられたことがあったが、クラウディアは起訴を取り下げていた。クラウディアはSCAの入団テストでメンバーと寝なければならず、ルイスもその一人だったが、クラウディアは我慢ならなくなり結局テストは不合格となった。SVUはクラウディアの友達にも話を聞くが詳細がわからない。やがてビルの屋上に住む聴覚障害者のホームレスのケイティが、事件を目撃していたことが明らかになる。ケイティは死んでいたルイスを見たことを認めたものの、ステーブラーが尋問しようとすると逃げてしまった。ケイティは漁ったごみの中からカード番号等の書かれた書類を拾ってルイスに渡し、ルイスが関わる偽造カード作りを助けていた。SCAには警察の手入れがあり、ケイティはその報復として喉を切り裂かれてしまう。しかしケイティの証言から、ルイスを殺したのは事件現場の壁にSYKのサインを残している者だとわかる。
SKYのサインはB22Bというサインとともに足場の悪い場所に書かれていた。B22Bを記しているのは名門私立校の学生たちで、危険な場所に落書きするのが流行っていた。SYKはサイコを名乗るローガン・スタントンのサインだった。SVUがローガンを尋問すると、誰かが自分のサインを真似たとローガンは興奮状態になる。そしてローガンの双子の妹リンジーは、事件のあった晩家にいたとローガンのアリバイを証言する。ローガンが暴れ出したためにステーブラーが取り押さえると、リンジーがステーブラーを殴ってローガンを救おうとする。
ベンソンがリンジーを尋問すると、リンジーは自分がルイスを殺したと自白し始める。リンジーはローガンのチームに入りたくてSKYEのサインをした。すると男が来てリンジーを襲おうとしたため、思い切り噛んだら男が後ろに倒れた。しかしルイスの遺体に残っていたのはローガンのDNAだった。
なぜリンジーはローガンをかばうのか、SVUが二人の過去を調べていくと、産まれたころの記録が抹消されていたり、ベビーシッターの証言などからリンジーは怒ると手がつけられなくなり、母は娘の態度が気に入らず薬を飲ませていること、リンジーは膀胱感染症で何度も入院しているが、陰部に傷を負っていることなどが判明した。薬の件について両親に聴くとやせ薬を与えていたとの答えが返ってくる。
レベッカが二人の過去を突き止め両親に問いただすと衝撃の真実が明らかになる。リンジーはローガンとの一卵性双生児として生まれルーカスと名付けられたが、割礼手術に失敗したために、担当医のブレアはルーカスを女性として育てることを勧めた。その結果ルーカスは性転換手術を施され、ローガンの双子の妹リンジーとして育ってきたのだった。自分の性の秘密を知ってしまったリンジーは、男に戻って生きることを決意する。
やがてローガンがブレアを訴える。ブレアは二人のカウンセリングを行う際に、二人にセックスをさせるかのように寝かせていたのだった。ブレアは治療のためだと否定するが、性をオープンンにとらえるためとカウンセリングの中で二人にポルノ映像を見せることもあった。
ブレアが何者かに殴られて死亡する。防犯カメラの映像はローガンかルーカスか、どちらかの姿を映していた。

麻薬所持や暴行事件などを起こしているギャング団のメンバールイスが、ビルの屋上から墜落死します。辺りの壁は落書きだらけで、ホームレスもたむろしていました。ルイスの傷跡から、相手の女性の恨みを買ったものではと捜査が進められていきます。事件を目撃していたホームレスの女性がルイスのカード偽造に関わっていて、カード偽造事件の取り調べに貢献することになりますが、ルイスを落とした犯人が残していたのは壁のサインでした。
サインを書いていたのはギャングではなく、名門私立校の学生たち。B22BはBorn to be Badの略で悪ぶってみたい証ですが、書いていたのはSYKのサインを残したメンバーのローガンでした。
ローガンはルイス殺害を否定。双子の妹リンジーもアリバイを証言しますが、ローガンのDNAが検出される中で、今度はリンジーがルイスに襲われて抵抗したらルイスが滑り落ちたと自白を始めます。なぜ虚偽の自白をし続けるのか、SVUが疑問を感じ双子について調べていくうちに、二人の生い立ちの謎が解かれていきます。
男児の一卵性双生児としてルーカスとリンジーは生まれますが、リンジーは割礼手術に失敗、このままでは将来辛い思いをするだろうと両親は考え、Drブレアの勧めでリンj-に性転換手術を受けさせます。そこからリンジーは女の子として育てられ、ビタミン剤と称してホルモン剤を飲まされていきます。男の子が割礼手術の失敗から性転換手術を受けさせ、女の子として生きることになり思春期を迎えて悩みを抱えるという話はMentalの第8話「House of Millors」でも取り上げられていましたが、今回はリンジーの双子の兄ローガンとの強い絆が感じられました。だからこそ女性として生きていくことへの疑問もなおさら強く、リンジーは不安定だったのではと思われます。
ルイスに襲われそうになった時の自衛は当然のことだし、そのままルイスが滑り落ちたのなら事故で片付く事件でした。しかし自分が故意に姓を変えられ、しかもDrブレアの実験台扱いされていたことが分かって、双子はブレアへの復讐を考えます。ブレアを殺害したのはどちらだったのか。リンジーが男性に戻って生きることができるようになっても、暗い結末となってしまいました。
ローガンとリンジーを演じているのはReiley McClendon。一人で男性と女性の二役を見事に演じ分けています。キャスティング段階では双子の男女の兄妹を数多くチェックしていったのですが、ローガン役のオーディションに現れたReileyが中性的な雰囲気を持ち、妹役もこなせるとアピールしたので両方の役を演じることになったそうです。ブレア役のPeter Firthはイギリスのベテラン俳優。Spooks(MI-5)のボスのハリー役で活躍しています。

男の子が女の子として育てられていく話は、すぐにMentalを思い出しました。
Mentalに出てきたへザーは自分の性について悩み苦しみを抱えていましたが
ジャックのカウンセリングで前向きに生きる道を見つけます。
今回のリンジーも事件では辛い思いをしたものの
自分らしく生きる道を見出せたのに
そこで自分を女性に変えてしまったブレアの殺害を決意。
決して救われないところがいかにもSVUです。
しかもブレアがなぜかSpooksのハりーですからね。
意外なキャスティングにビックリしました。

しかしよく似た双子だなと思ったら
ローガンが心の姿でリンジーが女装バージョンだったんですね。
見事な演技に恐れ入りました。
Drファンはしばらくお留守なんでしょうか。
精神科医レベッカにも慣れてきたけど
彼女はあくまでも医者なので、ちょっと立場が違うからね…
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