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2007 · 01 · 20 (Sat) 19:57

Brothers of the Head

Brothers of the Head Brothers of the Head
Original Soundtrack (2006/07/25)
Milan
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予告編の美少年クンたちに目を奪われ、公開を楽しみにしていました。

ドキュメンタリー手法で撮られたロック映画。
「スパイナル・タップ」風なのかなと思ったら
内容はもっとシビアで重かった。

イギリスの田舎で隠れるようにして生活していた
結合性双生児のトムとバリーが
そのフリーク性が売り物になると目を付けられ音楽業界と契約。
ギターや歌い方を教えてもらってバンドを組み、
デビューにこぎつける。
1975年というとグラムロックのブームが去り、
プログレの勢力が増してくる時代。
二人はキンクスでロックを学び
テレビに映ったBCRでアイドルを目指すが
二人を中心に結成した「ザ・バンバン」は
攻撃的な歌詞やパフォーマンスで
パンクバンドとしてのスタートを切る。

ギグを行いながら徐々にファンを増やしていくが
成功と共にバンドには付き物の酒とドラッグの洗礼を受け
バリーは暴力的になる。
そして二人の取材を始めたライターのローラがトムと恋に落ち、
「ザ・バンバン」がデビューする頃は二人はボロボロだった。
やがて悲劇が訪れる。

胸が繋がり、循環器や脾臓も共有している二人は
当時の技術では分離手術が出来ず
バリーは心臓疾患も抱えてました。
片方が死ねばもう片方も死ななければならない。
運命共同体の二人だけど自由になりたいときもあります。

ケン・ラッセル監督ご自身が出てきて
いかにもドキュメンタリー風な展開が面白かったし
パンクムーブメントの走りと思われる
「ザ・バンバン」の楽曲がかっこいい。
すっかり虜になってしまいました。

結合性双生児を演じている二人は
実際にも一卵性双生児の俳優さんで、ルックスもそっくり。
常にくっついて演技しなくてはならず大変だったと思いますが
ぴったりと息の合った演技は見事でした。
二人の美少年が常に顔をくっつけてる姿は
なかなかBL的萌えを誘いそうでしたが
双子なんだし・・・と冷静に観ていました。
でもバスルームの二人をいかにも盗撮のシーンとか
アルバムジャケット撮影で勢いに乗って?キスしてしまう
二人の姿にはドキリ。
歌や演奏は一切吹替えなしだそうで、この実力は素晴らしいです。

原作は1977年にブライアン・オールディスによって書かれ、
こちらも関係者の証言から
トムとバリーの姿が明らかになっていくスタイルを取っています。
鑑賞後に勢いでサントラCDと原作本を購入。
しばし双子兄弟の余韻を味わいたいと思います。
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最終更新日 : -0001-11-30

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