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映画:ドラゴン・タトゥーの女

昨日「ドラゴン・タトゥーの女」のジャパン・プレミアに行ってきました。

東京国際フォーラムのAホールはやたらと広く
ふだん狐試写室のお世話になっている自分には
まるで違う世界でした。
しかもステージに向かってセンターにレッドカーペットが敷かれてるし。
割り当てられた席は2階だけど一番前だったので
パフォーマンスは何の邪魔もなく観ることができたのはラッキーでした。

その映画の始まる前のパフォーマンス。
小林東雲さんという著名な水墨画家の方が
白い壁面にドラゴンを描き始めるところからスタート。
見事な羽根の生えた龍が描かれている間に
リスペット風ファッションの女性達が出てきて
キャットウォークでのパフォーマンス。
その中でもやたらと足の細い人がいると思ったら
モデルの菜々緒さんという人でした。
細すぎです。
だってリスベットが痩せてガリガリってことなのに
そのリスベット役のルー二ー・マーラより細いんだもん。
反則でしょ。
ついでにパフォーマンス中に流れるのが
ZEPの名曲「移民の歌」のカバーバージョン。
今回の映画のテーマソングなんですけど
オリジナルが好きだとカバーはなんだか…と嫌な予感。

そしてドラゴンもできあがり
デヴィッド・フィンチャー監督とルー二ー・マーラがステージに登場しました。
インタビューを受けた監督はとにかく余計なことを言わない。
大変わかりやすいコメントでよかったです。
映画は見ればわかるんですから。
そして初主演のルー二ーはリスベットのイメージと裏腹に真っ白なドレスで
話す姿も初々しくてキュートでした。
フォトセッションでも立ち位置とかよくわかってないようで
慣れてないのかなと気になったり。
ルー二ーって「ソーシャル・ネットワーク」に出てたんですよね。
全然記憶にない…っていうかあの映画で女性の印象が全く残ってない。

パフォーマンスも小一時間かかり、しかも本編も2時間半以上の大作。
こりゃ終了は遅くなるよなと気にしていたら
上映前にドラゴンは撤収しないとスクリーンの邪魔になりますが
今レッドカーペットを片付けなくてもとムッとしました。
地面が赤いとスクリーンに影響が及んだのか?謎です。

さて、小説とオリジナルの完全版をすべて制覇しているので
かなり自分なりにイメージが固まってしまっている今回の作品ですが
リメイクも大満足な出来でした。
途中で飽きることもなかったし。
舞台がそのままスウェーデンだったのがまず嬉しかった。
製作がハリウッドだから英語のセリフは仕方ないけど
スウェーデンでは十分英語も通じるので問題なし。
この映画はストックホルムやヘーデスタの風景がとても大事なんですよ。

ミカエルはダニエル・クレイグ。
オリジナルのミカエルがごっつい感じの普通のオヤジで
スウェーデンではこういうオヤジがモテるのかとちょっと不思議だったんですが
その点はダニエルがカバーしてくれました。
お疲れ気味の様子も伝わってきたし。
リスベットのカッコよさがなんといってもこの作品のキーポイント。
オリジナルのリスベットもメイクやピアスを取ってしまうと
小柄で穏やかそうな女優さんだったので驚きましたが
ルー二ーはもっとかわいらしくなってるかな。
でも迫力ある演技は素晴らしかったです。

ストーリーは原作に忠実。
もちろんオリジナルも忠実だったので似ている部分はたくさんあるんですが
前半はテンポが速いなと感じました。
オリジナル完全版より短くなってるんだから当然はしょらなければならないけど
そのテンポの良さが観ている者を引きつけていきます。
先にリメイクを観てからオリジナルにチャレンジしようとして
1話で挫折してしまったThe Killingは
オリジナルが日本語吹替えなのもがっかりの一つでしたが
あまりにもテンポが同じで
もう一度同じドラマを見ているような錯覚を起こし
それって時間の無駄!と感じてしまったのが一番の理由でした。
だから今回は楽しかった。
そしてもちろん頭の中でオリジナルと比べているんですけど。
リスベットが拷問されるシーンは
オリジナルの方が痛そうに思えたかな。
表現の仕方で感じてくるものも変わってきます。
ミカエルがヘーデスタで過ごした家は
オリジナルの方がもっと小屋っぽかった?

ハリウッド版だとどこかで観た顔に会えるのが嬉しい。
久々に見たコバッチュ先生が警備会社の社長役で出ていましたが
いきなり白髪頭で驚いた!
これって役作りのためだよね。
それからリメイク版The Killingの刑事さんが
スウェーデン人らしく「ミレニアム」で働いてました。

映画の中身を何も語らない感想でしたが
ラストシーンでリスベットが買うものは
原作では全然違うことを確認しておきます。
これだけ楽しめると、第2部、第3部もリメイクを期待したくなってきます。
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