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Law&Order SVU S19-#20 「屈折した価値観」

少女は聖書の言葉が聞こえる家の窓から外に這い出し、塀を乗り越えて走り出す。ホームに着くと来た電車に乗り込み、トイレに閉じこもる。電車がNYに着いたときSVUが保護しに来るが、ロリンズの問いかけに7怯えたまま答えようとしない。ロリンズがお菓子を渡すと、少女はエスターと名乗り、電車に乗ったから罰を受けると言った後は、聖書の言葉を唱え続ける。
マーシー病院に運ばれたエスターはひどい栄養失調で、額の傷や手足に擦り傷があった。数週間入浴しておらず、検査を拒んだが下着に精液が付着しており、DNA鑑定が可能だ。ロリンズはピザを持ってきて、エスターと話を続ける。エスターは白い窓枠の家に住んでいて、父が怖かった。額の傷は転んだからと答えるが、セックスしたかを尋ねるとパニックを起こし、聖書の言葉を暗唱し始めた。DNA鑑定の結果が出て、精液はエスターの兄弟かおじのものであることがわかる。
鉄道保安事務所の防犯カメラ映像を調べると、エスターが電車に乗った後、ホームにエスターと同じミリタリージャケットを着た少年が現れる。だがミリタリーショップに問い合わせても身元はわからなかった。
エスターの父親ウィリアム・ラボットが、妻がニュースを見て知ったとエスターを引き取りに来る。一家はニュージャージーに住んでいて、昨日ウィリアムが起きた時エスターは消えていたが、地元警察に24時間待つように言われたので今になったとウィリアムは説明する。そしてウィリアムはベンソンに書類を見せるが、エスターは1991年生まれの27歳だった。
エスターは父と再会し、自分で逃げた。ごめんなさいと謝る。ベンソンはウィリアムにエスターの下着の精液や栄養失調の件について説明を求めると、ウィリアムはレスターが兄と一緒に横になっていたのを妻が見つけた。精神的理解のために断食したと答える。ウィリアムは世間から隔絶し、子供たちを自宅で教育して暮らしていた。SVUはエスターを渡すことを拒むが、ウィリアムは法的手段を取ると食い下がる。エスターに無理して帰らなくてもいいと促すがエスターは逆らえないようで、家に帰りたいと言い出す。ラボットは元地質学の講師で、特許で金を設けていた。ニュージャージーでは近親相姦は違法ではない。エスターは成人なので虐待を理由に保護することもできず、ロリンズは抵抗するがエスターを釈放するしかなかった。
ロリンズは休暇を取り、ラボット家を調べることにする。

ロリンズがニュージャージーのレッドウッド通りを訪ねると、ラボットの家は3か月家賃が滞納されていて、大家に鍵を開けてもらうと室内は散乱し、ウサギの死骸が落ちていた。隣人はラボット家は2か月前に出て行ったと転居先を教えてくれた。転居先はクイーンズのダグラストンで、ロリンズは一家が乗ったワゴン車を尾行する。
ボウリング場に着くと、ワゴン車から両親と青いシャツを着た9人の子どもたちが出てくる。ウィリアムはボウリング場で家族写真を撮ってもらうが、ロリンズが盗み見をしていることにエスターが気づく。子どもたちは1回ずつボウルを投げ、5個のホットドッグを9人で分けて食べていた。これはほとんど家父長制のカルト集団だ。しかもクイーンズでは近親相姦は違法だ。
ロリンズがラボット家の隣人に話を聞くと、一家は2か月前に越してきたが、みんな青白くおそろいの服を着ていて、一晩中家の中を行進しているそうだ。ロリンズはラボット家の庭に忍び込み、家の中を覗こうとする。
すると「ママ、お腹がすいた。」と女の子の声が聞こえてくる。女の子は鎖でつながれていた。ロリンズは家に侵入し、つながれていたレイチェルを助け出そうとするがウィリアムと兄が銃を構えて来たので退散する。
地元警察とSVUがラボット家を取り囲む。ベンソンはエスターを外に出すようメガホンで説得するが、ウィリアムは聖書に記されている惨事が起きるから、家族で終末に備えると聞き入れない。ロリンズがエスターの無事な姿を見せてほしいと頼むとエスターは出てくるが、ウィリアムは家族を世間から隔離させようとしていた。
SVUはまだ説得をしようとするが、準備のできたESUが突入を指示、死角から近づくとガス弾を投げ込む。母のデビーは小さい子どもたちを連れて出てくるが、父と兄が撃ってきたので銃撃戦が始まる。ベンソンが銃を置くように指示すると、父と兄も銃を置く。家の中にはエスターともう一人の男子が撃たれて倒れており、他の子どもたちは怯えていた。エスターの死亡が確認される。
取調室でウィリアムは主を信じ、従い、子どもを育てなければ堕落した世界では繁栄できないと主張するが、デビーは子どもを連れて逃げ出したのは怖かったからで、自分がいれば最低限子供を守れるとウィリアムと一緒だったことを説明する。
ロリンズはあいつは27歳の娘をずっと飢えさせていた。神を使って自分を正当化しているとウィリアムに怒鳴りつけるが、その直後ベンソンからロリンズが撃った弾がエスターを殺したと聞かされ嘆く。

狂信的な親の思想で犠牲になる子どもたちの痛ましい話。
洗脳された子どもたちは、親に反抗できなかったのでしょう。
でも辛くて家を飛び出したエスターのおかげで救助の突破口が開けましたが
銃撃戦の結果、ロリンズが撃った弾がエスターを直撃していたとは
またもやSVUらしいもやもやが残りました。
せっかくエスターとロリンズの心が通じ合い始めたのに。

ロリンズの活躍シーンが堪能できるエピソードでしたが
ウィリアム役のRay McKinnonは俳優としての活躍のほかに
Rectifyの脚本、制作にかかわっていたんですね。
S1を観終えたけれど、辛く重たく、考えさせられるドラマです。
来月huluにS2が来るのが楽しみ。
huluは新作が少ないけれど、いい作品を持ってきてくれるのでありがたいです。
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