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American Crime S1

AXNでの一挙放送分を観終えました。
評判通りのなんとも重たい、そして見応えある作品でした。
夫と妻が自宅で発砲事件に巻き込まれ
夫は死亡、妻は性的暴行を受けて重体という始まり。
犯罪ドラマにはよくありがちなスタートですが
容疑者として挙がった4人には確かな証拠がなく
さらに被害者である夫婦の隠された部分が明らかになってきます。
マットは品行方正な息子だと信じていた母親のバーブは
マットが売人だと言われても寝耳に水状態でした。

被害者は白人。
容疑者として挙げられたのがメキシコからの不法移民や黒人で
人種差別的な見方も広まってきます。
ギャングに車を貸したために少年院に入れられてしまったトニーは
痛めつけられながらどんどん強くなっていきます。
ヤク中のカーターとオーブリーは深く愛し合っているけれど
ドラッグを断ち切れず、深みにはまってしまいます。
メキシコで殺人容疑をかけられているヘクターは
捕まって強制送還されることはなんとしても避けたがっています。

容疑者たちの人生もどんどん転落しかけていきますが
被害者の家族も一緒。
すでに離婚していたラスとバーブのわだかまりはますます激しくなり
軍隊から駆けつけてきた弟のマークは振り回されてしまいます。
妻グウェンは意識が戻るものの事件の記憶が飛んでいて
容疑者の断定はできません。
そして親同士の対立もだんだん激しくなってきます。

容疑者の家族たちも絡んでくる中で
ヘクターが証言し、カーターが無理やり自白していたような展開が
オーブリーの自白でひっくり返り
そこからの急展開がすごかった。
そして悲しすぎる結末へ。
不幸のどん底に落とされる人たち。
ラストシーンのヘクターの会話に少し希望が見えたかな。

普段1時間の犯罪捜査ドラマを観ていると
事件発覚→捜査→犯人逮捕→裁判と
L&O的でもとりあえず解決。
すっきりしない人たちもいるけれど
こんなに家族等周りの者たちまで辛い思いをしているんだなと
改めて実感しました。
誤認逮捕が不幸を生むことだってあるわけだし
慎重な捜査は大切です。

そしてタイトルに現れているアメリカン・クライムの現実。
ドラッグ、不法移民、ギャング、人種問題などなど
なかなか解決には難しい問題ですね。
このドラマ、S2は同じキャストが別人になって別のクライムに関わってくるようで
死んじゃった人も生き返りますから
是非S2も観てみたいです。
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