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Law&Order SVU S17-#4 「構造的欠陥」

8月、3歳くらいの幼児がキッチンで食べ物を探したが何もない。椅子を使ってドアの鍵を開け、団地の外に出る。交差点を渡り角のコンビニに入ると、お菓子を取ってカウンターに行く。店員が99セントというとブルーノは小銭をカウンターに置くが、背が小さすぎるので店員には姿が見えない。店員は幼児が一人でコンビニに来たことを警察に通報する。
地区の担当刑事デュームがSVUに連絡し、フィンとベンソンが対応に当たる。幼児は無言のままだ。ベンソンは幼児を署に連れて一緒に遊んでいるうちに、名前がブルーノであることを聞き出す。だが名字も年齢も言わない。親の育児放棄が考えられるが、虐待の痕跡はなかった。団地の近くに聞き込みに行くと、ブルーノはいつも一人ぼっちだ。母親のマヌエラは毎日ドラッグでラリっていると住民たちは話す。
ドミニカ系のマヌエラ・オズーナとブルーノは児童サービス局(DCS)でキース・ムジオが担当していた。キースはSVUの質問に対し、ブルーノには8歳の父親違いの姉キーシャがいることを伝える。SVUが団地に行くと、マヌエラの家はドアが開けっ放しで、部屋の中はサウナ状態、やせ細ったキーシャが檻の中で倒れていた。すぐにキーシャは病院に運ばれるが、飢餓状態で感染症に掛かり脱水症状を起こしていた。発見が遅すぎた。キーシャは翌朝死亡する。
フィンはマヌエラが路上で物乞いをしているところを逮捕する。キースはマヌエラの家を2週間前に訪問したが、忙しくて8、9世帯を回っていた。キーシャにも会ったはずだと説明する。マヌエラはキーシャが泣き止まないから、食べさせず檻に入れた。自分も母親に叩かれたと躾の一環であることを主張する。キーシャの死因は被虐待児症候群だった。キースの説明が曖昧なため、SVUはバーバに相談し起訴を考える。
虐待の経緯についてDCSの記録を調べると、報告書には2週間前の訪問時は二人は清潔で健康的だったと書かれていた。キースの上司ジャネット・グレイソンや副局長マット・シェリダンは報告書の通りだと述べるが、キースは思い出せずにいる。ロリンズは他の児童の報告書も調べ、最近の記録は手抜きが多く、報告書は偽物ではないかと疑い始める。キースは47件を担当していたが、訪問時に取ったメモは4月までしか残っていなかった。だが突然9件の報告書が作られている。
SVUがDCSの調査を始めたことで、NYPDの上部で広報担当のアブラハムは、DCSは市の公的機関なので広報部が引き継ぐと伝えるが、SVUは譲らなかった。バーバは記者会見でキーシャの死亡を発表し、キースが4ヶ月間の家庭訪問を怠り、虚偽の報告をしたと彼の違法行為を指摘、キースとジャネット、マットが逮捕される。

3人の逮捕理由は児童の危険放置、公務員職権乱用、官公庁への業務妨害と第二級故殺だった。罪状認否で弁護側はキーシャの死に対する刑事責任の拡大解釈で政治的圧力がかけられていると無罪を主張するが、一人5万ドルで保釈される。アブラハムはバーバに文句をつける。
SVUが入院中のマヌエルに話を聞くと、ブルーノの父親のフェリペが出所するまでは、子供たちは元気だった。だがフェリペが5月に戻ってきて、ブルーノと3人で酒やバーベキューを楽しんだ。キーシャはフェリペの子ではないのでパーティーには参加せず、フェリペが檻に入れた。フェリペは7月に射殺された。キースは4月以降家に来ていないと話す。
キーシャが死んだ日、数十人の相談員が一度に報告書を出していた。
ドッズはベンソンを呼んで、アブラハムは冷酷な男だから刃向かうな、バーバの自殺行為に関わるべきではないと意見する。キースは検察側の証人になることを認める。
キースは仕事のことでジャネットに怒られていた。「彼らを甘やかすな。」と言われ、電話の応対やカウンセリングを止められた。自分たちはソーシャルワーカーではないと言われ、訪問してなくても記録を残すように指示された。休みの日にジャネットに呼ばれて出勤し、ジャネットとマットの目の前で偽の報告書作成を命ぜられた。「キーシャを訪問したが問題はなかった。」と書き、1日かけて半数の相談員の報告書を作った。キーシャを死亡させた後悔は一生消えないとキースはバーバに話す。
法廷でバーバはDSCの定期的訪問が途絶え、4ヶ月後キーシャが檻に入れられ傷だらけになっていたことを指摘すると、弁護側は責任を問われるのはキースと薬物に依存したマヌエラだと反論する。バーバはDCSが家庭訪問より事務を優先させたのは過失であり、ドクターも2週間早く訪問していたら、キーシャは助かったと証言する。そしてキースは証言台で、キーシャの死に責任を感じている。キーシャの死んだ朝、ジャネットとマットに呼ばれ、偽の報告書を作れと言われた。作らないと刑務所に送られると脅された。
どの相談員も、事実と異なる報告書を書かされていると証言する。弁護側がキースが自分の意志で訪問をやめたことを確認し、上司の不当な態度を訴えたかと尋ねると、キースは失業したくなかったと答える。
マヌエラは懲役8年を言い渡される。キーシャの葬儀に出るつもりだったが、護送車が3時間も遅れたために間に合わなかった。ブルーノは養子に出されることになった。
法廷でジャネットは、キースの報告を信じていた。だがキースの担当件数は30世帯から47世帯に増え、報告書の提出が遅れていた。そこで事務所で一緒に作成したと説明する。しかし実際にはキースは8名が担当する130世帯の訪問記録をキーシャが死んだ日に作っていた。ジャネットは報告書と現状の違いを把握していないことについて、不本意な結果になってしまったと言ったあと、突如声を荒げる。神にだってこんな仕事はできない。世の中は最も不幸な事件を私たちに押し付ける。最下層の人間の世話をしている現状では無理だ。ジャネットの本音が出たのだった。
キースはライカーズに収監されている。ジャネットは精神疾患で裁判に出られなくなった。マットは懲役1年となり、市はDCSの業務改革を指示した。

虐待や貧困児童が抱える問題。
児童サービス局が対応していても、とても間に合う状態ではありませんでした。
キースはまじめな相談員で、子供たちのことを親身になって心配していたのだと思います。
だがどうにもならない現状にジャネットやマットは
とりあえず仕事をしているように見せかけることを選んでしまいました。
その結果ジャネットは昇給や昇進をしています。
ところが今回のキーシャの死で、報告書の提出が必要になり
慌ててキースは大量の虚偽の報告書を作らされることになってしまいます。
悪循環がさらなる不幸を生むことに。
もっと早くDCSの不正を訴えていたら、改善されていたのでしょうか。
やはり何か起こらないと、改善しようという動きは出てこないのかな。

ベンソンの警部補昇進が決定します。
これだけ業績を残しているから、当然でしょうか。
そして空いた巡査部長のポストに
ドッズは自分の息子を推すと言ってます。
そんな個人的都合でいいんですかね?
しかも違う部署にいるんだし・・・
そしてようやくロリンズは内勤を命ぜられましたが
もっと前からフォローしてあげるべきでしょう。
それにしても突然お腹が大きくなりましたね。
前のエピからいったい何ヶ月経ってるんだ??

久々にデューム刑事が出てきましたね。
本当の兄のキャシディはどこへ行っちゃったんでしょう??
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