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OZ S6-#6 「死刑」 (ケラー語録)

ジムでトレーニングしているビーチャーの前に行く。「トビー、やっと見つけた。ずいぶん捜したぞ。」「俺のそばに近寄るんじゃない。」「みんなに言いふらしてるそうだな。お前を取り戻すために俺がはめたと。本気で思ってるのか。」「傷ついたふりはやめろ。手の内はわかってる。」「トビー、愛してる。お前が必要だ。」ビーチャーは顔を見ようとせずにため息をつく。「やめろよ。俺に構うな。」「信じてくれ、俺は何もしてない。」声を荒げる。「ああ、いいさ。証拠は何もないんだから何も知らないというならそれでいい。だが肝心なのは、俺は信じないってことだ。お前の事は知ってる。全てお前が仕組んだってことも。お前を死刑囚監房から出すんじゃなかったよ。」と言い捨ててバーベルを手にとる。周囲の囚人達も緊張して様子をうかがっている。その中で黙々とトレーニングを続けるビーチャーの姿をじっと見つめ立ち上がる。
B区画に戻りベッドに横たわっているとシリンガーが来る。「調子はどうだ。」「向こう行けよ。」「ああ、機嫌が悪い理由はわかってる。ジムであったことを聞いたよ。傷ついたろ。」シリンガーは上のベッドに横になる。「俺なら平気さ。」「お前は強いからな。昔からそうだった。ラードナーでお前と初めて会ったときのことは忘れんよ。確かお前はまだ17だった。気取った歩き方で精一杯虚勢を張ってたっけ。ずいぶんとタフな野郎が来たと思ったもんさ。」ベッドから起き上がってベッドの脇に手を置きシリンガーの顔を見る。「何だバーノン。今更思い出話か。」「昔は俺たち仲がよかった。」「守ってもらう代わりにご奉仕してやっただけだぜ。愛とは違う。」シリンガーはベッドに座る。「ああ、もちろんそうさ。だがそれだけじゃない。当時の俺たちには、何かがあった。」ベッドから降りる。「だからその後散々憎み合ったじゃないか。」「ああ、ビーチャーのせいでな。奴と縁を切れ。もう一度仲良くしようぜ。体の関係なしでお互いに守りあうんだよ。どう思う?」シリンガーは手を差し出す。(3人のシーンのフラッシュバック)「いいとも。」手を握る。シリンガーは房を出て行く。

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