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OZ S4-#8 「博打」(ケラー語録)

麻薬のリハビリセッション中にシスターピートの前に現れる。「何をしに来たの。」「麻薬をまたやりたくなってきたんだ。助けて欲しい。」と真剣な口調で答える。「あなたの参加は断るわ。」さらにピートに近づいて「シスター、拒否はできないはずだ。」と願うが「いいえ、できるわ。連れ戻してちょうだい。」とピートに命令され看守に連れ出される。
パソコンルームに入るとピートが追ってくる。「こんにちは。」「シスター。」思わず立ち上がると「そのままで。」とシスターに言われまた座りなおす。「知ってる通りこの数ヶ月私は修道院を去る準備をしてきたわ。以前私とあなたが交わした会話の中で、私は自分に疑いを持つことになった。精神科医として、そして尼僧として、女として。」「苦しめたのなら謝るよ。」ピートは説明を始める。「確かに苦しんだわ。だけどそれは感謝してるの。」「えぇ?」「聞いて、クリス。人間はほとんど偶然を生きてるの。今の私たちは偶然の産物なのよ。私達は必死で振り向かない努力をしている。怖いからよ。もしかしたらもっといい生き方があったらと思うのがね。でもあなたは私を振り向かせた。あなたのおかげで自分に対し疑問を持つことになったの。その結果私が何を見つけたと思う?私は精神科医、私は女、私は尼僧。そしてこの3つが同居したことは必然なの。ある方が私に課せられたこと。偉大な方がね。人は神を選べないの。神が人を選ぶのよ。」神の教えに頷きピートに答える。「神に選ばれなかった人間はどうなるんだ。例えば小学校で一人ぼっち、キックボールに入れてもらおうと待ってるような、そんな子。背が小さいから、頭が悪いから、人の輪に入れないから、そんな子はどうなるんだ。俺も神に選ばれたい。」右手を挙げ上を向いて「選んでくれ。」と願ってみる。「待つことよ。時間はまだあるわ。」ちょっと笑った後「それはどうかな。そうは思えん。」と吐き捨て、ペンダントをはずしパソコンの脇に置いて部屋を出て行く。
ライアンと一緒にアデビシとスプリーム・アラーの態度を見ている。「トラブル発生かな?」と気になるライアンに「だがたいしたもんじゃねぇ。今、何をすべきかわかるか。舞踏会だよ。俺達で何とかしなきゃな。」と誘い込む。「俺だってそうは思ってるが、何が出来る。サイードの野郎までアデビシに付いたんだぜ。」「うん。用心深く地雷を爆破させればいいのさ。」「いいぜ、Kボーイ。」と協力を確認しあう。
(洗濯場で血まみれのシェミンの遺体が見つかる。ビーチャーはアデビシ一派に痛めつけられるが「俺は一度寝たけど殺していない。」と訴える。)
ビーチャーが監房に入り込んで探し物をしているのを見つける。「何をやってるんだ。」「凶器を探してるんだよ。アデビシにシェミンを殺した奴を見つけろと言われたんだ。見つけないと俺がヤバイ。」「俺の物に触るな。」ビーチャーの腕を掴んで探し物を止めさせる。「俺は見たんだ。おまえがシェミンと洗濯室に入るのを。そして一人で出てきた。」とビーチャーに睨みつけられる。「それがどうしたんだよ。」「何故あんなことを。何故奴を殺した。」とビーチャーは詰め寄ってくる。周囲を見回してから左肩のタトゥーを指差し「この入れ墨なぁ。ベガスで2度目の結婚をしたときに入れたんだ。年寄り夫婦に仕掛けた詐欺の追い込みが成功したときさ。祝杯をあげてたんだよ。シングルモルトと金といとしのボニーとな。セックスの最中俺はずっと叫びつづけてたよ。俺様は神だ。それから酔っ払ってオールナイトのタトゥーショップへ出かけたんだ。世の中の連中に教えたかったのさ。俺は全能の神だと。」一息ついてから「大間違いさ。今になってわかったんだよ。もうこの入れ墨は消えない。もっと血を流すまではな。」「その話と俺の質問とどんな関係があるんだよ。」ビーチャーはいらいらする。「ハハ、俺はなぁ。お前はいろんな奴とやりまくってる。だろ。」「気にしないと言っただろ。」「気にするんだよ。」「するんだ。気にするんだよ。」「シェミンを殺したのはそれが理由か?」「さあ。」ビーチャーの質問に肯定とも否定とも取れる返事をして監房を出る。ビーチャーが追いかけてきて腕を掴む。「アデビシに全部話す。」「お前にはできんよ。」「どうして。」「理由は二つある。一つ、お前はパンカーモに頼んでハンク・シリンガーを殺させた。」「違う。」「そうさ。そしてハンクは死んだ。バーンはまだそれを知らないが、それはパンカーモがハンクの死体を上手く隠したからだ。だが死体が見つかったら、シリンガーはまたお前を狙ってくる。今度はお前の家族全員がやられるぞ。娘のホリーも殺される。」「下衆野郎。」「そして二つ目。シェミン殺しがばれれば俺は殺される。だが俺を愛するお前にそれは耐えられん。」突然下を歩いているモンド・ブラウンを呼ぶ。「よぉ、モンド。調子はどうだ。」モンドは中指を立てて答える。「あいつ、うまかったか。」「クリス、よせ。」「寝る相手は慎重に選べよ。奴は危険だぞ。」とビーチャーに注意を促す。ビーチャーは「これなら無視されてる方がよかった。」と怒って離れる。
ライアンからシャワールームでくすねてきたアラーのペンダントを受け取る。「あっちの方はどうだ。」「ああ、電話しといた。パンクさせることにしたぞ。」「いいぞ。」ペンダントを雑誌の中に隠して立ち上がる。
食堂でタバコを吸おうとしているブラウンの背後から近づく。「マッチか?」「ケラー。ここで何してる。」「お前とちょっと話がしたくなってな。」とタバコに火をつけてやる。「俺は話なんかないぜ。」と拒否されると「お楽しみならどうだ。」と迫る。そして周囲を見回し、アラーのペンダントを残しておく。
(アラーはブラウン殺しの容疑で捕らえられる。)
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