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Law&Order SVU S15-#3 「American Tragedy」

40代の女性たちが黒人男性に襲われる事件が続いて起きる。容疑者は若くて身長180㎝くらい。パーカーの上に野球帽をかぶり、すぐ後ろをつけてきて「欲しいんだろ。」と声をかけると、背中から銃で脅しレイプしていた。
マンチに帰宅するように言われ、ベンソンは一人で歩いていると男が声をかけてくる。ベンソンはとっさにその男を殴っていた。カウンセラーに相談すると、自分を責めるあまり過剰に反応した。それは不安のせいだと言われる。時間が経てば冷静になれるはずだが、癒しには時間がかかる。ベンソンがレイプの被害者に伝えていた言葉だった。
再びレイプの被害者が病院に運ばれる。手口は同じで同一犯によるものと思われた。犯人はコンドームを使用し、DNAの痕跡もなかった。SVUは事件が起きた地区を中心に職務質問を行う。フィンは職務質問中銃声を聞き駆け付けると、女性が男を撃った後だった。女性は男が追ってきてレイプされかけたと話す。
倒れていたのはメカッド・カーター、16歳で胸を一発撃たれていた。手には携帯を持っていただけだったが、容姿がレイプ犯の似顔絵と似ていた。撃ったのは人気シェフのジョリーン・カスティーユで、正当防衛を主張する。
ジョリーンは慈善パーティーの後車から降りて自宅まで歩いていたら、後ろからフードをかぶった黒人男性に尾行された。振り返って何の用か聞いたが、男は何も言わず玄関までついてきた。「来ないで。」と言うと男が銃を出すように見えたので、自分の銃を出して「止まって。下がって。」と言ったが手を伸ばしてきたので、レイプされると思って撃ったと説明する。ジョリーンは本当に怯えている様子だった。
メカッドが運ばれた病院に両親が到着し、息子は優秀で人を殺すなんてありえない。夜外でバスケをしていて、歩いて帰宅する途中だったと憤慨する。また教区の牧師スコットも、メカッドは人を襲うことなどないと断言する。
被害者の女性たちがメカッドの写真を見て、そのうち2名が彼を犯人だと特定する。またメカッドの携帯のGPSも、彼が毎晩現場付近に行っていたことを記していた。メカッドは夏になると、夜公園でバスケットをしていたと両親は話す。
ジョリーンはコーエン弁護士と共に地区検事局のバーバを訪ねる。ジョリーンはメカッドが何か用かと聞いてもついてきたと訴えると、バーバはメカッドがイヤホンを付けていたので聞こえなかったのではと尋ねる。ジョリーンはメカッドはフードをかぶっていたためイヤホンは見えず、こちらが怒っても笑っているように見えた。銃を出して警告したが、迫ってくるから撃ったと主張する。
手術が終わったがメカッドは死亡する。そこにレイプ犯が現れたとの通報が入る。ベンソンとアマーロが犯人を逮捕する。
逮捕されたウィリー・スミスは仮釈放中の性犯罪者で、デトロイトからNYに出てきて廃油の回収の仕事をしており、2週間前から現場近くの施設にいた。ウィリーの面通しで被害者たちは、顔を見ていなくても彼の手や廃油の臭いを覚えていて、ウィリーが犯人だと断言する。
メカッドの検視が行われる。メカッドは撃たれてショック症状を起こし、急に容体が悪化していた。だが撃たれたのは至近距離からではなかった。
ジョリーンの店にベンソンとフィンが向かう。店内はランチタイムで賑わっていた。ベンソンとフィンが再度事件の様子について質問し、フィンがジョリーンに近づき彼女をつかむと、ジョリーンはとっさに「触らないで。」とフィンの手を払いのける。ジョリーンとメカッドの間にもう少し距離があったのではと問いかけると、ジョリーンはメカッドが「欲しいだろ。」と言ったと証言を変えてくる。
メカッドはその時メトロカードをなくしたので、歩いて帰ったのだった。料理の好きなメカッドは、ジョリーンの姿を見てサインが欲しくなったのかもしれない。メカッドは肌の色のせいで事件に巻き込まれたのだろう。ジョリーンが証言に脚色をし始めたのは人種問題が根底にあるのではと、バーバは憎悪犯罪の見地からジョリーンの逮捕を決める。

法廷でワーナーはジョリーンがメカッドと1.5m離れていたと証言。スコット牧師やメカッドの母も、メカッドが心やさしい少年だったと訴える。コーエンは、ジョリーンは尾行されていた時メカッドが犯人ではないと知るすべがなかった。これは見せしめ裁判で、ジョリーンは実を守っただけだったと主張する。
バーバは、9年前ジョリーンは食器洗い担当者の不当解雇の件で、黒人労働者から訴えられていたことや、ジョリーンが「農業労働者は人の金を盗む。」と表現していたことなどの情報を得る。法廷でバーバは、ジョリーンが黒人従業員を「農業労働者」と呼んだり、黒人従業員に客用トイレの使用を禁じたりしたこと、雑誌のインタビューで「NYでは地下鉄に乗らないのは、ジャングル行きかも。」と答えていたことなどを挙げ、メカッドが白人だったら撃たなかったかと問い詰める。
するとコーエンは、フィンをジョリーン側の証人に呼ぶ。コーエンはNYのレイプ犯の50%が黒人の若者であるとして、NYPDが黒人の若者たちに行っていた職務質問について、偏見を持っていると主張する。フィンは、職務質問と人を撃つのは全然違うと反論する。
最終弁論でコーエンはジョリーンの考えは、警察だけでなくNY市民の考えと同じで、NYPDが職務質問をしていた時、ジョリーンは一人で命の危険を感じていた。女性が自分の身を守る権利は必要だと訴える。一方バーバは、メカッドがどんな少年だったかを紹介し、ジョリーンが彼の格好を気に入らなかった。推定無罪であるはずなのに、ジョリーンはメカッドを有罪だと推定し処刑したと訴える。
判決が出る間トイレでベンソンと顔を合わせたジョリーンは、メカッドの命を奪ったことを謝る。
ジョリーンに無罪の判決が出る。陪審員の意見は割れていたが、恐怖が人種差別に勝ったのだった。

白人女性人気シェフが、無実の黒人の若者をレイプ犯と間違えて撃ってしまった事件。
真犯人が起こした犯罪が問題なんだけど
いくら犯人に似ていたから、身の危険を感じたからとはいえ射殺しなくても…
ジョリーン側の主張に憤りを覚えながら観ていました。
フィンの言うとおり、職務質問と人を撃つことは全く違うし
もしレイプ犯が近づいてきて怖かったら足を撃てばいいでしょ。
誰にも相手の命を奪う権利はないはず。
バーバの弁論に納得したし、ジョリーンは有罪だと確信したのに
無罪になってしまってがっくり。
人種差別の問題は消えていないのかな。
判決が出た後での、メカッドの両親の言葉が立派でした。
抗議を行うとしても平和的な方法で。
これ以上の犠牲者は出したくないです。

バーバの強気姿勢がかっこいいな。
ずいぶんカッターさん化?してきた気がします。
SVUでは毎回見せてはもらえないけど
法廷シーンでの論争はやっぱり面白い。
たまには寝ている?本家の人たちも呼んできて!!

ジョリーンを演じているのはCybill Shepherd
最近ではThe Client Listのライリーのお母さんです。
強引な主張も貫禄で?説得力ありました。
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