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犯罪~ドイツの奇妙な事件~

オリジナルタイトルはVerbrechen nach Ferdinand von Schirach
2013年ドイツ制作のミニシリーズです。
AXNミステリーでの一挙放送を録画。
2話分観てすっかりハマってしまいました。
残虐な事件だけど、スタイリッシュな映像に惹きつけられます。
シーラッハの原作を読みたい!
読むとまた感想が違ってきそうにも思えますが。

第1話 フェーナー氏

フェーナー氏は妻のイングリッドに出会ったときに一目惚れ。
結婚したとき妻を絶対見捨てないと誓ったために、もともと気性の激しかったイングリッドがみるみる変貌し
フェーナー氏を激しく罵倒してもじっと耐えてきました。
このすごい忍耐力。立派です。
フェーナー氏は本当に「いい人」なんですよね。
開業医のフェーナー氏は医者としての信望も厚く、地域の人に慕われている。
で家の前で女性に話しかけられたりするんですが
それを見てイングリッドがブチ切れます。
でもファーナー氏はどんなに怒鳴りつけられても
若いころのイングリッドの写真を見てさめざめ泣きながらも
ずっと我慢し続けます。
フェーナー氏は普通に年をとっていくんですが
イングリッドはどんどんおばちゃん化していって
この人の楽しみは食べることと煙草を吸うことと罵倒することだけ?って感じ。
フェーナー氏もイングリッドの精神が病んでることを気遣いますが
イングリッドは認めようとしません。

フェーナー氏は医者としては成功したのでしょう。
アパートから庭つきの一軒家に引っ越し
広い庭にさまざまな植物を植え育てることが、フェーナー氏の生きがいになります。
庭にはたくさんリンゴが実ります。
退職後は朝から庭の手入れをするフェーナー氏でしたが
イングリッドに家の中に泥を持ちこむなとまた怒鳴られ、ついに溜まっていた怒りが爆発します。
そしてイングリッドを地下の荷物置き場に来させると
斧で頭を一突き、さらに激しく切り刻みます。
妻の死を見届けると、手を洗ったフェーナー氏は警察に電話します。

弁護に当たるのが主人公のレオンハルト弁護士
事件に深入りせず、事実のみを検証し弁護する姿勢が持ち味です。
殺人犯フェーナー氏について、検察側は離婚という選択肢もあったはずだと指摘しますが
レオンハルトはフェーナー氏が苦痛に耐えてでも結婚の誓いを守り通そうとしたことを強調します。
フェーナー氏は初犯だし、この先に誰かを殺害することもあり得ない。
今でも妻を愛しているという彼の証言もあって
判決は3年の服役だが、仕事に出て刑務所に戻るという情状酌量の余地がありました。
ちょっと救われたかな。
ついでにBGMがかつてのジャーマンプログレって感じで
耳に心地よかったです。

第2話 タナタ氏の茶わん

これは勘違いニッポンが随所に見えて笑えましたが
楽焼の説明は正しかったし
アメリカドラマが伝えるニッポンよりはまともだったかも。
しかしドイツでこれだけ勢力を広げてるタナタ氏って
絶対限りなく灰色な人物だよね。
茶碗を探す経緯も怖すぎです。

お手伝いの女性があれだけ正しい日本語を話すなら
着物もきちんと着こなしてください(爆!)
それにしてもTokio=渋谷駅前交差点なんですね。
アカデミー賞作品「ダラス・バイヤーズクラブ」でも
きちんと時代考証されている映画なのに
東京のシーンになったら今の渋谷駅前が出てきてがっかりしちゃいましたが
外国の人たちにとっては、渋谷駅前って相当インパクト強いんですね。
確かに交差点を渡りながら写真を撮ってる人とかいるし。
それがあの人混みの中で、さらに邪魔なんですけど(苦笑)

残り4話も何が飛び出すのか楽しみです。
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コメント

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怖いもの見たさ・・・・、で録画しましたが、
まだ見ていません。

きちんとしている内容なんですね?

AXNミステリー、いまは「ルイス警部」にハマっています。
クラシックなオックスフォードの風景、
ケンブリッジ出身の部下。

ひねりも聞いていて、なかなか良いです。

結局原作を買ってきて読んでしまいました!!

原作を忠実にわかりやすく映像化していて、さらに感動が深まりました。
今までにないタイプのドラマなのかな?
1話完結でとても見やすいと思います。
是非チャレンジしてみてください。

ルイス警部ってモース警部のスピンオフですよね。
モースもWOWOWでオンエアした若いころバージョンしか観ていません(汗)
他にもいろいろ観たいドラマがあるけれど、なかなかチャレンジできないAXNミステリーです。

2話まで見ました。

フェーナー氏は、切なかったです。
奥さんは、精神を病んでいたのでは?
子どももいなくて、庭しか愛する者がないなんて。
情状酌量があって、よかったです。

>タナタ氏
タナカ氏のいい間違いかしら?

料理人、着ているのは黒野紋付じゃないですか?
アレレ、です。
あちらの日本料理店は、こういうカッコしている料理人がいるのかも。
日本人の俳優さんたちでしょうか、日本語が流暢。

タナカ氏って、誰がモデルなんでしょう。
財閥系の人かしら。

演出のテンポがおもしろいし、ちょっとずらした感じにユーモアもあって、
ほんとは陰惨な話なのに、するっと受け入れてしまいます。
上質なドラマですね。

2話まで見ました。

フェーナー氏は、切なかったです。
奥さんは、精神を病んでいたのでは?
子どももいなくて、庭しか愛する者がないなんて。
情状酌量があって、よかったです。

>タナタ氏
タナカ氏のいい間違いかしら?

料理人、着ているのは黒の紋付じゃないですか?
アレレ、です。
あちらの日本料理店は、こういうカッコしている料理人がいるのかも。
日本人の俳優さんたちでしょうか、日本語が流暢。

タナカ氏って、誰がモデルなんでしょう。
財閥系の人かしら。

演出のテンポがおもしろいし、ちょっとずらした感じにユーモアもあって、
ほんとは陰惨な話なのに、するっと受け入れてしまいます。
上質なドラマですね。

タナタ氏は原作でもタナタ氏でした。
勘違いなニッポンは外国ドラマのお約束なので、多少は良しとしてあげます(苦笑)
アメリカドラマに比べれば、まだ許される範囲かも。

6話それぞれが全く違うテーマや演出で、飽きることなく最後まで見られました。
共通するのがリンゴなので、要チェックです。
気に入った話は4話目のハリネズミかな。手が込んでるなと感心しました。

このドラマは移民の人たちが多数登場するのも印象的でした。
ドイツってそういう国なんですね。