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Greetings from Tim Buckley (グッバイ・アンド・ハロー)

1991年、まだ無名のジェフ・バックリィが
NYで父ティム・バックリィのトリビュートコンサートに出演しないかと打診されます。
ジェフは父の事をほとんど知らず、父の歌など歌いたくなかったんですが会場の教会に行き
ティムと交流のあったミュージシャンや、コンサートのスタッフたちと音合わせをするうち
父について考えていきます。
でも自分を捨てた父の歌など歌えない。
ジェフはNYを去ろうとしますが、スタッフのアリーが追いかけてきて
二人は昔ティムが住んでいた家に行きます。
そこでジェフは決意を固め、ステージでティムの歌を歌います。

60~70年代のロックを聴きまくっていたとき
ティム・バックリィとニック・ドレイクという二人のシンガーソングライターに出会いました。
二人共不幸な最期を遂げていて、境遇が似ていたのでつい比較して聞いていたのですが
自分にはより繊細で壊れそうなニック・ドレイクのメロディと歌声に惹かれ
相当聞き込んできました。
(ニックの楽曲もときどきドラマに使われています。)
それに比べるとティムは温かくまろやかで
でも音域が広くて声の伸びる人だなと実感。
そしてアルバムによって全然雰囲気が違うんですよね。
好きなアルバムはLorcaやHappy Sad
もちろんGoodbye and Helloも聞いていました。

そしてティムを再認識したのが息子のジェフがデビューしたとき
アルバムGraceを聞いてぶっ飛びました。
なんという声の持ち主!
そしてなんと父親に似ていることか。
なのにジェフはティムと面識がないということにもびっくりしました。
ジェフの歌声が大好きで、もちろん来日公演にも行きました。
熱のこもった歌と演奏の合間のMCがすごく初々しくて
案外シャイな人なんだなと感じたのを覚えています。
来日記念盤なども買い、セカンドアルバムリリースを楽しみにしていたら
まさかの溺死。
父はオーバードーズですから、どちらもミュージシャンらしい死だとは思いましたが
そんなに先を急がなくても・・・
本当にショックでした。

今回ジェフを演じているのがGossip Girlのダン役のPenn Badgley。
Gossip Girlは途中で脱落したので、ダンのイメージも消えかけてましたが
彼が歌うともうジェフそのもの!
あの広音域声が出ちゃうんだもん。凄すぎます。
レコードショップでの熱唱にまず圧倒されました。
そしてギタリストのゲイリー・ルーカスの家でギグをしながら
Graceのメロディーラインができている!
これもびっくりで嬉しかったです。

全編に渡って流れるのはティムの歌なので
ジェフしか知らないとちょっとキツいかもしれませんが
これを機会にティム・バックリィを聞くのもいいかもしれません。
ティムを演じているBen Rosenfieldもよく頑張っていましたが
ジェフがうますぎるのでちょっと気の毒でした。
おすすめはもちろんティムのセカンドアルバム Goodbye and Hello
今回の使用楽曲が網羅されています。


Goodbye & HelloGoodbye & Hello
(1989/07/11)
Tim Buckley

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