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光陰的故事

年始はドラマ視聴も一段落したので
HDDに放置してあったり、ソフトを購入したままだったりした映画をいくつか視聴しました。

「光陰的故事」は1982年に、台湾の若手監督4人が1960年~80年代を背景に
4つの短編作品を収めたオムニバス作品で
2話目の「指望」がエドワード・ヤン監督のデビュー作ということもあり
是非観たいと思っていました。
今回エドワード・ヤンの「恐怖分子」がデジタルリマスター版で劇場公開され
それは観に行くことができたのですが
合わせて地味に公開されていたこちらの作品は見そびれていたので
ソフト化はとてもありがたかったです。

4作品ともほのぼのしていて心温まるものがありましたが
やはり「指望」(希望)はよかったです。
60年代後半、中学生のシェオフェンは母と大学生の姉と3人で暮らしています。
シェオフェンに幼馴染のイケてない?男の子が自転車の乗り方を教えて欲しいと頼み
シェオフェンはちょっと面倒くさそうに教えてあげます。

シェオフェンの家では空いている部屋に下宿人を泊めていて
今までは女性だったんですが、今度は男性がやってきました。
それが爽やかイケメン大学生だったので、シェオフェンの胸はときめきます。
彼に憧れを抱き、姉にさりげなく恋について尋ねてみたり
そして彼が勉強を教えてあげると言ってくれたことを思い出し
意を決して彼の部屋のドアを叩こうとするのですが
部屋の中には姉の姿が!
彼は姉の恋人だったのでした。

シャオフェンの淡い想いはあっさりと裏切られてしまうのですが
シャオフェンの心の動きがじんわり伝わってきて共感できます。
そして感動したのがThe Beatles。
実に効果的に作品内に取り上げられ、時代背景を伝えています。
テレビに映っていたのはシェイ・スタジアムのライブかな?
一瞬だけどジョージの笑顔が素敵でした。
ラジオからはHello Goodbyeが流れ
姉が返しに行くLPはA Hard Days Nightの日本盤
(ってことは台湾盤も一緒だったのかな。よくわかりませんが)
Beatlesが愛されていたことがとてもよくわかります。
そういえばエドワード・ヤンは「カップルズ」でも
ルンルンの家に大きなBeatlesのポスターを貼っていて
あのポスター欲しいなと思った記憶がありました。
「カップルズ」は若いチャン・チェンがとてもかっこよくて
もう一度観たい作品なんですが、DVD化されないんですよね。
この機会に是非カップルズもDVDリリースしてもらいたいです。
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コメント

非公開コメント

昨年、台湾映画『KANO』を見てから台湾にどっぷりつかっておりますww

ほんとに、公開が地味ですよね~、
>恐怖分子
そんな映画が公開されていたんだ!

台湾関係のFBでも、紹介されていませんでした・涙
レンタルではDVD探すのも大変なんですよね~・・・。

ご紹介いただいた映画は、探してみてみようと思います。
ありがとうございました。

KANOは私も観ましたよ。
映画祭だったので永瀬さん他キャストのお話も聞けました。

台湾映画は大好きで、ホウ・シャオシェンやツァイ・ミンリャンの作品など随分観ています。
エドワード・ヤンは作品数が少ないし、亡くなってしまったので観る機会がますますなくなっていますが面白いですよ。
ソフト化されていないのが本当に残念で。

この機会に昔の名作もどんどんソフト化してもらいたいです。