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アウシュビッツ行 最終列車 (Der letzte Zug)


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(2009/11/06)
ギデオン・ブルクハルト、ラーレ・ヤヴァシュ 他

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アレックスでもクリスでもないGedeonが観たいと思ってトライしてみましたが
タイトルの通り半端ではなく重たい作品でかなりどんよりしてしまいました。

第二次大戦末期、ユダヤ人を強制収容所へ送る列車も終焉に近づいてきていて
ベルリンに残っていたユダヤ人は有無を言わさず列車に乗せられます。
それが家畜を運ぶための貨車で、老若男女を問わず人々はすし詰めにされ
バケツ一杯の水を与えられるだけ。
まずは水をどう飲むかから争いが起こってきます。

熱く狭苦しい中で食べ物も飲み物もなく人々はどんどん衰弱していきます。
そして何とか外に出られないか考え始めます。
狭い鉄格子を切る作戦は成功。
若者が窓から外に出ますが、すぐに射殺されてしまいました。
SSにばれるまえに、格子は元に戻されます。

弱い者が命を落とし、SSに反抗した者がその場で射殺されていきます。
列車が駅に着くと皆中から水を要求します。
パンを分け与えてくれた親切な兵士もいました。
だが車体を洗う水を分けてもらいたくて女性が腕時計を差し出したところ
兵士たちが水を貨車にかけてくれたので
誰もが宝石を手放し水を要求しました。

幾晩か過ぎ、貨車の床に穴を掘って開ける作戦が始まります。
これもずいぶん苦労しましたがなんとか小さな穴が開き
女性のルースと女の子のニーナが下から外に脱出しました。
もう少しでSSに見つかりそうでしたが、反対側から列車が走ってきて死角に入り命拾いします。
列車はそのままアウシュビッツに到着しました。

アウシュビッツの悲惨な光景は映画やドラマで見てきましたが
人々が送られていく列車をテーマに扱った作品は初めてでした。
過酷な環境の中で人々は助け合い、励まし合っていきます。
Gedeonが演じているのは元ボクサーのヘンリー
妻のリア、娘のニーナと赤ちゃんの4人で列車に乗せられますが
水不足でリアは母乳が出なくなり苦しみます。
ニーナは何度も恐怖を味わいながらじっと耐え
SSの誘導尋問にも乗せられず、家族や仲間たちを守ります。
そしてヘンリーの空に向かって祈れば気持ちが伝わるという言葉を信じ
ルースと共に脱出し、脱走者を救う人たちに助けられたのでした。

ヘンリーは力もあるし信用も厚く
いつの間にか貨車の中を統率していました。
どんどんやつれていく姿は痛々しいんですけど
回想シーンでボクシングの試合の様子が出てきたり
着ているものを脱がねばならなかったりで
あんなに無駄脱ぎ拒否をしていたアレックスと違って
ヘンリーは脱ぎまくっていました。
辛いシーンばかりですが、ちょっと目の保養になったかな。

戦争を扱った作品を見た後はいつものことですが
二度とこんな痛ましい悲劇を起こさないで欲しいと痛切に感じます。
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コメント 2件

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くーみん  

>無駄脱ぎ拒否
必然性があれば、脱ぎますってことでしょうか。
俳優さんとしての芯のしっかりした姿勢を感じます・笑

アマゾン見てきましたが、けっこうレビューが入っていました。
ナチものはやっぱり人気があるんですね。

ただ重すぎて・・・・・、元気な時でないと、つらいかもしれませんね。

2012/10/11 (Thu) 10:09 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

GedeonがREX時代に脱がなかったのかはとても不思議で、川で遊んでるときでさえシャツを着てたのが不自然すぎました。でも役が変われば当然脱ぐんだなと確認できてよかったのか…
ナチ絡みの映画は観るのに気力が要りますね。今回はGedeonを観るという目的があったからよかったものの、そうでないとくじけてしまいます。いいきっかけになったとも思えますが。

2012/10/11 (Thu) 20:22 | 編集 | 返信 |   

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