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カラヴァッジョ 天才画家の光と影

国立西洋美術館で「カラヴァッジョ展」を見たり、
カラヴァッジョ関連の本を読んだりして
突然カラヴァッジョに惹かれてしまいました。
光と影のコントラストの美しさと過激な一生。
死刑宣告されたお尋ね者ですからね。
この人はさぞかしドラマチックな生き方をしたに違いないと思いつつ
NHKBSで放映されたドキュメンタリー「カラヴァッジョ 光と闇のエクスタシー」を観ていたら
彼の生き方の紹介の中に映画のワンシーンが挿入されていて
なんと映画があるんじゃないですか!
それは是非観たいと調べたら、DVDリリースされていました。

「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」2007年の作品です。
劇場公開されたときは2時間の作品になっていたようですが
実際にはイタリアのTV映画で、前後編合わせて3時間の大作で
DVDはこの完全版の方が収録されています。
ディスク2枚に分かれていて、まだ1枚目しか観ていないのですが
素晴らしい!!感動しました。

何が素晴らしいって
映像そのものがまるでカラヴァッジョの絵を見ているように
光と影がくっきりと表現されていて
その美しさに魅了されてしまいました。
とてもテレビ映画とは思えないクオリティの高さです。
その仕掛け人が、ドキュメンタリーでヤマザキマリさんがインタビューしていた
撮影監督ヴィットリオ・ストラーロでして
インタビューでも語っていた彼のカラヴァッジョへの思いが
しっかりと伝わってきました。

前半しか見ていないので、ミラノで絵の修行をしたカラヴァッジョが
マルタ騎士団の男からもらった剣を大切にしながらローマに出てきて
絵を必死で売り込むけれどなかなか買ってもらえず貧しい暮らしをしていましたが
そのうちデル・モンテ枢機卿の目にとまり彼の庇護のもとで
絵を描くことができるようになります。
自然のまま、ありのままに描くことを重視し
酒場に入り浸り親しくなった娼婦をモデルに使い
確かに乱暴者なんですけど、彼なりに一本筋の通った信念はあるんだよね。
展覧会のチラシに使われていた果物籠やバッカスやトカゲの絵が
出来上がる過程も描かれていて興味深かったです。

後半、波乱万丈の人生に拍車がかかるんだと思いますが
先を観るのを楽しみにしています。
特典映像にメイキングも入っているみたいだし。

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コメント

非公開コメント

あ~、忘れてたっ!
いまググったら12日までですね、ありがとうございます、
早速行ってきます!!!!

そうなんですよ!
次の週末でおしまいなので、是非ご覧になってきてください。
作品はもちろんのこと、カラヴァッジョ本人を学ぶよい機会となりました。

カラヴァッジョ展

こんにちは。
私もカラヴァッジョ展を見てきましたので、ご説明を読ませていただき、カラヴァッジョのカラヴァッジョの絵画の感動が追体験することができました。劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現と「光と影」によるアリティーのある絵画表現、どんな場面にも美しさが潜ばせる独特の美意識、衝撃の強さ独特の美意識のせめぎあいは迫力ました。

今回のカラヴァッジョ展からカラヴァッジョの絵画の魅力と美術史を塗り替えたかを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。

dezireさん、おいでいただきありがとうございます。
今まであまりカラヴァッジョについて知らなかったのですが、作品に触れ、映画を観ることで彼の絵にかける思いを少しは理解することができたのかなと思っています。
イタリアに行って教会の壁画を観たい!とそれは夢のようなことですが、これからも映像を通して学べればいいなと思います。