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Law&Order SVU S14-#12 「Criminal Hatred」

ゲイバーで客をナンパし、ホテルへ連れ込んでベッドに縛り付けてレイプ、財布を奪うという事件が連続して発生。容疑者の25歳~40歳の金髪の白人男性を探しに、フィンとアマーロはゲイバーに客として潜入していた。
被害者の一人マーフィーは結婚16年、妻と3人の子供がいるが、妻たちを実家に送り出した後一人でゲイバーに行き、相手を探していた。そこで知り合った若い男とホテルに行って酒を飲んだ後、気付くと殴られ、裸のままベッドに縛られていた状態だった。病院に運ばれたマーフィーは駆け付けた妻のメリッサに、強盗に遭ったとしか言えなかった。マーフィーは証言することを拒む。同一犯の事件はこれで四件目で、犯人は凶暴化している。犯人はゲイであることを隠しているクローゼットを狙っているようだ。
犯人は奪ったマーフィーのカードを使って、水パイプを買っていた。店主も犯人が来たことを証言する。ベンソンとアマーロはゲイバーを見張っていると、客の一人が容疑者の似顔絵を見ていることに気付く。客はベンソンらの質問に対し、似顔絵の男にホテルに誘われたが断った。そして男は、黒いスーツを着て赤いネクタイを締めた男と一緒に行ったと答える。
ベンソンとロリンズがホテルを捜索すると、ベッドの上で男性が縛られ死亡していた。殺害されたダレンビーの妻のローレルは、夫は心臓病を持っていたが重くはなかったと話す。二人は結婚して12年経っており、もうすぐ結婚記念日を迎えるところだった。ローレルは夫の男遊びの趣味を知っており、周りとは違うけれど夫を愛していたと話す。それは「苦しいほど、愛している。」という言葉に象徴されていた。
ベンソンらは再度マーフィーに尋問、最初は事件を覚えていないと否定していたマーフィーだが、ダレンビーが殺害されたことを知り、犯人について話し始める。犯人はダークと名乗り、NYジャンクという店で知り合った。ダークンの本名はジェレミー・ジョーンズ、ハンクナイトという店の週一度のゲイのショーに出演していたが、無断欠勤が多くクビになっていた。SVUはジェレミーの家に行き彼を逮捕する。そして被害者のうち2名が面通しに協力する。
ベンソンはバーバに状況を説明するが、ホテルにはジェレミーが襲った証拠は残っていなかった。バーバはジェレミーと同居している恋人で、盗品のクスリを持っていた罪で捕まり仮釈放中のメイソンに事情を聴く。メイソンはジェレミーが会っている相手は女だと思っていた。事件の遭った晩「マズイ事が起きた。」と言っていたことなどを話し始めるが、ジェレミーの弁護士エフロンがメイソンの証言を止めさせる。エフロンはメイソンはジェレミーの配偶者だとして、秘匿特権を要求する。確かに二人はマサチューセッツで結婚していた。しかし結婚式を取り仕切ったのは、メールで聖職者に任命されたバーテンで、式の最中二人とも酔っていたと、法廷でバーバは反論する。だが判事は秘匿特権を認め、メイソンの証言は使えなくなった。
エフロンはバーバに、被害者3人は自らホテルへ行ったとして、軽犯罪での取引を持ちかける。メイソンの供述では殺人罪を求刑できないが、メイソンが「ジェレミーは女性に贈り物をもらった。」と言っていたことをベンソンは思い出す。これは被害者から盗んだものかもしれない。女性の被害者を探すためにSVUはハンクナイトを調べるが、ジェレミーはカモになりそうな女性も拒絶していた。バーバはジェレミーの狙いはゲイだけなので、彼の犯行を憎悪犯罪と証明し、憎悪犯罪法を適応すれば罪状は重くなると考える。だがジェレミーがゲイを憎んでいると証明することは難しい。

法廷でバーバは、ジェレミーは同じ性的嗜好を持つ3人の男を襲ったとして、特定の人々を侮辱したと主張します。またマーフィー、アームストロング、ジャクソンの3人の被害者はジェレミーとNYジャンクで出会った。合意の上でのセックスだったが、不快なことを強いられ「どんな気分だ、ゲイ野郎。」と言われたと証言します。傍聴していたメリッサは、マーフィーに16年も騙されていたと怒ります。
証言台に立ったジェレミーは「自分はゲイで、人と出会うのが好き。セックスが好きで人を傷つけたりしない。3人ともクローゼットで、恥ずかしいからあんな嘘をついた。」と証言します。さらに彼らから盗んだものについては「贈り物としてもらった。もらうのは恥ずかしかったが、断わらかった。」と説明します。バーバの性行為に暴力が伴うのかという質問に対しては「夫とのセックスはソフトだが、外でハードな相手を見つけている。」と答えます。ジェレミーが3人を「Men like that」と表現したことについてバーバが追求すると、ジェレミーは彼らがストレートのふりをしているのは正気じゃない。自分がゲイであることを誇りに思っていると断言します。さらにバーバの挑発に対し、ジェレミーは3人を非難、妻や子供を持ち、ストレートなふりをして成功している彼らの偽りの人生を壊してやった。俺の方があいつらより男らしいと檄を飛ばします。エフロンは判事に別室で話したいと申し出ます。
バーバはジェレミーが被害者の生き方を憎んでいる。ストレートを偽るゲイが憎しみの対象であることを確認させましたが、判事は憎悪犯罪は適用されないと、バーバの目論みを否定します。陪審員の意見も分かれてまとまらず、ジェレミーに対し3人への監禁罪のみが有罪となり、他は無罪の判決が出ます。これではジェレミーは1年で出所してしまいます。
マーフィーが再度証言すれば、ジェレミーを強盗とレイプの罪で裁けますが、マーフィーはホテル暮らしを余儀なくされ、息子は学校でいじめられている状態だと証言を拒否します。
ダレンビーが殺害された時、ローレルとの結婚記念日が近づいていました。ダレンビーは贈り物を持っていて、それをジェレミーが盗んだのかもしれないとSVUは再度調べ始めます。メイソンはダレンビーが殺された日に、ジェレミーからシルバーのブレスレットをもらっていました。ブレスレットはダレンビーがローレルに捧げた言葉「苦しいほど、愛している。」が刻まれています。メイソンはローレルと対面し、ジェレミーが二人を裏切ったことを確かめます。ブレスレットにはダレンビーの血痕と、ジェレミーの指紋が付着していました。ジェレミーは殺人罪で逮捕され、エフロンに悪態をつきます。ジェレミーが憎んでいるのは自分自身でした。

クローゼットという言葉が使われだした時代に比べるとカミングアウトする人もずっと多くなっている現代ですが
まだまだストレートのふりをして生活をせざるを得ず
本来の自分の姿を求めて、こっそり性的嗜好を満たしてくれる相手を求める
クローゼットな人たちは少なくないようです。
マーフィーの妻メリッサは夫がゲイであることを知らず
事件のせいで知ってしまったことで怒りを覚えますが
ダレンビーの妻ローレルは、夫がクローゼットであることを理解し
苦しくても受け入れ、愛していました。
だが夫はダレンビーはジェレミーに殺害されてしまいます。

ダレンビーとローレルの絆を確かめる贈り物のペンダントが
ジェレミーによる殺害を裏付ける決定的証拠になり
愛の深さに救われました。
またブレスレットをSVUに渡したメイソンの良心にも。
法廷で本音を吐いたジェレミーの正体に、目を覚まさせれらたのかもしれません。

強がっていたジェレミー。
確かにオヤジ受けしそうな美貌の持ち主でした。
ゲイであることを肯定し、クローゼットを非難し続けていたけど
バーバの言うとおり、自分自身へのひけ目があったのかも。
ジェレミーを演じているMax Carpenterはまだあまり出演作がないけれど
今後に期待できそうです。
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コメント

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ジェレミー、癖があるけどなかなか魅力的な俳優さんでした。
活躍してくれるといいんですけどね。

お話の内容は、かなり切なかったです。
隠れゲイの話は、アメドラでは定番ですね。
それだけ苦しんでいる人たちが多くいるということかな。

わかっていて、受け入れている奥さんもつらいわ・・・。
ブレスレットが戻って、ほっとしました。

ジェレミーは難しい役どころをうまくこなしていたと思います。
中年オヤジを魅了する色気も出ていたし!

クローゼットなゲイは一昔前では定番でしたが、カミングアウトする人が増えてきていても、やはりまだクローゼットの中に入らなくてはならない人たちがいるのが実情なんだなとよくわかりました。
SVUから本当に多くを学んでいます。
そんな中でゲイな夫を受け入れてきたローレルの度量の大きさに感心しました。

Dlifeで、
SVU、CI、
ともに新シーズン…、と言っても両方ともシーズン3なんですが、
始まりました。

シーズン2までしか見ておらず、途中が抜けているので、すごくうれしいです。
SVUでは、オリビアがまだショートカット、
CIのゴーさんはスリム・笑

エイムズが産休で、違う相棒とのエピがあるんですね。
どうなるのかな、楽しみ☆

Dlifeの方もゆっくりながら順調に進んでいますね。
S3懐かしいです。時間があればもう一度じっくり観たいかも。
是非楽しんでください!!