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Before the Rains

Before the Rains [DVD]Before the Rains [DVD]
(2010/04/12)
Linus Roache、Rahul Bose 他

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<カッターさん祭り>

今回輸入したDVDの中で一番観たかったのがこの作品。
イギリス映画というかインド映画というか
ロケ地も登場人物のほとんどもインド人です。
そしてまたカッターさんは不幸をもたらします。
宿命でしょうか。

1937年のインドのケララという地域で
イギリスから道路敷設やお茶、スパイスのプランテーションを行うために来ているヘンリー・ムーアは
メイドとして雇っているサジャニと恋に落ちます。
ヘンリーの妻子はイギリスにおり、サジャニも夫がいて
この禁断の恋を知っているのはヘンリーのところで働いているT.K.だけでした。

ところがヘンリーの妻子がイギリスからやってきて、二人の不倫は続けられなくなります。
一方ヘンリーとサジャニが水辺にいるところを見ていた者がサジャニの夫に密告。
ただ相手はヘンリーだとは知らされていませんでした。
サジャニは夫の虐待を受けますが浮気相手については明かさず
ヘンリーのところに助けを求めに来ます。
だがトラブルにまきこまれたくないヘンリーは
TKに頼んでサジャニを遠くに行かせます。
すると今度は夫とサジャニの兄がサジャニが失踪したと探し始めます。

ある晩姿を消したはずのサジャニがヘンリーとTKの前に現れます。
ヘンリーと永遠の愛を誓ったサジャニは
ヘンリーに愛されていると信じていました。
そして再度ヘンリーに愛しているかと尋ねますが
ヘンリーはNoと答えます。
するとサジャニはヘンリーがTKに渡していた銃を取り上げて自殺します。
ヘンリーは自分とTKの身を守るため
サジャニを川に沈めてしまいます。

サジャニの捜索が続けられ
ついに川からサジャニの死体が上がります。
銃弾が発見されイギリス製だとわかり
銃をもらっていたTKにサジャニの殺害の容疑がかかります。
サジャニは住民裁判にかけられ真実を述べることを余儀なくされ
ヘンリーも妻に真実を述べざるを得なくなります。
サジャニが自殺した原因がヘンリーにあったと知った兄は
サジャニに銃を渡し、ヘンリーを撃つよう命じます。

そもそもヘンリーが不倫し
それをごまかそうとしたことがトラブルの発端。
ヘンリーもサジャニを愛していたとしても
妻子の前でそれは隠さなければなりません。
ところがサジャニの思いは真剣でした。
そしてヘンリーとTKの前で自殺。
サジャニの遺体をさっさと片付けたことが
さらなるトラブルを生みます。
主人には従わねばならず
だが独立の波が押し寄せイギリス人を排除しようとする動きが強まり
TKはその板挟みで苦しみます。

またしても不幸を招いてしまったライナス。
本当にこういう役が似合いすぎます。
戦前のイギリス紳士(といっても労働してるけど)のいでたちもしっくりハマっているし
絵になるシーンが多いです。
インドの大自然の中で撮影された映像も美しく
緑が広がる光景は神秘的です。
ロケはさぞかし大変だったでしょう。
特典映像でコメンタリーが付いていますが
監督とライナスのトークなので
ライナスの映画レポートを楽しむことができます。

サジャニとの絡みはなまめかしく美しかったけど
サジャニの死を妻に告白するシーンでは妻にひっぱたかれるし
TKに銃を突きつけられて観念するし
やはりヘタレ美中年路線は続いていました。
こういう作品でこそライナスらしさが引き立ちます。
これからも是非作品を選んで出演してもらいたいです。

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不倫相手のサジャニに迫る

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こちらが夫の不倫を何も知らない妻

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傷心中

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そしていつものようにヘタレ状態
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