FC2ブログ

Law&Order SVU S20-#10 「遅すぎた告白」

書店で新人作家ボビー・オルークの「ブルー・バラクーダ」出版記念の朗読会とパーティーが開かれる。招待された人たちはボビーの朗読に感動したが、パーティーでボビーは外にタバコを吸いに出たところで、レンガで頭を殴られ死亡する。ボビーは女性に見えたが肉体的には男性だった。
出版社のエバンスの話では、ボビーは16歳で、13歳の時家出し、売春をしながらヒッチハイクでNYへ出てきた。ボビーは二つの顔を持っていて、最初は原稿だけ送られ名前や連絡先が書かれていなかったが、その後本人から連絡があった。しかし未だに住所はわからない。本の売り上げが伸び、映画化権も売れていた。
書店の防犯カメラに、ボビーを追って出た男性が映っていた。ボビーを追っていたのはウィリアムで、ロリンズとベンソンの事情聴取に対し、自分がボビーを殺したとあっさり認める。ウィリアムは自分は妻子がいてゲイではない。だがボビーを3週間前12番街で買ったらタミーと名乗っていた。ボビーに騙されたので怒ったのが殺人の動機だった。
ウィリアムは第1級故殺の司法取引を始めるが、何故金持ちになったボビーが売春を続けているのか解せない。ボビーは売春を強要されているのかもしれない。エバンスが嘘をついていて、ボビーは搾取されているのではと、カリシは再度エバンスに尋ねることにする。するとエバンスは、ボビーに会ったことはない。だが映画化権が売れ、製作者がボビーに会いたがってるので客引きをしていたタミーを見つけて勧誘、代役を立てることにしたと白状する。
では誰かがボビーになりすましているはずだ。ボビーが原稿を送ったIPアドレスを調べ、たどり着いたのは豪邸だった。近所を通りがかった人は住民を見たことがない。夜になると明かりがつくと話す。
SVUはボビーの家に強制捜査に入る。住んでいるのはエデルマン夫妻となっているが夫妻は見当たらず、床に乾いた血痕が残っていた。物音がして、二人の老人の兄弟が出てくる。兄弟はバーテンのボビーは50年前に死んだと言い出す。
兄弟の兄はジョー、弟はベンと名乗るが、二人とも作家のボビーなど知らないと言い張る。エデルマン夫妻が死んでから、ジョーは外には出られなくなっていた。署に来た二人がお互いを罵り合っている間、カリシはさらに家の中を捜査、荷物の中に埋もれるがそれは罠で、奥の部屋に行くと「ブルー・バラクーダ」の本とPCが置かれていて、PCの中には書きかけの続編が入っていた。PCを開いたのは二日前だった。PCのDNAと血痕が一致したので、SVUは二人を逮捕する。

ベンは取り調べに対し、あの本は自分が書いた。もう母さんが残した金がないから、稼ぐ必要があった。PCは食料品の配達員に購入、設置を頼んだ。血痕はガラスを踏んで怪我したからで、ボビーと言う名はバーテンから借りたと説明する。
カリシは地下に降り、鍵のかかった冷凍庫を見つける。中には凍った女性の遺体が入っていた。遺体は兄弟の母ローズで、両肺は悪性腫瘍に侵されていた。だが死因は枕を顔に押し付けられた窒息死だった。兄弟はライカーズに送られる。
ベンソンは「ブルー・バラクーダ」を読み、本の中の言葉が、児童性的虐待被害者から何度も聞いた言葉と同じだと気づく。ベンは73歳だが、かつて性的被害を受けていたのかもしれない。ベンソンはライカーズのベンに話を聞きに行く。
ベンは10歳の頃ジョーと波乗りをしたことを思い出して話し出す。ベンソンはベンに、本の内容はパワフルで、作者はとても傷ついた人だ。自分の味わった苦しみを世間に知らせるために書いた。だが恥は感じなくていい。あなたは悪くないのだからと話す。するとベンは、放課後の児童センターに20歳ぐらいのビンセントと言う指導員がいて、ジョーが虐待されたと告白する。またジョーもビンセントが二人につきまとい、ロッカールームでベンが虐待されたと話す。しかしお互いに相談することはなく、母が知ったら愛してくれなくなってしまうと恐れ、母にも話せなかった。
ストーンは二人に刑期1年、保護観察10年を提示する。裁判で弁護士は二人は母親を介護してきた。深く愛していたからそのままの姿で、遺体を氷漬けにしたと主張する。ストーンが話始めようとするとジョーが立ち、母を殺したのは自分だ。ベンは関係ないと言った後心臓発作を起こして倒れる。傍らのジョーは嘆く。
ジョーが亡くなり残されたベンは、自分の本の言葉で虐待されていたことを伝える。

未成年者ボビーが書いたセンセーショナルな内容の本が売れ
ボビーは一躍人気者になるところが殺害され
その事件はあっさり解決しますが
(ウィリアムの妻子は気の毒ですが…)
殺害されたのはボビーではなく代役だったことが判明し
実際のボビーを探していると、見つかったのは老人の兄弟で
彼らが殺していたのは実の母親でした。
さらにボビーの正体は弟のベン。
身元を隠すためにボビー像を作り上げましたが
文章の内容が児童性的虐待の被害者のものだとベンソンに悟られてしまいます。
辛い思いをして育ってきた兄弟は
お互いかばい合い、助け合って生きてきたのでしょう。
ジョーの最期まで、それは続きます。
ジョーの告白が認められ、ベンは無罪になるのかな。
小説で胸の内をさらけ出していたことをジョーにも伝えられ
これからは堂々と生きて行ってほしいなと思います。
今回も最後まで重たい話でした。

ジョーもベンもドラマでよく観る、大ベテランですね。
ジョーのイメージは、やっぱりNUMB3RSのエプス父ですが
SVU登場は2度目。
前回はS4で小児科医の役でした。
ベンもS10に教授役で出ていて、2度目の登場でした。
スポンサーサイト



コメント 2件

コメントはまだありません
mika  

悲しいお話でしたが60分…正味45分くらいでしょうか?のドラマの中で濃い内容のストーリーってやっぱりすごいな…と思いました。ゲスト俳優さんもベテラン揃いなんですね!それでお話に深みも出てるんでしょうね。尻切れトンボのモヤモヤ回も多いですがやはり好きなドラマです。

2019/07/27 (Sat) 14:29 | 編集 | 返信 |   
Garoto  
To mikaさん

最近正味40分くらいのエピソードが多いですが内容は充実。よく練られたストーリー展開だと思います。
今回の渋オヤジたちはさすがの貫禄。それだけでも観る価値ありますよね。
相変わらず重たくてすっきりしないけど、それが現実なのかなと共感しています。

2019/07/28 (Sun) 09:51 | 編集 | 返信 |   

コメントをどうぞ