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OZ S6-#5 「寛容」(ケラー語録)

面会室を出てミネオに連れられて歩いているとFBIのテイラーに出くわす。 「テイラー捜査官。俺に会いに来てくれたのか。」「黙ってろ、ケラー。」「おお、なんだよ。そう怒るな。ヒーキンに取引を持ちかけて嘘をつかせたのはあんただ。」「あの証言は本物だ。」テイラーは耳元で囁く。「嘘つきは成功しないといったのは、おたくの長官だったよな。」と怒鳴り返すと怒ったテイラーは拳で頬を殴り飛ばす。「止めてください。」脇にいたミネオが止める。「他の二人をやったのもお前だ。必ずお前を上げてやる。」怒りを抑えきれないままテイラーはその場を立ち去る。笑いながら見送る。
(ビーチャーは不当な扱いを受けている囚人のために法律相談を始める。病棟のスタントンの相談に乗り、訴えをネイサンとグリンに伝えグリンは承諾する。)
シスターピートの部屋でピートが書類を整理しながら聞く。 「死刑囚監房から出た後の生活はどう?」「退屈している。毎日毎日退屈だぁ。髭を剃るのも歯を磨くのも、クソをするのもケツを拭くのも退屈だよ。」机の前で突っ伏していたが、ようやく顔を上げ答える。「そうかしら。退屈なんかじゃなくて、トバイアスが恋しいのよ。」ピートが前に座る。「何しろあいつは今、正義のヒーローだからなぁ。俺の死刑をひっくり返したと思ったら、すぐ他の囚人の救済のために忙しく走り回ってる。」ピートのデスクの上のペンをいじりながら話す。「人を助ける喜びを知ったのよ。あなたもやってみたらどう?」腕組みをしたピートにじっと見つめられ姿勢を正す。「どうやりゃできる。俺は弁護士じゃないぜ。」「そうね。ビーチャー以外に大事な人って誰かいる?」「別れた女房かな。」「そこから始めて。」前かがみになって答える。「すごいな、シスター。おかげでいいアイディアが浮かんだよ。ありがとう。」考え込んでいる。
ビーチャーが面会に来る。「靴下か。」「ああ、お前の靴下は穴がどんどんでっかくなってたからな。」靴を脱ぎ笑いながらビーチャーが差し入れた靴下に履き替える。「最新ニュースを教えてくれよ。」ビーチャーは少し考えて答える。「子供は元気だ。ああ、ハリーが昨日やっと抱きついてきたよ。」「よかった。子供に会わせろよ。」「子供に?」「本気だぜ。」「ああ、いいよ。ああ、もちろんさ。でも、今すぐは無理だけどな。」「酒は?」靴を履きながら質問を続ける。「飲んでない。この前カクテルパーティーにいったけど、アルコールには一切手を出さなかったよ。」「いい子だ。ホリーの先生はどうしてる?」「何故そんな事を?」「だってお前が彼女の事を話してくれたんだろう。」座ってビーチャーと向かい合う。「実は彼女と」靴下をしまう。「正直に言うが」「ああ、正直に頼む。」お互いの顔をじっと見る。「今はマリオンと付き合ってるんだ。」「もうやったか?」「あっ。クリス…」苦笑いする。「正直に。」ため息を付いた後「ああ。」とビーチャーは認める。「そいつはおめでとう。この色男め。」泣きそうな顔をする。「怒ってるな。」「別に。」「正直に。」ビーチャーに聞かれて軽くうなずくと椅子を引き寄せる。「いい事を教えようか。ウィンスロップを殺したよ。」「何?」(ウィンスロップ殺害の回想シーン)「お前の親父を殺した。だから殺したんだ。」ビーチャー、驚いて返す言葉が出ない。がようやく答える。「また死刑囚に逆戻りだぞ。」「誰にもバレやしないさ。」「嘘だろ。」「トビー、聞いてくれ。お前にこいつを打ち明けたんだ、特別に。」近くを通る人の気配に声を潜めたあと「自慢しようとか、そういうつもりじゃない。お前にどうしても頼みたい事があるからなんだ。」と言ってビーチャーの顔をじっと見る。「前の女房のボニーな。卵巣に癌ができたと言われたらしい。放っておけば死んじまう。唯一の望みはオクサリプラティンという薬を使うことなんだが、この薬はこの国では使用を禁止されてる。それで俺は知り合いに連絡した。違法な薬をいろいろと取り扱ってる男なんだが、その男のところへいって薬をもらい、そいつをボニーに届けて欲しい。」「できない。」「どうしてできないんだ。」「仮釈放中だぞ。」「それがなんだ、小さな包みをただあっちからこっちに運んでくれって頼んでるだけだろうが。」「できない。」「ボニーは死ぬんだ。」「クリス。」「愛してるよ。」「よせ。」「俺の事を愛してるだろ。お願いだから、頼むよ。トビー、お願いだ。」ビーチャーに近づくとビーチャーは一瞬身を引く。「わかった。住所をよこせ。」ポケットを探ってメモを出し渡す。「もう行くよ。」「トビー、こうするのが一番なんだ。」ビーチャーは足早に出て行く。「こうするのが一番なんだ。」ともう一度声を掛ける。
人気のないところで電話する。「ウェーバー刑事を頼む。情報があるんだ。ビーチャーは違法薬剤の売買に関わっている。」
(ビーチャーは再びOZに収監される。)

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