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The Perks of Being a Wallflower(ウォールフラワー)


ウォールフラワー (集英社文庫)ウォールフラワー (集英社文庫)
(2013/11/20)
スティーブン・チョボスキー

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Perks of Being a WallflowerPerks of Being a Wallflower
(2012/09/24)
Various Artists

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ずっと観たいと思っていた「ウォールフラワー」をようやく観ることができました。
共感できる部分のたくさんある、素敵な青春映画でした。

1991年、高校に入学したチャーリーは友達がおらず
いじめの対象になっていました。
小説家志望のチャーリーは、英語のアンダーソン先生には懇意にしてもらえるものの
どこに行っても一人ぼっちで壁の花状態。
そんなチャーリーを受け入れてくれたのは最上級生でとびきり明るい
パトリックとサムの義兄妹でした。
二人を通して彼らの友達とも親しくなり、チャーリーの生活は一変します。
チャーリーはサムに恋心を抱きますが、サムにはBFがいます。
サムとのファーストキスは実現するものの、
結局サムはメアリー・エリザベスに告白されて付き合い始めます。
一方ゲイのパトリックはこっそりブラッドと付き合っていましたが
二人の関係がブラッドの父親に知られ、二人の関係にもひびが入ります。
最上級生たちは進学先の大学が決まり、チャーリーはみんなを送り出すことになります。
その時、チャーリーの心のうちに潜んでいた叔母さんのヘレンとの辛い思いが
チャーリーを苦しめます。

前半、学校で居場所のない壁の花状態のチャーリーやゲイのパトリックのように
マイノリティな者たちが心を開き結束していく様子は
Gleeの世界に通じるものを感じました。
そして彼らを結び付けるものとして音楽やドラッグ体験などがあります。
自分の得意なものを伸ばしていけばいいんだし、堂々して生きる権利があるんだし
恋をすることもとても素敵な経験です。
恋に関しては、かなり複雑になっちゃったけど。
でもチャーリーが抱えていた重たい過去、
大好きだった叔母さんを失ったのが自分の過失だと思っていた背後に
その叔母さんに性的虐待を受けていて、それを誰にも相談できなかった。
これはとても大きなトラウマになっていると思います。
最後はSVUの世界に入り込んできましたが
病院に入って心のケアをして、チャーリーは立ち直れたことと思います。

子供たちの演技もみな素晴らしかったんですが
(パトリックはRoyal PainsのS1でよくひっくり返ってしまった金持ちぼうやのタッカーでした)
チャーリーの両親が強烈で
父親がDylan McDermott、母親がKate Walshですよ。
HostagesとPrivate Practiceがいっぺんに来てしまいました。
しかもこんなに普通のオヤジなDylanを初めてみたかも(笑)
ついでに精神科のドクターがJoan Cusack
Shamelessのシーラがドクターなんてインパクト強すぎました。

そして音楽の使い方が秀逸!
1991年、まだ時代はカセットテープの全盛期で
チャーリーも姉のBFのポニーテールデレクも
お気に入りの曲をテープに収録して、恋人や友達に聞いてもらっています。
自分でもよく作っていたので懐かしかった!
チャーリーのお気に入りはThe Smith
その店はサムと趣味が一致していたようです。
チャーリーのテープにはNick Drakeなども入れていたようで
いかにも彼が気に入りそう。納得しました。

パトリックとサムが自慢の振り付けで踊る「Come on Eileen」が楽しかった!
みんなは放課後、街の劇場でRocky Horror Showを上演します。これも素晴らしい♪
そしてチャーリーとサムとパトリックが車でトンネルを抜けるとき
ラジオから聞こえてきたのはDavid Bowieの「Heroes」
曲に合わせてサムはパフォーマンスするんですが、3人は曲名を知りません。
思わずタイトルを教えてあげたくなりました。
さらに感激したのが、チャーリーからサムへのクリスマスプレゼントの中に
The Beatlesの「Something」のシングル盤が入っていたこと。
ターンテーブルの上に乗ったら号泣しそうな気分でしたが
さすがにBeatlesの楽曲使用は難しいのか、曲はかかりませんでした。
でもSomethingの歌詞は見事にチャーリーのサムへの思いを言い当てていると思います。

原作も文庫本で売っているので購入。
これから読んでみようと思っています。
素晴らしい映画に出会えてよかった!
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