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Law&Order SVU S14-#13 「Monster's Legacy」

男子体操チームの個人指導を行っているコーチのベリヤコフが、指導を終えて駐車場でトランクに荷物を入れようとしていると、背後から来た男に性器を刺されて大量出血する。ベリヤコフに恨みを持つものがいないか探っていくと、最近ベリヤコフに才能がないと言われやめさせられたエディが浮かんだ。エディはコーチのことを語りたがらなかったが、性的なことはなかったとは断言する。だがエディの父親は、作業服を着た痩せた若い男に、コーチに近づかない方がいいと言われていた。
男はジョニー・ドブチェクで犯罪歴があったが、5年間はトラブルがなく本人も更生した様子だった。しかしジムの清掃員のジョニーはベリヤコフと毎日会っていたようだ。ジョニーはSVUの尋問に対し、ベリヤコフは自分には何もしていないが、生徒を虐待していると説明する。一方ベリヤコフは虐待を否定し、少年たちのレッスンの撮影をしているのは指導のためで、ストレッチの補助をしている映像も、訴えられた時の言い訳になると反論する。ベリヤコフの指導を受けていた元生徒たちは、虐待はないと口をそろえる。
ジョニーは護送中に他の囚人の首を絞めて取り押さえられる。ジョニーが首を絞めた相手は性犯罪者で、あの囚人と一緒は嫌だとジョニーは騒ぐ。罪状認否でジョニーは3日間で2件の暴行罪を働き、ライカーズに収監された。ジョニーの母親に事情を聴くと、ジョニーは10歳のとき父親が死亡、数年後近くに越してきた男がキャンプのコーチをしており、ジョニーに興味を持って夏キャンプに連れて行ってくれたが、戻ってきたジョニーは喜んでおらず、以来キャンプに行くことを嫌がっていたとのことだった。ジョニーの過剰反応は、過去の虐待が影響しているのかもしれない。そしてコーチが少年にストレッチを行うことでPTSDが発症し、小児性愛者への恨みが蘇ったのではと考えられた。
キャンプのコーチのシュルツは、もう50年間も夏のキャンプで貧しい子の世話を世話をして来ていた。ベンソンやアマーロの質問に対し、ジョニーのことを思い出したシュルツは、ジョニーがからかわれていたことや、虐待は断じて許さないと言ったことを話す。ベンソンはシュルツの話す様子から、彼は社会病質者で、慎重に答えを用意しているような話し方だと分析する。
シュルツのキャンプに行っていた者の多くが、レイプや殺人などの犯罪者になっていた。虐待されたことを恥じてトラウマになり、第二の虐待者に変わったのかもしれない。これらの犯罪者の中に、20年前の殺人で死刑判決を受け、10日後に執行予定のレジー・ローズという囚人がいた。彼なら証言を期待できるかもしれない。ベンソンはチリコシー刑務所に収監されているレジーに話を聞きに行くが、レジーはジョニーを知っていると答えるものの、シュルツにも他の連中にも関わりたくないと証言を拒否し、ベンソンたちを突き返す。ベンソンはエリスに相談することにする。

エリスはレジーが強盗殺人を犯したとされた現場写真を確認し、現場が荒らされていないことを確かめます。殺されたダンフォースという男性は黒人男性2名を買春していましたが、法廷では問題にされず、レジーは9日で死刑が確定していました。エリスはレジーに会って、陪審員はレジーの過去の虐待を知るべきだとして、仮釈放委員会に訴えることを約束します。そしてベンソンと共にクリーブランドへ行ってレジーの弁護人に会いますが、レジーは3人の子の父親を殺害したとして陪審員は40分で評決を出しており、虐待は恩赦の理由にはならないと見解を示します。
エリスは再度レジーに会って、彼の過去に受けた虐待を探ります。最初は6歳のとき叔父に虐待され、続いて母親の恋人、10歳で学校の先生にと被害は続きます。そしてシュルツに3年にわたって虐待を受けたレジーは、クリーブランドに引っ越してきます。事件のあったとき、レジーは金をもらってダンフォースの相手をしていましたが、彼との事が終わった後3人の男が現れレジーをレイプしたので、翌日レジーはダンフォースを殺害したのでした。レジーの姉のカサンドラは、自分が先に叔父にレイプされたと被害を裏付けます。
エリスは当時の検事補レイスロップに裁判を確認、レイスロップはダンフォースは売春の前科があったが弁護士は取り上げなかった事を認めます。レジーに恩赦は難しくなってきます。
レジーの死刑執行に関して仮釈放委員会が開かれます。カサンドラはレジーが13歳のときキャンプから帰ってきたら、彼の下着に血がついていたことを証言します。弁護士に話をしますが、レジーがゲイだと陪審員に伝える必要はないと言われていました。
レジーの死刑執行を誤審とする採決は、賛成4、反対5と分かれます。エリスはレジーの弁護人は重大な過失を犯したと主張します。死刑執行を指示した4人は元刑事や刑務官で、5人目は社会福祉団体のトップのハリソン検事の妻で、レジーの裁判の際にレイスロップを指導していました。
エリスは意図的に証拠を無視したとして検察側の違法行為を主張しようとしますが、今までレジーを20年間放置していたのに悪あがきだと相手にされません。
死刑の執行猶予を得るためには、証拠が必要です。エリスとベンソンは再度犯罪現場の写真を確認し、床に落ちていた証拠品が消されていることを突き止めます。それはレジーが男たちに撮られた写真で、レジーはダンフォースから写真を奪い取ろうとして、その写真が床に散らばりました。レジーは、シュルツに撮られたビデオがトラウマになっていて、ダンフォースに写真とビデオをばら撒くと脅され、犯行に及びます。
ジョニーはシュルツが地下室でビデオ撮影をしていて、話せば映像を皆に見せると脅していたことを話し始めます。コーチを襲ったのもそのトラウマが原因でした。
レジーの死刑執行の3日前、エリスは検察の違法行為の申し立てを行います。レイスロップはレジーの虐待について弁護士に伝えておらず、強盗殺人で死刑に持ち込みましたが、ハリソンに弁護士に内緒で、レジーのセックス写真を封筒に入れて送っていました。レイスロップが事実を認めたため、レジーの死刑執行は延期となり、裁判のやり直しが決定します。またシュルツが世話していたパブロが、シュルツに証拠品のテープを燃やすよう命ぜられていましたが、まだ燃やしていないものをSVUに渡します。シュルツは逮捕されます。

少年への個人レッスンが性的虐待に発展する話は
今までにも何度もSVUで取り上げられていたと思います。
ずっと続いているのは実際に被害者が多いからなのか
その被害者たちが辛い体験を訴えることができず
そのままトラウマとして残り、自分自身が犯罪者となってしまう
二次的被害が後を絶たないのも辛い話です。
辛い思いをしても、堂々と打ち明けられるようにしていこう
そんな環境づくりにもSVUは貢献しているのかもしれません。

今回は体操コーチには問題はなく
誤解していた清掃員が過去にキャンプのコーチに虐待を受けていて
その事実を明らかにさせるために同じく虐待の被害者で
殺人事件で死刑判決を受け、もうすぐ執行予定のレジーから真実を聞き出そうとすることになります。
リジーを演じているのがマイク・タイソンで
俳優として活躍していたんですね。
迫力がありました。
当時の有罪判決に関しては検察の不正があり
久々に登場のエリスが見事に暴いてくれましたが
20年前は男性同士の性的虐待はさほど重要視されていなかったのかな。
ともあれレジーは公正な裁判を受けられることになってよかったです。
ところで着飾っていたベンソンのデートの相手は?
最近やたらと意味深だよね。
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コメント 2件

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くーみん  

SVUはいつも、表の事件と、裏の事件があって、
裏のほうが深刻で面白いですね。
面白いと言ってはいけないけど・・・・。

あれはマイク・タイソンでしたか!
よくああいう役を引き受けましたね~。
でも、好演でした。

エリスはいつもカッコいいですね、頼りがいもあるし。

ベンソンの相手・・・・、
私も気になります。


2014/02/01 (Sat) 22:25 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

檻の中のマイク・タイソンはとても存在感がありましたが
性的虐待を受け続けてきた役っていうのはかなり意外…
びっくりゲストもSVUの醍醐味ですから、楽しませてもらいました。

エリスは頼りになりますね。
ベンソンのデートのお相手が誰か、いつ教えてもらえるんでしょう??

2014/02/02 (Sun) 17:18 | 編集 | 返信 |   

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