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OZ S2-#5 「家族」(ケラー語録)

左腕のギブスをはずしてもらうために病棟へ行くと鼻を折られたマックが追ってくる。不機嫌なマックに「おいおい、鼻を折ったことは謝っているだろ。だがリアルにやらなきゃビーチャーにグルだってバレちまう。」と説明する。マックは「おい、いいか。シリンガーに協力しろと言われたが、言っとくぞ。ビーチャーが死んだらお前とは方をつけるからな。」と睨みつける。「いつでも受けて立つぜ。ベイビー。」と返答するとネイサンが来て電気のこぎりのスイッチを入れる。「きゃぁ!」笑いながら叫ぶ。
ビーチャーを連れてジムに来る。「レスリングの経験は?」と尋ねると「ああ、高校の時に一度だけな。だがアーサー・ウィダーがパット・デコルフスキーに足を折られたことを聞いてすぐに止めちまったんだ。」とビーチャーは答える。「じゃあ、折らんように気をつけよう。強い足を引いて構える。」説明をしながら向かい合い身構える。「どっちかわからん。」「やればわかる。肝心なのは相手の腕を掴むことだ。そこで引き寄せ身体をひねって押さえつける。さあ行くぞ。」「ああ。」ビーチャーの身体をはたき掴もうとする。「バランスを取れ。」腕を掴んで投げ飛ばし、上から押さえ込む。「うっ。」ビーチャーはもがく。「首を締めるなよ。」手を離しビーチャーは起き上がる。「そうだ。そいつを言い忘れていた。もう一度だ。」再び二人は構え、ビーチャーはまた投げ飛ばされる。その様子をシリンガーは隠れて見ている。
ついにビーチャーが身体を押さえ込む。「やるじゃないか。」「手を抜いたろ。」「まさか。」「いや、抜いた。わかってるぜ。」「そういうなら今からは本気だ。」立ち上がりビーチャーを振り落とす。二人はシャツを脱ぐ。「さあ、来い。」四つん這いになってビーチャーの腹に右手を当て、左手で手首を掴み、隙を見計らい首を掴んで投げる。ビーチャーは反撃に出るがさらに押さえ込む。
二人は下着を脱ぎ、上半身裸で闘いを続ける。組み合ったとき目が合い、ビーチャーは離れる。満足げに見ていると、ビーチャーに起こされる。
監房で'ビーチャーにチェスを教えてもらう。「こいつのどこがおもしろいんだ。」「いいからそう言わずにやってみろよ。」駒を適当に動かすと「ああ、こいつはダメだ。」とビーチャーに注意される。「見ろよ。ルールが多すぎるんだ。」「ゲームなんだから仕方がないだろ。レスリングにだってたくさんあるんだ。」「いいよ、じゃあこれでどうだ。」考えながらやり始めるとマクマナスがノックする。マクマナスはビーチャーにこの場で話していいか了解を取り、妻の自殺について話し始める。その様子をベッドに寝転がって神妙に聞いている。
マクマナスが出て行くと起き上がり、「チェスをやるか。」と尋ねる。ビーチャーは無言のままだ。「レスリングは?一人になりたいか?」ビーチャーは黙って首を振りうつむくと、額を近づけ首に手をかける。「わかるよ。泣きたいなら泣けよ。誰も見ていないから。」ビーチャーから離れるとビーチャーはチェス盤をひっくり返す。心配して見に来た看守に「なんでもない。」と答える。
ビーチャーとカードをやっているとシリンガーが郵便を届けながらビーチャーをからかう。ビーチャーは手紙の内容に落ち込む。
(ビーチャーは母親の遺体を子供たちが見つけたことを知り、子供たちに会うことを諦める。)
夜、ビーチャーのうめき声が聞こえてくる。「ビーチャー。」ビーチャーは肩を震わせて泣いている。「俺の、俺の人生は終わりだ。俺の人生は本当に終わっちまった。俺は一人ぼっちだ。」「違うよ。」背後からビーチャーの肩に手をかけ頭を撫ぜる。「一人なんかじゃないぜ。大丈夫だ。」手を肩から下ろし下半身に触れようとするとビーチャーが怒って振りほどく。「よせ。俺に触るんじゃない。」慌てて手を離す。ビーチャーは泣きながら崩れ落ちる。
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