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Law&Order SVU S12-#20 「Totem」

GPSを使った宝探しゲームをしていた少女たちが、教会の前でキャリーバッグの中に入れられた女児の遺体を見つける。女児は10歳のマーニー・フォスターで、失踪届が出されていた。マーニーは前日下校途中に行方不明になっていた。
ワーナーは検死の結果、性的倒錯者の犯行との見方を強める。マーニーは枕を押し付けられて窒息死していたが、膣に異物を挿入され処女膜が破れていた。胃からミルクと睡眠薬が検出され、用意周到な犯行がうかがえた。
診療所を閉鎖したDrジャクソンが、Drファンの紹介でFBIで働き始め、今回の事件を手助けしに来た。ジャクソンは遺体がくるまれていた絹のシーツや枕、人形を見て、犯人なりの愛情表現の方法だととらえる。SVUは前科のある小児性愛者を調べ該当者の事情聴取を行うが、誰もがアリバイがあった。また人形はパーフェクトペニーと呼ばれる1989年に製造中止になったものだった。
マーニーの母のスーザンはチェット・ハドラーと不倫していたが、夫に告白しチェットと別れることを決意していた。しかしチェットが納得しなかった。チェットは元恋人の家で13歳の少女を虐待した疑いがもたれていたが、本人は否定する。マーニーが失踪して時、スーザンはチェットとホテルにいたことを証言し、チェットへの容疑は晴れる。
ジャクソンは今回の事件の犯人は女性だと想定する。過去に女性の性犯罪者は10人以下で、単独犯を見たことはない。だが今回は遺体を教会の前に置いたのは神の手に委ねるためであり、マーニーの扱い方も思いやりに満ちていた。犯人自身も虐待された可能性があり、人形は純潔の証、マーニーは犯人が失ったものを持っていたと考えられた。
マーニーはメイドの話から、失踪した月曜の午後、ピアノのレッスンに行っていたことが確認された。ピアノ教師のジューン・フライはマーニーはスーザンからレッスンを休むと連絡を受けていたと答える。ジューンはマーニーは誰からも愛される子で、最近ピアノが上達し才能にあふれていたと話す。
マーニーの葬儀に犯人が姿を現すと考えたベンソン、ステーブラー、フィンは教会で張り込み、人ごみから逃げ出すジェーンを見つけ逮捕する。ジェーンは話したくないと口をつぐむ。ジェーンは37歳の独身で前科なし、17歳のとき母を亡くし、相続した家でピアノ教室を開いていた。家は遺体放棄現場のすぐそばだ。ジェーンは事件の起きた日、他の生徒たちにも電話をかけていた。ジューンがレッスンを休みにすると伝えていたのだが、スーザンがマーニーに伝えなかったため、マーニーが間違えて来てしまったのだろう。
ベンソン、ステーブラー、ジャクソンはジューンの家に行く。ベンソンがジューンと話している間、ステーブラーとジャクソンは家宅捜査を始めるが、家は30年前から時が止まっているように感じられた。ジューンを変える何かがここであったようだ。二人は人形の髪や枕を見つけるが、辺りは漂白剤で拭かれていた。また外のゴミ箱から、バッグやレイプで使われたと思う木製のスプーンが見つかる。その時ピアノを弾いていたジューンが「ご両親に謝罪を。」と言って突如倒れる。ジューンはマーニーの胃から検出された睡眠薬と同じものを飲んでいた。
ジャクソンがCPRを行い、病院に運ばれたジューンは意識が戻る。だが何故謝罪したのかを話そうとしない。ジューンの心を開かせるため、ジャクソンが話を聞くことにする。ジャクソンは退院したジューンに人形を見せると、ジューンは死にたかった、死ぬべきだと言い始める。一人娘のジューンが母にピアノを習い始めたのは5歳のときで、大切にされた一人娘だった。人形は父がくれたものだったが、ジャクソンが父親について問うと、話したくないとジェーンは口をつぐむ。そして弁護士を呼ぶよう要求する。
弁護士を呼べば、ジャクソンとの会話は続けられない。ジューンはジャクソンとの会話を望み、弁護士を断る。ジャクソンは家庭内の苦しみがわかると言って、自分の娘について語る。するとジューンは7歳のとき人形をプレゼントしてくれた父にレイプされたことを告白、父親の理想の娘を演じてきたことを打ち明ける。そしてマーニーはジューンの理想であったこと、だから人形をあげたが、予期せぬときにマーシーが家に来て犯行に及び、自宅に帰すわけにいかず殺害したことを話し、許してほしいと泣き続ける。ジューンが罪を認めたため訴訟手続きに入ることになるが、ジューンは祈り続けていた。「私の癒しと保護」という言葉から過去の記憶が蘇ったのかもしれない。SVUは余罪を疑う。

他にも被害者がいるかもしれないと疑ったSVUは、ジューンのピアノ教室の生徒たちに尋ねると、誰もがいい先生だと答えます。だが生徒の一人が、ジューンが杖をついた年配の女性と一緒だったことを話し、死んだはずの母親が生きていることが判明します。
母親はエレイン・フライ・キャバナー、再婚していて違う姓を名乗り、2004年に足を怪我していました。父親は死んでいましたが、何故ジューンが嘘をついたのか、母が犯人という可能性も出てきたため、ベンソンとステーブラーはエレインの家に行くとエレインと今の夫との間の娘のケイティが、エレインのアリバイを伝えます。そして「私は何もしていない。帰って。」と叫び出します。
ライカーズに収監されているジューンに、ベンソンたちは事情を聞きに行きます。ジューンはマーニーの遺体を捨てたけれど、殺してはいませんでした。釈放されたジューンはケイティと抱き合いますが、ジューンは「私は家に残り、あなたを守るべきだった。」と語ります。
ケイティがジューンの家に行くと、ジューンは外出していて留守でした。自分の鍵で家に入ったケイティは、ピアノのレッスンは休みだと知らずに来てしまったマーニーと出くわします。マーニーを以前レッスンのとき見たことがあったケイティーは、家の中に入れてあげます。マーニーが可愛いと思ったケイティは服を脱がせていいか尋ね、マーニーが嫌がると頭に血が上り、犯行に及んだのでした。
ケイティは精神科に送られ、ケイティと一つのベッドで寝ていたエレインも虐待の罪に問われることになります。

13話に登場したジャクソンが再登場。
前回の事件で免許をはく奪され開業できなくなってしまったジャクソンでしたが
Drファンは彼をFBIに招いてくれました。
今回は犯人の心理分析を行ったり、ジューンの心を開くために話を聞くなど大活躍。
自身の事件による心の痛みが、ジューンにも十分響いていたようです。
たった2回だけの登場なのは残念ですが
ボルジア家のロドリゴのハチャメチャぶり?を見ていると
今回のシリアスな精神科医の姿にほっとさせられました。

結局マーニーを殺害したのは精神を病んでいたケイティでしたが
ジューンもそれなりに虐待を受けていたのでしょうね。
彼女の告白がどこまで自分のもので
後はケイティのものなのか、その境界がわからなかったけど
妹の罪をかぶろうとしたジューンが
あまりにも痛々しかったです。
ともあれ親の虐待が原因だよね。
エレインがどのように罰せられるのか
これも本家のように公判法廷シーンが見たくなる話でした。
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