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Swallows and Amazons

小学生の時すっかり虜になってしまったのが「アーサー・ランサム全集」
灰色の可愛げのない装丁で、重たくて12冊も続くし
なかなかとっつきにくい物語なんですけど
何かのきっかけで第1巻「ツバメ号とアマゾン号」を読みだしたら
子どもたちの帆船での冒険旅行がとても楽しそうで
夢中になって読んでいて、いつの間にか12冊読破してしまいました。
原作が書かれたのは1930年、第二次大戦前の話だし
文章も淡々としていて、でもそれが読みやすかったのかな。
そしてこれがイギリスにハマるきっかけになったのだと思います。
次がThe Beatlesでしたが。

このツバメ号とアマゾン号、今までに何度か映像化されているようです。
1963年にはテレビシリーズが作られていたようだし
1974年に映画化されています。
1984年にTVムービーでシリーズの中の「Coot Club」(オオバンクラブの無法者)
「The Big Six」(六人の探偵たち)はビデオ化されたので購入して観ましたが
舞台が違うのでもう一つ楽しめず。
やはり湖水地方をウォーカー家の子どもたちが冒険してこそ
アーサー・ランサムの世界だよなと思っていたら
2016年についに1作目が3度目の映像化。
いつか観なくてはと思っていたところでようやくDVDを購入しました。
DVDには英語字幕もついておらず聞き取るしかなかったけれど
ストーリーを知っているから特に困りませんでした。

原作が好きすぎると登場人物のイメージが出来上がってしまっているので
どんな子どもたちが出てくるのか気になりましたが、まずまずかな。
ロジャーが可愛い!(原作ではロジャだったけどね)
そしてなぜかティティがタティに改名していて
意図があったのでしょうか。
ウォーカー夫人を演じていたのがKelly Macdonaldで
知ってる人がいたって感じです。
1930年ってダウントンの時代よりもう少し後でフォイルの時代の前?
今は山ほどイギリス映画やドラマを観ているから時代背景がわかるけど
物語を読んでいたときは夏休みに子供たちで帆船を操縦し
島でキャンプするという設定がとにかく羨ましくて
夢のような出来事に思えていました。

子どもたちは香港にいるお父さんに出発の許可を取り
OKが出たら旅に出ます。
実はすぐ戻ってこれる距離なんだけど
ミセス・ウォーカーは子どもたちを信じてサポート。
だから冒険が楽しめるんですね。
湖に船を出したら湖面が荒れて食料やマッチが流されてしまい
魚を釣ったりキャンプしている人から火起こしを教わったりして
サバイバル生活を余儀なくされます。
でも途中でペミカン(コンビーフだってわかってるんだけど
この食べ物もものすごく気になってた)を買いに行ってました。

さらに謎の停泊戦に乗っているフリント船長や
アマゾン号を操るナンシーやペギーとの出会い。
敵と思った女の子たちとすぐに仲良くなれます。
実はフリント船長と言われるナンシーたちのおじのジムはロシア人?たちに追われていて
その片方がSherlockのモリアーティだったのがビックリ。
捕らえられてしまったフリント船長を助けるために
船長の銃をこっそり持ち帰っていたジョンがモリアーティに銃を向けるシーンは
Sherlockの気分になってしまいました。
でもフリント船長ってスパイ活動してたっけ?
映画化の際にストーリーを盛り上げるために
いろいろ脚色されてしまうのは仕方ないのかな。
もっとまったりした話だった気がするんですけど。

湖水地方の美しい景色も楽しめるし
せっかく日本にもファンの多い物語なので
ソフト化は難しくてもどこかで配信してくれたらいいなと思います。
そして調べていたら74年版もDVD化されているんですね。
74年版の方が時代が古い分リアルなのかな。ちょっと気になります。

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コメント 2件

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マドモワゼルB  
私も好きでした

子どもの頃に読んで、ジョンたちの冒険物語にワクワクしました。頼れるジョン、しっかり者のスーザンに、お茶目なティティ、可愛いロジャ。

私は、ハードカバーの1巻だけ買って、いつか全巻揃えるのが夢だったのですが、高くてとても無理。図書館で借りて読みました。続編の内容は忘れてしまいましたが、第1巻の内容はよく覚えています。

ナルニアや指輪物語が映画化されるのですから、この話も大々的に映画化されてもいいですよね。CGも要らないし、子供たちが喜ぶ映画だと思うんですが。

2019/05/06 (Mon) 14:11 | 編集 | 返信 |   
Garoto  
To マドモワゼルBさん

あの分厚い本を読むのは大変だったんですが、いつの間にか虜になっていました。
もっぱら図書館で借りていましたが、そのうち欲しくなり、何冊か買って、今手元には「海に出るつもりじゃなかった」と「六人の探偵たち」が残っています。他はどうしたのか記憶があいまいですが。

魔法も使わないし、不思議な生き物も出てこないし(だからファンタジーが苦手な私にはぴったりの物語だったんですね・・・笑)ドキドキしながら読み進める話ではないと思うんですが、でもいつまでも読み継がれている素敵な作品なので、もっと映画やドラマ化されるといいですね。

2019/05/08 (Wed) 21:23 | 編集 | 返信 |   

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