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Law&Order UK S1-#5 「葬られた記憶」

オリジナルはS2-#7 「記憶の中に」

邦題も似てるけど
英国版の「葬られた」部分がかなり重要になってきます。

古いアパートの壁を壊していたら、子供の白骨死体が見つかり
一緒に残っていた遺品から8歳のトミー(トーマス)・キーガンであることが判明します。
ここまで本家も英国もほぼ一緒。
ただ本家は31年前の失踪事件だったのが、英国では25年前になり
そもそもドラマのオンエアに18年のずれがあるので
二つの事件の間には随分年月が流れてしまっているんですが
まあそれはいいとして。

まず怪しまれるのが近所に住んでいたゲイのカップルでしたが問題はなく
鍵を握っているのはトミーのお友達で今は花屋で働いているジュリア(ジュリー)だと判明します。
だがジュリアには事件当時のショックで記憶が飛んでおり
その記憶を蘇らせることから始まります。
本家では専門家のオリベットが活躍しますが
それでも人間の力には限界があるよね。
ジュリーの脳裏に焼き付いていた赤と青が
ジュリーの父が血のついていた青いセーターを洗っていたという記憶に繋がり
父親タッドによる犯行だと結びついてきますが
それでもジュリーの証言だけでは証拠としては弱いし
ジュリーが精神を病んでいたことも知られていて
ストーンは相当苦労します。
だから結末もかなり曖昧です。

ところが18年も経つと心理療法は相当進化し
PTSD治療に有効なEMDRという方法で
ジュリアの記憶を蘇られることにします。
これが効果てきめんで、ジュリアも相当苦しむものの
自分が父ヴァーノンから性的虐待を受けていたことまで思い出してしまいます。
無実だと言い張るタッドよりずっと窮地に立たされたヴァーノンは
ついに自分がトミーを殺害したことを全て自白してしまいます。
これでスッキリ解決はしたものの
両親とジュリアの間のわだかまりはさらに大きくなりますよね。
特に母親は父親が娘にしたことを知っていたようだし
英国のお約束の被害者親族のクローズアップで
法定での証言も長々としていたトミー母と
ジュリアが実の母を無視して抱き合う姿は、なんとも複雑な幕切れでした。
お見事な演出だな。
本家の曖昧さをうまく処理してくれる英国版
いいリメイクをしていると思います。
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コメント

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いいエピでしたね~、
すごいわ、UK。

特に最後、裁判で自白するところで、ゲイの男性が拍手するところ、
容疑者として疑われ、何十年も潔白を証明できなかった
彼の無念が良く出ていたと思いました。

登場人物それぞれに、ドラマがある。
その深さを感じさせてくれるから、イギリスドラマが好きなんです。

ところで昨夜、BS日テレで放送されていた「刑事ジョー」を見ていたら、
どこかで見た女優さんが。

あ、CIに出ていたごーさん宿敵の・・・・、
このドラマでも同じような役をやっているなあと思ったら!!!

ご本人じゃないですか、ニコール・ウオレス!!!
超ビックリでした。

しかも、
「NYの刑事にカードを付けて、愛しているといった」とか、
CIファンにはたまらないせりふがあちこちに!

別なドラマに同一人物で出てくるなんて、おしゃれですね~。
ニコールが簡単に死ぬわけはないと思っていたけど、
相変わらずな生活で、まあ、したたかな女です。
http://ameblo.jp/yumi7yumi7/entry-11743796174.html#cbox

あの当時、掲示板やブログで、
「どうもスッキリしない」という意見が多かったんですが、
これでスッキリ・笑

本家の曖昧な終わり方も、それなりに考えさせられる部分が多くていいのですが
英国の曖昧な部分をすっきりと、しかも視聴者の納得いくようにリメイクしてくれるのはありがたいことです。
ドラマの途中で関わっていた人たちも丁寧に描いてくれているし。

「刑事ジョー」BSでやってるんですね。
WOWOWで全エピ観ましたが、制作スタッフがL&Oシリーズ(特にCI)と一緒なので
やたらとL&O度の高いドラマでした。
マッコイさんまで怪しい役で登場させられてたし。
ストーリー展開も確かにCIだし、ジョーはゴーさんがかぶる部分あったし。
ある意味CIのリメイクでした(笑)