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Cold Case S6-#2 「教師」

1991年ハーバード大学を卒業したローラは
TFAに参加してフィラデルフィアの高校の歴史の教師になるが
11月の晩、駐車場で何者かに射殺されてしまう。

物騒な地域なので強盗事件として片付けられていましたが
当時の教え子でローラの影響を受けて教師になったダーネルが
学校でローラの車のキーを見つけて、彼女が事件に巻き込まれたことを確信
再捜査を頼みに来ます。

学校の荒れ具合はThe Wireでのプレッツの苦労を思い起こさせますが
生徒以上に教師の姿勢に問題があると思います。
全くの新人ローラに指導するわけでもなく
いきなり専門外の歴史を担当させることにさせるし
マーガレットはローラがクリスマスまで持たないと言ってのけます。
事実になってしまったけど。
現場の教師はTFAで派遣されるエリートな若者たちが迷惑だったのかな?
とにかく教師側に今の状況を改善していかなければならないという意識が
全く感じられないのにイライラしてしまいました。
教科書が買えないのは予算不足。
ってことは政治の問題?
これではいくら希望に燃えて教壇に立ったところで
すぐに意欲をそがれてしまいます。
そして教師が護身のために銃を持ち
心身とも疲れ果てて薬に走り…これで生徒たちを向上させていくことなんてできないよね。

でもローラは頑張りました。
教科書がなければ新聞を買って与え
地域を見つめてそこから身近な歴史素材を引き出していきます。
確かにフィラデルフィアにはアメリカの歴史がたくさん詰まっている。
歩いて学べる素晴らしい地域でした。
教師の熱意は生徒に通じます。
ローラに思いを寄せたダーネルは
それは叶わなかったとしても、彼女の遺志を継いで教師となりました。
そして落ちこぼれのラモスも
自分史のレポートをローラに褒められ学習意欲も育ってきたのに。
疲れ果てた教師ケニーの薬を調達する役を引き受け
ラモスがそれをローラに伝えたために、ローラはケニーを非難し
表沙汰になっては困るとケニーはローラを射殺。
それが事件の顛末でした。
教師間の連携ができていて、助け合っていればありえない事件なのに。

それでもまだケニーは転勤した先で教師をしていたし
マーガレットもそのまま教えています。
ただ日々の仕事をこなしている…それでいいのかな。
いろいろと腹の立つことが多すぎる事件でしたが
救いは高校を卒業できなかったラモスが
卒業資格テストのために勉強を始めたこと。
ラモスにはローラの信念が伝わっていました。

ケニーの若い頃が「幸せの処方箋」のレイだったので驚きましたが
現在のケニーはビバヒルのランドール教授に変身していました。
ついでにリリーはボビーじゃなくてエディと続いてるんですね。
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コメント 4件

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カクテキ  

あんなことがなければローラの周りからすこしずつ何かが変化していただろうに…と素直に感じられました。
学校の荒れ具合にプレッツ先生を思い出し、さらにネクタイちょん切り遊び…
The Wire見てるのかと思いました。

2010/07/29 (Thu) 10:55 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

確かにネクタイ切りもそのままThe Wireでした。
この際The Wireにインスパイアされましたと開き直ってもよかったのかも。
どうにもならないやるせなさにただイライラ。本当にローラが気の毒でした。

2010/07/30 (Fri) 16:34 | 編集 | 返信 |   
Anne  

こんにちは。
今回もなんだか切ないエピソードでした。学校に元からいる教師たちにとっては、
2年間という期間が決められてるからこそがんばれる若者たちが、
結構しんどかったのかもしれないですね。これからずっと続く自分たちには、
そこまでのことはどうしたってできないしとか。その彼らの気持ちもわかるけど、
ローラがあんな形で殺されてしまったのは残念でした。
それでもレナルドとダネルに気持ちが受け継がれたから、その死は
無駄じゃなかったと思えるので、よかったです。

2010/07/31 (Sat) 18:25 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

確かに現場教師にはエリートな若者は煙たい存在かも。実際はこのシステムがどのくらい効果があったのか気になってきました。荒れた学校を建て直すのは大変なことだし。
レナルドやダーネルの今の姿が救いになりました。
ローラが命をかけて素晴らしいものを残してくれたのは確かです。
TBありがとうございます。

2010/07/31 (Sat) 19:17 | 編集 | 返信 |   

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