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OZ S4-#12 「武装」(ケラー語録)

(スプリーム・アラーがエムシティに戻る。)
図書室で読書していると近くにアラーがいる。アラーはレディングにシェミンとブラウン殺しを疑われるが、無実を主張する。アラーの視線を感じるが知らん振りし、アラーが出て行くと考え込んでいる。
ライアンの監房に報告に行く。「奴は俺たちがシェミンとブラウンをやったことを知っている。罪をかぶせたこともな。」ライアンは座って聞いている。「何で。俺もお前も喋ってないのに。」「あの二人はビーチャーと寝てたから感づいたんだろうさ。」「じゃあ、疑われているのはお前だ、俺じゃない。」ライアンに指差されてにやっとする。「何だよ。俺を見捨てるつもりか?」「いや、アラーが何を知ってるのか俺が探り出してやるよ。心配するな、K-Boy。」「信じるしかないな。」ライアンに任せることにする。
(ライアンはパソコンルームでアラーに近づき、アラーが疑っていることを確信する。)
洗濯しているレディングに近づく。「しかしなんでまたそうスプリーム・アラーを始末したがるんだ。」とレディングに聞かれ「そりゃあんたと同じ理由さ。お互いに奴が目障りだろ。」と答える。「何故俺のところへ。」「必要なら手伝いをしようと思ってな。」「そんな必要はないな。俺には奴をどうこうする気はない。アラーはアラーでやってりゃいいんだ。」とレディングに相手にされない。しかしレディングが電話している様子をライアンと見ていて「俺たちも手を打ったほうがいいんじゃないか。」というライアンの言葉に「いや、あのじいさんがすべて片付けてくれそうな気がしてきたぞ。」と安心させほくそ笑む。
(アラーはポエットのところに面会に来たダニエルズに刺される。)
(シリンガーにハンクが殺されたという連絡が入る。即ビーチャーが疑われる。)
シリンガーが食堂で血眼になってビーチャーを探しているのを見つけ、リバドーの隣に座る。「ビーチャーはどこにいる。ヤバいことになってきたぞぜ。」と尋ねるとリバドーは小声で「娘と面会室にいるはずだ。」と教える。「クソッ。どうすりゃいいんだ。早く知らせないと。」とイラつきながらテーブルを叩き立ち上がる。
(ホリーを連れてきたビーチャーの弟はロブソンに刺される。ビーチャーはホリーを必死で守る。父にホリーを安全なところへ連れて行くよう頼み、ホリーに「今度会うときはずっと一緒だ。」と約束する。)
監房に戻ってきたビーチャーを説得しようとする。「シリンガーを殺すんだ。」「いやだ。」「それ以外にどうする。」「俺が死ぬよ。」ビーチャーはうなだれる。「そいつはどういう意味だ。」「俺の命を差し出せば、せめて家族は助けてくれるかもしれん。」「確証は、契約書でも交わすのか。」怒って声を荒げる。「他に道があるか?」「ハンク殺しを他人のせいにすればいい。」「誰に?その先は?シリンガーがそいつを殺すか?人が死ぬのはもうたくさんなんだ。」ビーチャーは立ち上がる。「待て、ビーチャー、俺の言うことを聞け。」ビーチャーの腕を掴む。「落ち着けよ。そう興奮するな。」ビーチャーの首を押さえる。「いいから落ち着いて考えてみろ。」「考えた。逃げ続けるわけにはいかないんだ。今終わらせないと、俺の家族はシリンガーに殺される。」「そうさ。だからすべて終わらせるんだ。わからないのか。」ビーチャーの肩を揺すって納得させようとする。「シリンガーは殺すしかないんだ。」「そうしたら奴の仲間に殺されるだろ。そして今度生まれるシリンガーの孫が俺の孫を探し出して殺すのか。そんなのはごめんだ。クリス、これしかもう方法はないんだ。」「待て、待てよ。いいから待つんだ。」もがくビーチャーを抱きしめる。「待ってくれ。いいな。」突然ビーチャーの頭に頭付きを食らわせ、顔を殴ってビーチャーを気絶させる。
教義を説いていたクルティエーの所へ行く。「牧師。」「なんだい、ああ、ケラーだね。」「バーノン・シリンガーがトバイアス・ビーチャーを狙っていることは知ってるね。」「残念なことだが、私に止めることはできない。」「ハンク殺しはビーチャーじゃないんだ。殺しを依頼したのは俺なんだよ。」「君が?」「これから警察に自白するが、シリンガーにはあんたから話してくれないか。」と頼む。
(クルティエーはシリンガーに話し、ビーチャーとシリンガーはお互いに家族を守ると和解する。)
護送用のオレンジ色の囚人服を着て手錠をかけられ座っている。シスターピートが来る。「ハイ、クリス。」「シスターピート。旅の無事を祈ってくれるの。」「座って。ああ、何があったのかさっぱりわからないけど、でもいつもどおりあなたがすべての真実を知ってると思ってる。」「全部話した。」「あれは嘘だわ。」「嘘?」「もっと大きな真実のためのね。」ピートを見つめる。「いつか神について話したことがあったわよね。人は神を選べない。神が人を選ぶんだって。」「覚えてるよ。」「あなたは神に選ばれたいけど、もう遅すぎるって言ってたわ。でも、遅くなんてなかった。神はついにあなたを選ばれたのよ、クリス。賢明なやり方でね。」ピートから目をそらし下を向く。
ブザーが鳴ってビーチャーが見送りに来る。「2分だけあげるわ。」ピートに言われ立ち上がり無言のまま抱き合う。「手が使えなくてすまん。」ビーチャーはしばらく見つめた後結果を伝える。「シリンガーは俺を信じたよ。無実だって。握手までしたんだ。」「ほらな。俺はこれからマサチューセッツだ。裁判を受けてシリンガーの手の届かないところで服役するよ。」「アーリア系はどこにでもいるぞ。」「俺の敵じゃないさ。それに俺は生き残るためならどんなことだって出来る男だ。」「なぜこんなことを?」「理由は言わなくてもわかってるだろ。」「ああ。」「俺は皮肉屋だからな。本当に犯した殺人を隠したまま、やってもいない殺しで裁かれるってのも面白いじゃないか。」「そろそろ時間よ。」ピートが教える。見つめ合いキスをして再び堅く抱き合う。「またな。」ビーチャーの耳元で囁く。「いつ。」「ここか、天国かな。」「天国に行けると思うのか。」「ああ、お前とならな。神に追い払う根性はないさ。」涙を浮かべながらもビーチャーに微笑み返し、看守に連れ出される。ビーチャーは黙って見送る。

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