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Law&Order UK S4-#2 「残された者たち」

本家オリジナルはS6-#23 「余波」
相当異色で衝撃的な、歴史に残るエピソードだったと思います。
いかにもシーズンファイナルに相応しかったのですが
今回はシーズン2話目、しかも前話に続いているはずなので
どうやってリメイクするのかなと不安に感じて観始めたら・・・

まるで別物でした!

といってもそれはストーリー展開に関してで
オリジナルではNYで初めての死刑執行がなされ
その後非番になった警察&検察のメンバーは
それぞれプライベートを過ごしながら
死刑制度、さらに人間の生き方について
考えていくことになります。
普段見られない彼らの素顔もたっぷり見られて
本当に興味深い話でした。

一方英国では
限定責任能力を問われ入院措置を言い渡されたタイラーが
待機房に入っている時に首吊り自殺を遂げます。
自殺しないように十分注意していたはずなのに。
ブルックスらはCCTVの映像をチェックして
タイラーに近寄った者がいないか調べますが
該当者はケイシーだけでした。
ケイシーは自分の腕の中で少年が死んでいったショックが大きすぎ
怒りをぶつけたかったもののできなかったと白状します。
ケイシーが絡んでいないとしても内務調査にかけられ
家に帰るよう命ぜられます。

タイラーの死因をよく調べると
首についた指の跡が自殺ではなく
他殺であることを伝えていました。
誰かがタイラーに自殺の偽装を仕掛けていたのです。

CCTVの映像は編集されていて足りない部分があり
警備員に問いただすと
ケイシーの腕の中で亡くなった少年の父親デイルが
来ていたことがわかります。
しかもデイルは地震のコートの紐をタイラーに渡していたのでした。
でもタイラーはそもそも自殺したかったタイラーに
死という選択ができるように渡したと証言。
タイラーを殺害してはいませんでした。
タイラーに自殺を仕向ける計画は
列車事故の犠牲者の遺族会の中で話し合われ
そのメンバーに警備員のブラクストンも含まれていました。
ブラクストンは母親を事故で失い
タイラーを恨んでいます。
警備員なら簡単に房に入れるし、CCTVの映像も処理できる。
こうしてタイラーの死の真相が解明できました。

15人もの犠牲者を出した容疑者が
入院扱いですぐに戻ってくれるなんて
絶対に許せないと思うのが遺族の気持ちでしょう。
だいたいタイラーは死にたかったんですから。
遺族会のメンバーがタイラーに死刑を宣告し
ブラクストンが執行したとも捉えられます。
ついでにイギリスには死刑がないんですね。
だからオリジナルの話通りにはできなかったのでしょう。

キャストのプライベート部分のクローズアップする件では
オリジナルを踏襲しているところもいくつかありました。
ブルックスが久しぶりにエマを訪ねるシーン。
オリジナルではブリスコーの娘キャシーが
ブリスコーを訪ねてきますが意思の疎通は難しく
結局ブリスコーは禁酒を破ってしまいます。
この点ではブルックスは優秀でした。
でも代わりにケイシーが飲みまくってましたね。
ケイシーの家庭崩壊はひどくなっていきますが
オリジナルのカーティスはここから始まるんだよね。
ってことはケイシーの方が先輩です(笑)
親の死について複雑な思いを感じているのは
マッコイさんとソーン。
飲みだしたら饒舌になるマッコイさんが
家族について詳しく語ってくれていました。
優秀な警官だった父は、家庭では問題も多かったようですが
最後はあっけなく死んでしまいました。
ソーンの母が亡くなりますが、脳腫瘍で別人のようになってしまった母に
ソーンは全く同情の余地がない感じ。
葬儀にも出ないと突っぱねてましたが
バーカーがソーンにかかってきた電話に出てしまったことから
真剣に心配を始めてきます。
そしてようやくソーンは母の墓標の前で涙します。

キンケイドにとっては最後のエピソードが
バーカーにとっての始まりという正反対の立場も興味深いです。
オリジナルの終わり方だったらどうしようとそれは本当に心配でしたが
とりあえず何事もなくて良かった。
ケイシーのプライベートはかなり気になっていますが。
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