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Law&Order UK S2-#1 「心の闇」

L&O 英国S2が始まりました。
第1話の本家オリジナルはS10-#2 「無邪気な悪」です。

このエピソードは元になる「ジェームス・バルガー事件」があり、リバプールで起きた事件だったんですね。
イギリスからアメリカに渡ってまた戻ってきたようになっていますが
本家に忠実に加害者は10歳と13歳の女の子になっています。

本家ではぼんやりしているタラはあくまでも付き合わされた感じで
男子を恨んでいたジェニーひとりの犯行であることがすぐに明らかになってきますが
英国ではペイジとローズのどちらが主犯なのか、なかなかわかりません。
デブリンがグリーンのようにペイジを上手く自白させ
その自白が使えなくなったのでペイジに問題があるようにも思え
ローズはジャンキーの母親が客を取って生活している家庭環境に問題があり
それは父が服役中のジェニーよりも辛そうだし。

結局ペイジが爪を噛む癖があったため、被害者コニーの首を絞めた爪痕と一致しないことが判明し
主犯はローズだとわかったのですが
それからの対応も本家と英国では大きく違ってきます。
本家ではオリベットvsスコダという新旧ドクターの心理分析が見もので
ジェニーの反社会性は増すばかりで、これ以上事件を起こさないようにするために
ジェニーを施設に入れ治療が必要だとするスコダに対し
弁護側についたオリベットはまだ子供であるジェニーの可能性を信じ、母親に託すよう訴えます。
判決の結果ジェニーは無罪で母親のもとに返され
将来に不安は残るにしても、とりあえずほっとしましたが…

英国では被害者コニーの母が
ローズの家庭環境を理解し、子供だからと情状酌量を願います。
息子は戻ってこなくても、子を思う母親の気持ちが強く伝わってきて
検察側はローズを施設に入れることも考えますが
検察長官は謀殺罪で有罪になるよう働きかけ
結局ローズは12年の刑を言い渡されます。
子育てのできない母親でも引き離されることがわかると
ローズは母を頼って泣き出し
やっぱり10歳の女の子なんだよね。
なんとも重たい結末。

再び本家と見比べながら、英国を語っていきたいと思います。
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コメント 2件

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くーみん  

「ジョージ・ジェントリー」でも同じような話があって、やっぱり重たかったです。
母親も実の父によって性的虐待で、その連鎖が子供に影響したとか、
やっぱり犯人は、女の子でした。
ジョージがその子の成長をみつめていくというエンデイングじゃなかったかな。

今回の弁護士さん、野心バリバリで、アメリカの弁護士さんみたいでした。
あまりに貧しくて、環境が悪すぎて、母親もいい悪いのモラルが全くない。
それでも、心がないわけじゃないんですよね・・・、
と信じたい。

殺された男の子の母親の、温かい気持ちが救いでした。
勝ったのに、まるでお通夜みたいな検事さんふたりも、
いい味出している。

2015/02/14 (Sat) 19:42 | 編集 | 返信 |   
Garoto  

実際の事件が世間に大きな影響を与えていたんだなと感じましたが
アメリカからイギリスに戻ってきて、また新たな解釈がなされていたのが興味深かったです。
子供を裁くことの難しさも考えさせられましたが、やはり加害者の子供たちがそのように育ってしまった環境
そんな環境になってしまったのは国の問題?複雑な思いです。
被害者のお母さんの言葉は本家にはなかった、今回のリメイク版での素晴らしさですね。

2015/02/15 (Sun) 10:36 | 編集 | 返信 |   

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