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Law&Order UK S3-#11 「再起」

本家オリジナルはS5-#14 「レイプ殺人ビデオの真実」
今なら絶対SVUが取り扱う事件だと思いつつ 
かなり怒りながら視聴し、感想を書いていました。

本家オンエアから16年後のリメイクなので
内容はかなり今風にアレンジ。
本家では流出した映像がビデオですからね。
それもレンタルビデオです。
バチュラーパーティーで流されたビデオが
これは事件でしょと27分署に持ち込まれたことで捜査スタートですが
英国では実は仲間だったダニーの携帯に送られてきた動画を
母親が観てびっくりして通報します。
どちらも恐ろしい話だけど、一気に拡散されてしまう現在の方が
さらに悪質だよね。
不特定多数が簡単に見てしまうんだもん。

殺害されたと思われたアンナ(本家ではコーリー)は無事で
殺人はヤラセであったことが判明しますが
アンナの話ではレイプは事実でした。
ここで本家との大きな違いは、本家のコーリーには父親不在なんですよね。
ところがアンナには父親がいて、アンナは父親にばれることを恐れているし
父親も娘がレイプされたと知ってブチ切れます。
家族を全面的に出したい英国流演出がここでも強調されています。

法廷で扱われる証拠等も違ってきます。
見せるためのポルノビデオと事実を広めるために撮られた動画では映像の内容も違っていて
本家のビデオの方がリアルでより過激に感じましたが
これが法廷で堂々と流されます。
その前にビデオ分析もしていましたが
デジタル映像ではないビデオテープからでも、ここまで情報を得られるんだなと
今更ながら感心させられました。
さらに銃についてもごく当たり前に証拠として認められ
レイプしていたショーンとビデオを回していたカイルはさっさと有罪になります。

ところが英国では証拠として提出された動画や銃が排除されてしまいます。
結局はアンナやコーリーが同意していたかどうかというのが争点になり
弁護士とのやりとりや判事の発言を聞いていても
当時のアメリカよりもイギリスは保守的というか古臭いというか
フィリップスはかなり怒っていましたが
ベンソンは決して許さないだろうなと感じました。
レイプの被害者が法廷に立つだけでもすごく勇気のいることなのに
別室で答えてるとはいえ14歳の少女に対しての弁護士の質問が厳しすぎる。
検察側をやり込めるためかもしれないけど卑劣です。

本家では女の子たちとのセックスでポイントを得て争うゲームを行っていたことが
証拠映像とともにコーリーへのレイプの裏付けとなり有罪に持ち込めたのですが
いきなり弁護側がグループを組むのは自由でそのゲームポイントは証拠にならないと主張。
こんな訳のわからないことがまかり通るからSVUが生まれることになるんですが
ショーンたちは無罪になってしまいます。
勇気を出して証言したコーリーが傷つくだけ。
そこでマッコイさんたちは仕切り直して、グループ全体を起訴。
すると正直者が(このおどおどした子が、Ray Donovanのバンチーだったことに今頃気づいて
ものすごく納得してしまいました。)ショーンのレイプを暴露
結局ショーンはレイプを認めざるを得なくなります。

英国でもアンナはレイプに理解のない者たちの間で苦しめられますが
彼女を救うのがダニー本人。
実は彼はアンナに好意を持っていて、でも仲間たちの間ではおどおどしている
英国版バンチーでした。
アンナのレイプの場に連れて行かれて、ダニーは拒否をしますが
銃で脅されたため仕方なくことに及び
でもアンナとは顔を合わせていなくて気づかれなかったようです。
黙っていれば隠せたのかもしれないけれど
自分が話すことで仲間たちを挙げられると真実を述べ
残り3人の有罪を導きます。
もちろん本人も有罪ですが。

こうしてアンナは救われますが
これからも戦いが続くのはSVUでも実証済み。
でもフィリップスがぼやくように、英国での性犯罪の懲役
軽すぎるように思えます。
この際SVUも英国でリメイクして
じっくり性犯罪と向き合ってみるのはいかがでしょうか。
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