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Foyle's War S7-#2 「差別の構図」

1945年7月
ロシア兵に続き、今度は帰還を待つアメリカ兵による事件。
しかも黒人の人種差別を扱うとは、なんと奥深いドラマなんでしょう。
アメリカ本土ではなく海を越えたイギリスで、人種差別の実態があからさまになります。
駐留米軍内での白人兵と黒人兵の人種分離政策。
町の警視正として意見を求められたフォイルはもちろん人種差別に反対しますが
フォイルの声は無視されます。

サムはアダムと共に下宿屋を切り盛りします。
アダムとのコンビはいい感じ。
食糧不足の中でサムも頑張っています。
フォイルも釣った魚を差し入れし、一緒に食事していきました。
泊まっているのは、ノルマンディーで戦い片腕を失った兵士と
夫が戦死した婦人、
そして黒人との間に生まれた赤ちゃんを連れたマンディでした。
子供の父親はアメリカの黒人兵ゲイブでしたが
二人が付き合うことを周囲は認めず
そのうちマンディの元恋人のトミーが帰還しますが
マンディの子供を見てショックを起こします。

その頃戦争で儲けた男たちが狙われる強盗が発生。
フォイルは新人巡査を率いて捜査にあたりますが
ミルナー2号(笑)が初々しかったです。

お互いに愛し合うゲイブとマンディは
NYにわたってハーレムで子育てをしようと計画
マンディの渡航の許可を少佐に頼むと手続きをとってくれます。
だが直属の白人軍曹がゲイブやマンディを脅してきます。

軍曹はボクサーだったトミーに賭け試合を促し
トミーが戦っているところにゲイブら黒人兵が来て
白人兵と小競り合いが起きます。
危険を感じたゲイブは森に逃げますが
森で見つけたのはマンディの遺体でした。
ゲイブはマンディ殺害の容疑者として逮捕されます。

フォイルが捜査を開始。
ゲイブは軍曹に強要されて殺害を自白しますが
マンディとゲイブの様子を知っているフォイルは信じません。
次に怪しいのは軍曹ですが、軍曹は同じ時に起きた給料強奪事件の主犯者でした。
強盗に関わっていたのが、下宿屋に止まっていた兵士と未亡人。
実はこの二人は夫婦で、兵士が義手が来ないとぼやいていたのも嘘。
強盗を行うときだけ義手をつけていたのでした。
一緒に食事したフォイルが嘘を見破っていたのはお見事でしたが
戦争で強いられる辛い生活を何とかして欲しいという思いが
強盗のような行動に出てしまうのでしょう。
そしてマンディを殺害したのは、書類作成の代償としてマンディの体を求めた少佐。
マンディが言うとおりにならなかったことでかっとして殺害したのでした。

ゲイブが逮捕されたとき、マンディの赤ちゃんは孤児院に引き取られそうになり
サムがそれを避けるためにあちこちに掛け合います。
ゲイブの無実は証明されましたが、ゲイブは帰還することになり
トミーが赤ちゃんの面倒を見ることにします。
人種を超えて恋敵を助けようとするトミーの良心に救われました。
いつも辛い話だけど、感動を残してくれる
このドラマの素晴らしさですね。
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