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Brideshead Revisited #7 「The Unseen Hook」

原作では第2部第3章にあたる部分ですが
ラストの部分は次のエピソードに続いています。
残りが第3部で5章あるんですが、あと4話で終わりのはずなので
どこか端折ってしまうのかな。
今のところ1章ずつ、丁寧に映像化されているんですけど。

1926年、イギリスでゼネストが起こり、チャールズは帰国します。
そこでマルカスターやおネエなアンソニーと再会したチャールズは特別警官隊に加入。
ロンドンの貧民地区への食糧輸送の護衛にあたるんですが
早速暴動が起き、大変なことになっていました。
原作ではさらっと書かれていただけなのに
大掛かりな暴動になっていてちょっと驚きました。

アンソニーからセバスチャンの噂を聞いたチャールズでしたが
ブライスヘッドではマーチメイン夫人の病状が相当悪くなっていました。
ジュリアからマーチメイン夫人がセバスチャンに会いたがっていると聞いたチャールズは
セバスチャンを探して、イギリスに連れ帰らせることにします。
セバスチャンのいるところはモロッコのカサブランカでした。

カサブランカに渡ったチャールズは英国領事に説明して居場所を聞き出し、家を尋ねてみると
そこには足を怪我した若者がいるだけでした。
彼はドイツ人のクルトといい、セバスチャンは病気で病院に連れて行かれたと話します。
セバスチャンが病院を訪ねると、すっかりやつれたセバスチャンが寝ていました。
肺炎を引き起こしていて、アルコール依存症は治らないまま。
病院内でもこっそり酒瓶を隠して飲んでいました。

セバスチャンは退院させられ、クルトが待つ家に帰ります。
チャールズはマーチメイン夫人の病状が重いので、イギリスに戻るよう頼みますが
チャールズはクルトを置いていけないと言って拒否ます。
今まで誰かの世話にばかりなっていたセバスチャンが
今は誰かの世話ができることが嬉しいと感じていたのでした。
チャールズと話しているときも、クルトがタバコが欲しいと言うと
セバスチャンはチャールズが取ろうとするのを断り
足元がおぼつかないものの、タバコを取りに行ってクルトに渡してやります。
チャールズはもう自分ができることはないと感じ
送金の問題だけ説明すると、セバスチャンを残してイギリスに戻ることにしました。

ここまでセバスチャンに尽くしてきたチャールズなのに
最後に裏切られた感じ。
セバスチャンはクルトというパートナーを見つけてしまいます。
それが自分で足を撃ち抜き、梅毒のせいで傷は治らず
セバスチャン以上にボロボロの男なのに
なぜかセバスチャンは惹かれてしまったんですね。
しかも自分から世話することを喜んでいる、今までのセバスチャンにはありえない様子です。
今までチャールズがセバスチャンにしてきたことを
そのままセバスチャンがクルトに返している。
セバスチャンは満足しているけど、チャールズはどうにもできません。
そこできっぱり諦めることにしたんですね。

でもセバスチャンへの思いを断ち切れずにいたチャールズは
結局ジュリアに移っていく・・・
というのがこの先のネタバレになるんですけど。
どのように描かれていくのか楽しみです。
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コメント 2件

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くーみん  

塩野さんの本だったかな、
「かしずかれることに慣れきった人は、今度は自分がかしずきたくなるものだ」って。

セバスチャンにとっては、それがクルトだったんですね。
なんてかわいそうなチャールス!

依存症でボロボロになったセバスチャンがどんなふうになっているか、
見るのが怖かったんですが、
ボロボロになっても美しい~~~♪

ので、その点は満足でした・笑

2014/12/01 (Mon) 21:32 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

セバスチャンは相当壊れているはずなんですが、美しさを保っていましたね。
それにしても、別にどうってことのない?クルトのどこに惹かれちゃたんでしょう。
チャールズにとっては潔く気持ちを切り替えられてよかったのかもしれないけど。
そうセバスチャンが仕向けていたならさすがですが、そこまで気は利かないよね。

これからいろいろと衰退していくんだよね・・・辛いです。

2014/12/02 (Tue) 20:41 | 編集 | 返信 |   

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