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最後のマイウェイ


最後のマイ・ウェイ Blu-ray最後のマイ・ウェイ Blu-ray
(2014/01/24)
ジェレミー・レニエ、ブノワ・マジメル 他

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WOWOWで放送の録画をようやく観たのですが…

いろいろ学びました。
まずタイトルの「マイ・ウェイ」
今までフランク・シナトラの曲だと思い込んでいました。
好きなのはシド・ヴィシャスバージョンですが(苦笑)
クロード・フランソワの存在も知りませんでした(汗)
同時代のブリティッシュ・ミュージックは熟知していても
フレンチ・ポップスはまるで知らず。
ミッシェル・ポルナレフは知ってるけどね。
国が違うと情報量が極端に少ないことがよくわかりました。

エジプトで生まれ、金持ちのおぼっちゃまだったクロードは
スエズ運河の国有化でコート・ダジュールに移動してからは貧乏生活が続きます。
音楽教育を受けていたクロードはモナコでクラブのドラマーの仕事を見つけ
やがてパリでレコードデビューします。
成功のために整形手術をしたり、ツイストを積極的に取り入れたり
ビートルズデビュー前に、ここまで気合を入れていた人がいたんだ!とまずびっくり。
そしてクロードのアイドルとしてのサクセスストーリーが始まるんですが
歌ってる曲のメロディーは知ってる!と思ったらカバー曲が多かったんですね。
なるほど。
しかしまあなんと傲慢な男なのか。
付き人は怒鳴りつけるし、バンドメンバーはクビにするし(言ってるだけらしいけど)
最初に結婚したイギリス人のダンサーは愛想を尽かしてイギリスへ帰ってしまいました。
さらに父が死んだあと母はカジノ浸りで破産しクロードを頼ってきます。

クロードが次に付き合いだしたフランス・ギャルの「夢みるシャンソン人形」は知ってました。
調べてたらA面がフランスのシャンソン人形でB面がクロードのドナドナっていうシングルがあったんだね。
しかも日本語で歌ってる!恐ろしい…
こんな仲良しシングルを出してるにもかかわらず二人も別れ
今度はイザベルという女性と知り合い子供が二人生まれますが
片方の息子はマスコミに公表しているのに、もう一人は隠したままにします。
これもイメージアップのため?めちゃくちゃだよね。
そんなことをしているうちに、奥さんと子供たちもお屋敷から離れていきます。
クロードは懲りずに新しい彼女をつくります。

ところでMy Wayは67年にクロードが仲間たちと書いた「いつものように」という曲がヒット。
それをポール・アンカが勝手に歌詞を書き換え、シナトラが歌って大ヒット。
だから歌詞の意味が全く違うんだよね。
ということも今回初めて知りました。
「いつものように」と「人生の生きざま」ではまるで別の曲じゃないですか。
だけどその後のクロードのやりたい放題サクセスストーリーを観ていたら
彼なりのマイ・ウェイを生きていたんだなと納得します。

70年代になるとギラギラコスチュームを取り入れ
ディスコブームに乗って踊りまくります。
ダンサーのお姉さんたちのファッションがかなりエロいし(笑)
しかしクロクロさん、敏捷だよね。
セックス&ドラッグ&ロックンロールがお約束のミュージシャンでも
この人はドラッグとは無関係だったんでしょう。
健康オタクだったみたいだし。
無茶してステージで失神なんてこともあったらしいけど
イギリスやアメリカでもステージをこなし
まさに順風満帆っていうときに
仕事の前にシャワーを浴びてて、電球の調子が悪いので触ったら感電死…
感電死というのもミュージシャンの正しい死の一つだと思いますが
キース・レルフとかゲイリー・セインのように演奏中ならともかく
風呂場はあまりにもダサいでしょ。

でもいかにも伝説のミュージシャンらしい死を遂げ
今でも人気を誇るクロードについて、やっと学ぶことができました。
伝記映画は本物の人たちをよく知ってると
俳優さんたちのカバーは結構つらいんですけど
今回のクロクロさんのことは全く知らなかったので
演じているジェレミー・レニエの完コピぶりに恐れ入りました。
クロクロさんを研究し尽くしてるもん。
ついでにちらりと出てくるクロクロさんのあこがれの人フランク・シナトラが
ずいぶんティー様に似た人だなと思ったら
後でクレジットを観てティー様だったのでおまけのびっくり。
フランス映画にティー様が出てくるなんて、本当に想定外でした。
しかしどうして?ティー様人気にあやかってですか??

ついでにYouYubeにクロクロさん本物映像が多数あって
すっかり楽しませてもらいました。
お薦めはこのベスト版。


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