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Law&Order SVU S20-#19 「愛の手ほどき」

精神科医のヘンズリーとラナの結婚式が行われ、二人が神父の前で誓いの言葉を述べていると、異議を申し立てる女性が現れる。その女性キティは、ヘンズリーにレイプされたと大声で参列者に告げた。
キティはベンソンに、ヘンズリーのセラピーを受けていて、最初の診察の時襲われた。自分の話をしながら母が恋しくなって泣きだしたら抱きついてきて、神に触ったりしているうちに押し倒され、抵抗したけれどレイプされた。誰にもこのことを話していない。翌日職場に病欠の電話を入れ、そのまま休んでいて解雇された。ヘンズリーとはその後連絡を取っていない。ヘンズリーの結婚式についてはSNSで知った。彼を罰したかったと説明する。一方ヘンズリーはキティなど知らないし、結婚式が台無しになった、ラナを裏切ったことはない。助けてほしいと困惑する。
キティが最初にセラピーを受けたと訴える12月11日に予約が入っていたのか、カリシとロリンズはメディカルセンターに確認に行く。だがキティが予約していた6時15分の記録はなかった。その次の時間に予約していたハンナに話を聞きに行くと、ハンナは11日は予定ができて行っていなかったが、キティにSNSで付きまとわれた。ヘンズリーのインスタにコメントしたら、先生の悪口を言おうと連絡が来て、断ったらしつこくメッセージが送られてきた。キティはサイコだと断言する。
キティは何度も警察沙汰を起こしていた。トレーナーのボーは、料理教室でキティに会ってスフレを誉めたら連絡が来て、エクササイズ動画を送り続けてきた。無視したらGFが嫌がらせを受けたので接近禁止命令を申し立てたと説明する。この件についてベンソンがストーカーとみなされる行為をしていたとキティに指摘すると、ボーは独り身だと嘘をついた。法廷で二人を見て謝ったと答える。ハンナに関しても狙われた理由を知りたくて、ヘンズリーの患者と話したかったと弁解する。さらにベンソンは12月11日に予約の記録が残っていなかったわけを尋ね、覚えていることを伝えてほしいと問うと、キティは赤い革のソファに押し倒された記憶が残っていた。
ヘンズリーのオフィスのカウチの色はバーガンディだ。ヘンズリーとラナは、最近起きたことについて説明する。先月ヘンズリーのところにヌード写真が届いたが、スパムメールだと思って無視をした。ラナの職場のアドレスに、ヘンズリーが登録した出会い系サイトの登録ページが届いたがでっち上げだった。2か月前に不法侵入され、式の招待状にジュースをかけられた。
ベンソンが再度キティに会ってヘンズリーの家に不法侵入したか尋ねると、キティは否定。吐き気をもよおしてトイレに駆け込む。キティはベンソンに妊娠したことを告げ、母親になりたかったけど、怪物の子など愛せないと嘆く。、そして産むべきかどうか尋ねると、ベンソンがあなたが思う通りにすればいいと答える。
ヘンズリーにキティの妊娠が知らされ、ヘンズリーはDNA鑑定に合意する。ヘンズリーはキティは人格障害だ。この件が解決したら、キティを訴えると言い出す。しかしDNA鑑定の結果ヘンズリーが父親だと判明し、カリシとロリンズはヘンズリーを逮捕する。

取り調べでヘンズリーは、キティをレイプはしていないが嘘をついていた。キティとは合意の上で3回ほど関係を持った。キティは患者ではなくバーで会った。一人でいたキティに酒を奢って話を聞いていると簡単に落ちた。患者だと言っていたのは僕への報復だと説明。キティに部屋の鍵を渡されたと鍵を見せる。カリシとロリンズは鍵をもってキティの部屋に行くが、鍵は合わなかった。しかし防犯カメラの映像を調べ、ヘンズリーがキティを訪ねているのを確認する。
キティは防犯カメラの映像を見て、レイプされた後何度か寝た。鍵を渡したけれどもう取り換えたと話し出す。ヘンズリーにレイプされた後警察へ行くと言ったら、やめるよう説得された。ヘンズリーの話を聞きにバーに行くと「君には征服されたい欲望がある。」とレイプ願望を指摘された。キティはそう答えながらヘンズリーが逮捕されたか尋ねる。ヘンズリーは保釈金を払って保釈されていた。
ラナがSVUに来てヘンズリーについて話し始める。ラナはヘンズリーの患者で、セラピーが終わってから付き合いだした。ラナは不動産仲介業者で働いていて、物件を探しているヘンズリーに出会った。ラナは他の人と付き合っていたけれど、ヘンズリーに別れるべきだと言われた。ヘンズリーは優しいけれど支配したがった。
夜ヘンズリーの家から侵入者の通報が入る。SVUが行くとキティが割れたワインの瓶を、へんずりーの喉元に突き刺そうとしていた。キティは次の被害者が出る前に、ヘンズリーを殺すと怒る。
するとラナが「殺して!」と同意する。ラナはキティがレイプされたのを信じていた。ヘンズリーがキティをレイプしてから言ったのと同じことを、ラナにも言っていたのだ。
ラナはヘンズリーの物件を探すうちに、一緒にランチをするようになった。ヘンズリーは親身になって支えてくれた。だがその晩友人と出かける予定で着飾り、今住んでいる家をヘンズリーに紹介した時、ヘンズリーは寝室を確認するとラナにキスをしてきてベッドに押し倒し、レイプした。翌日部屋を買うと連絡が入り、ヘンズリーは花束とシャンパンを持ってきて謝った。「君は親密になるため体を使ったが構わない。」
彼の本性を認めたくなかったけれど、キティの体験は自分と同じだとラナは法廷での証言に同意する。ヘンズリーは第一級レイプ罪を求刑される。
ベンソンは子どもを産むかどうか迷っているキティに、暴力行為によって生まれた命にしても、あなたの子は無実。無条件に愛される存在だと語る。

キティもヘンズリーも嘘をつき続けていたため事件の真相がなかなか見えなかったけれど
それをクリアにしてくれたのが婚約者ラナの証言でした。
ラナもレイプされていたのに、ヘンズリーに上手く言いくるめられて
声を上げられなかったんですね。
キティのアプローチは周囲も巻き込んでやりすぎな感じもしますが
レイプの事実が明らかになったのはよかった。
そしてレイプ犯に妊娠させられた時「怪物の子など愛せない。」と叫びますが
その言葉がベンソンにのしかかります。
自分がレイプ犯の子供で
15歳の時母が誰かと電話していて
「この子の父親は怪物。」と言っていたのを思い出したのでした。
だがその辛い思いがベンソンのレイプの被害者を救おうとする信念につながり
SVUで大勢を助けてきました。
ベンソンの母親は本当に立派でした。
怪物の子供だったかもしれないけれど、ベンソンを愛し大切に育ててきたのですから。

キティはRoswellのリズ、ヘンズリーはBonesのホッジンズ。
懐かしい人たちです。
ホッジンズはヘアスタイルが違うので、かなり別人のイメージでした。
しかも監督はElementaryのワトソンですよ!
さすがSVU、ゴージャスです。
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