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Law&Order SVU S18-#12 「折れない心」

陸軍大尉のべス・ウィリアムズはイラクの任務で銀星章を獲得、初の女性レンジャー隊員に選ばれ、広報活動を始めることになっていた。帰省したべスは婚約者のミッキーの家で行われたパーティーに出席したが、早朝倒れているのをジョギングしていた男性に発見される。べスはレイプされ、後頭部を鈍器で殴られていた。べスのバッグには5000ドルの現金が入っていた。
ベンソンは病院で治療を受けるべスに話を聞く。べスは広報活動が始まるところでレイプの被害を受け、記憶があいまいで動揺していた。詳しくは直属のダントリー少佐に聞いてほしいと話す。べスのこぶしの傷は相当反撃したとみられ、他人の血痕が付着していた。
ミッキーはカリシに、べスは11時頃帰ったが金のことは知らないと答える。
べスを女性のレンジャー隊員として軍の代表に起用することで、入隊志願者を増加させる効果が見込まれた。だがネットでは批判の声も挙がり、「スーパーマン78」と名乗る男がべスを攻撃していた。
ダンドリー少佐は軍の今後のために匿名での捜査を依頼するが、ベンソンはそれはべスが決めると答える。べスの体内から精液が検出されるが、それはミッキーのものと確認できた。また血痕は暴行歴の前科のあるホセ・マルケスのものだった。
ホセはロリンズとカリシの質問に対し、ファイトクラブでベスと戦って敗れたと答える。観客たちが賭けた金は現金5000ドルで、勝者が持ち帰れる。ホセはレイプを否定し、午前3時半ごろ、けがの治療のため24時間開いている病院へ行ったとアリバイを述べる。
ベンソンはべスに再度事件までの行動を確認させる。べスはミッキーのアパートを出てから、ファイトクラブへ行って男女混合時代に出場していた。べスは母のパーキンソン病治療のために金が必要だった。ファイトクラブの主催者はべスの格闘技のコーチで、
べスは4時過ぎに会場を出ていた。そのあとレイプされるが、油断していた、国家の恥になることをしてはならないとべスは堅苦しく,、後悔の様子を見せる。ベンソンはべスに任務は休むことだと促す。
べスのコーチは、べスの試合は集客力があり、真剣に行われたと話す。観客を調べていくとスーパーマン78を名乗るゲイリー・クックの名前が出てきた。ゲイリーは薬物関係の前科があり、不名誉除隊となりIT関係の仕事に就いていたが、べスを侮辱し続けていた。ロリンズとカリシはゲイリーを追い、ドラッグを持っていたゲイリーを逮捕する。取り調べでゲイリーはべスを追っていたことを認めるが外で握手しただけで、反フェミニズムとは女性への愛だと憤慨する。

べスは自分の置かれた立場とレイプされた状況の間で葛藤しているようだった。病院を出て実家に帰ろうとするべスに、ベンソンは写真での面通しを依頼する。べスはゲイリーを確認し、ゲイリーが外でタバコを吸っていたが追いかけてきた。振り向いて抗議し、小突いて下がれと言ったがまた追ってきた。振り向くとまた彼がいたと説明する。
一方ゲイリーは、その後高齢者介護施設にいる祖母に会いに行ったと説明、従業員がゲイリーの姿を見ていた。また会場の外の防犯カメラには、ゲイリーはべスを追う様子が映っていたが、ゲイリーは握手するとその場を離れていた。べスの偽証が明らかになる。
べスは広報の任務に就くため、ダントリー少佐のところに戻ることにしていた。ベンソンは任務をもう2,3日遅らせられないかと少佐に交渉しようとするが、軍の命令だからべスには基地に戻ってもらうと少佐は聞き入れようとしない。
ロリンズとカリシは付近の深夜営業をしているバーで、最後までいた客のレシートを調べていた。するとレシートにミッキーの名前が見つかる。ミッキーも偽証していた。すぐにミッキーの家に行くとミッキーは留守で、ルームメイトのジョージが出てくる。ジョージはミッキーに頼まれうそのアリバイを話したこと、パーティーの直後ベスとミッキーが破局し、べスは追い出されたこと、ミッキーはべスがファイトクラブで闘うことに反対していたことなどを白状する。
ミッキーはべスの実家に来ていた。物音がするのでSVUが入っていくと、べスがミッキーを殴り続けていた。べスはミッキーが犯人だと知って、自ら思い知らせようとしたのだが、ベンソンはべスに、あなたは刑の執行人ではないと諭す。べスは罪を犯したことで自分の評価が下がると嘆く。
罪状認否でミッキーは第1級レイプ罪に問われるが、べスの姿がない。べスは基地に戻ろうとしていた。悪いのは私、私が裏切ったとつぶやくべスに、ベンソンは法定で証言するように説得する。べスは証言すれば自分の名前が出ることを聞かされるが、道を開くことが使命のレンジャー隊員として、苦しむ女性たちのために道を開くべきだというベンソンの提案に納得する。そして法廷に立つ前の記者会見で、何を言われてもくじけない、レイプ被害者を勇気づけたいとレイプされた事実を語った。

陸軍大尉で女性初のレンジャー隊員となったべスがレイプされ、殴打される事件。
広報担当として全国を回る使命を受けていたから
レイプで傷ついていられないというのがべスの思いでした。
そうでなければ堂々とミッキーを訴えることもできたのかもしれないのに。
でも自分や軍のイメージを汚せないから、
自分が悪者であるかのように殻を閉じ
べスは我慢します。

レイプの被害者の女性たちが泣き寝入りしないように
真実を話すと堂々と宣言したべスの決意は立派でしたが
ダントリー少佐をはじめ軍の上層部はどう捉えたんでしょうね。
べスの今後に影響がなければいいのですが。

さらにミッキーもなんだか気の毒になってきました。
幼馴染だったべスがどんどん強くたくましくなり
そして遠いところに行ってしまい
婚約しているとはいえ、久々に戻ってきた彼女は
すっかり軍人になっていて違和感があったのかなと思います。
婚約者が戦地にいるのも不安だろうし
さらにファイトクラブで闘うのも耐えられないかも。
ドラマに出てくるのは大抵男性が軍人で戦っていて
恋人なり妻なり、女性が不安な思いで待っているパターンが多いので
逆は珍しいなと思いつつ、気持ちはわかります。

もちろんミッキーの行いは犯罪ですが
もう少し法廷での争いを聞いてみたかった。
これで話がおしまいなのが、ちょっともったいない気がしました。
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