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Law&Order SVU S18-#6 「空虚な成功」

トランスジェンダーの美大生エバは絵画クラスで男性モデルのスケッチをしていたが、友人にランチデートがあると告げて出て行く。ショッピングモールのカフェで相手を待っているが来ない。エバがトイレに入ると鉄パイプを持った男が入ってきてエバを襲う。
エバは顔を鉄パイプで殴られて大量出血し、性的暴行を受けいていた。目撃者の母と娘の話では犯人は30代の黒人男性。娘は男の特徴を伝えようとするが、トランスジェンダーに否定的な母は娘の会話を遮ろうとする。
エバの体からは犯人のものと思われるDNAが検出される。「性別を特定しない法案」の可決後の事件で、ヘイトクライムと考えられる。
エバの本名はエリック・カーソン。両親の話ではエバはBFで法律事務所に勤務するローガンと別れ、恋愛問題を抱えていたようだ。ベンソンとロリンズがローガンに会うと、エバとヨリを戻したがまた喧嘩になった。エバを愛しているが、トランスジェンダーとの恋愛は難しいと話す。エバはモデルの仕事をしていて、パーティーでゲストと口論になってクビにされていた。
パンダクラブのオーナーは、大手音楽業界のパーティーで、トランスジェンダーのモデルがゲストに平手打ちをしたことを覚えていた。パーティーの主催者はラッパーのビンセント・ラブ。平手打ちをされたのは新人のハイプだった。エバはハイプのジョークに腹を立てたようだ。カリシとフィンはハイプにエバが昏睡状態であることを伝える。
ハイプは事件があった時間はスタジオで録音していたと話す。ハイプのラップには同性愛者への嫌悪や中傷を表すものが多く、SNSに事件の20分前ハイプがショッピングモールでファンと写っている画像が投稿されていた。ハイプは取り調べに対し、昼はランチを食べに出たがエバを見ていないし、触ってもいないと説明する。
一方ローガンも昼オフィスを出ていたが、医師との打ち合わせがあったからだと話す。エバは性転換手術を受ける予定で、頭金5000ドルをその医師に払っていたが、考えを変えたのでローガンが返金を頼みに行ったのだった。エバは浮気をしていたから手術をやめた。相手はありのままのエバが好きなようだ。その相手とはハイプのプロデューサーのキャッシュで。犯罪歴がある。
キャッシュはエバとビジネスの話をしたと説明する。エバはハイプの曲を作っていたが、キャッシュは名前を伏せるように5万ドル支払った。だがその187ミュージックからの小切手はエバの部屋のゴミ箱に捨てられていた。
エバの爪からハイプのDNAが検出された。ロリンズはハイプを尾行し、エバが入院する病院へ向かうハイプを逮捕する。

ハイプは取り調べに対し、決して口外しないで欲しいと頼んでからエバと付き合っていたことを明かす。病院に来たのもエバの無事を確かめたかったからだ。自分はゲイではないがエバが好きで、3か月前にカメラマンのパーティーで出会って付き合い始めた。パンダクラブのパーティーでは関係がバレないように他人のふりをして馬鹿なジョークを言った。
ラッパーは評判が大事で、トランスジェンダーと付き合っていたらイメージが壊れてしまう。ハイプの説明は理にかなっているが、キャッシュが話したエバがハイプの曲を書いた件については、エバはラップが嫌いだし、曲は全部自分で書いたと否定する。そしてもうこそこそ付き合いたくないとランチにモールで会うことにしたが、怖くて会えずに戻ってきたと告白する。
ベンソンは再度目撃した母子にキャッシュの面通しを依頼する。またしても母は娘が何か言おうとすると遮るので、ベンソンは母を別室に連れて行き、捜査妨害で逮捕すると指摘する。すると娘はキャッシュの顔が確認できる。だがエバが死亡し、本件は殺人事件として扱われることになる。
SVUがキャッシュのアパートに踏み込むと、キャッシュが撃たれて倒れていた。その場で銃を持っていたハイプが逮捕される。ハイプは契約を読み返したら、利益配分は20%の予定だったのに15%に減らされていた。それでキャッシュに会いに来たらもめて殴り合いになり、キャッシュが銃を持っていたので奪ったが、キャッシュが近づいてきたので怖くなって撃ったと証言する。ハイプはあくまでも契約を巡る争いにしたいようだが、エバを殺害したのはキャッシュで、ハイプの供述は見え透いた嘘だ。さらにキャッシュを撃った銃はビンセントのものであり、ハイプはアルバムの件でビンセントの家に来ていた。ビンセントはエバが目障りなので、金で追い払おうとしたが断られたので、キャッシュに襲わせたとも考えられる。
バーバは本件を殺人事件として扱おうとしていたが、ベンソンは人道的に違うとして、ハイプに同情。キャッシュは差別主義者だと反論する。バーバはハイプに第一級殺人罪を求刑するが、判事に真実を述べれば刑を軽減する取引の余地があると付け加える。バーバは逆上してキャッシュを撃ったのは、エバへの愛のためだったと話すことを望むが、ハイプと弁護士は正当防衛を主張し対立する。ハイプは弁護士に操られているが、この弁護士はビンセントのもとで働いている、彼の手下だ。
ベンソンは黒幕はビンセントだと確信して、オフィスや自宅を捜索する。そしてライカーズのハイプに、ビンセントがハイプとエバの関係を知っていた証拠となる会話の録音を聴かせる。キャッシュとビンセントは明らかにエバを金で追い出そうとしていたのだ。
ハイプが証言を拒むと20年を求刑され、ビンセントは無罪となってしまう。
だが法廷で、ハイプは正当防衛を主張し続ける。するとバーバは契約は2か月前になされていたと証言の不審な点を追求し、結果ハイプは第二級殺人罪で有罪となる。

S18第2弾が始まりました。
ここからは順調に進んでくれると思います。
今回はラッパーとトランスジェンダーの恋愛の悲劇。
ラッパーにはイメージが大切で、
ゲイへの中傷などを唱えているラッパーが
トランスジェンダーと付き合っていては
売上に響いてしまいます。
そこでオーナーとプロデューサーは
期待の新人ハイプの成功の妨害となるエバを排除。
最初は金で片付けようとしていたけれど
うまくいかなかったので暴力にエスカレート。
結果エバは亡くなってしまいます。
でも必死で真実を伏せようとしたハイプの思いはどこにあったのか。
罪をかぶってまで、イメージを損ないたくなかったのかな?

このような展開がEmpireの世界ならいかにもありがち。
金で片付かなければ消してしまえと
間違いなくルシアスは指示するでしょう。
ジャマルならハイプの思いを理解できたのかな。
この事件をEmpireに投げ込んでみたくなったけど
ハイプはゲイではないので
むしろ対象はハキームですか?

ラップのうんちくをフィンが語るあたり
元祖ラッパーのIce-Tならではの真実味に溢れていました。
すっかり俳優になってしまった感じだけど
今でもラップしてるのかな。
ちなみにビンセント・ラブ役は元The FugeesのWyclef Jean(ワイクリフ・ジョン)
ハイチ出身の有名ラッパーの一人です。
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